Night Museum
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存在意義

少なくとも強い友情というものは、
ある不信と抵抗から始まるのが自然らしい。
-アラン-

成功する種牡馬に必要な絶対的な要素=傑出したスピード。アカデミック連載【サンデーサイレンス編】

自分の目と知識だけを信じ、世界中を飛び回る人生を送ってきた。 スペシャルウィークは北海道門別町の日高大洋牧場で、アグネスデジタルはケンタッキー州のラニモードファームで見つけてきた馬だ。 その馬体をじっくりと観察し、成長した姿をイメージする。 体のライン、飛節や繋など、チェックする項目はいくつもあるが、どの馬も同じように見ているわけではない。 最終的な決断は血統──。 この言葉を誤解しないでほしい。 私が拠りどころにしていたのは、目の前の仔馬に流れる血の根源。 馬も人間と同じように父や母に似た姿となって、この世に生を受ける。 さらに遡れば、祖父や3代父に似ている馬だって、いるかもしれない。 仮に脚が曲がっていても、繋の角度が十分でなくても…。 それが名馬と呼ばれた馬から譲り受けたものであるのなら、その馬には大いなる可能性があるはずだ。 私が管理した数頭の名馬について、この連載で話をさせてもらった。 なぜ、その馬を私が選んだのか? その理由についても説明させてもらった。 ゆえに読者の方は知ってらっしゃるはずだ。 決定的な理由は常に血統──。 この世界には多くの名馬が存在する。 そして、今日も多くの名馬が世界中で生まれ続けている。 その名馬たちは繁殖となって子孫を残し、時に栄え、時に淘汰されていく。 しかし、サラブレッドは単に繁殖を続けるだけの機械ではない。 経済の流れ、人間の思惑、それ以外の多くの要素が重なり、予想もしないような名馬が生まれることもある。 だからだろうか? 何十年も競馬の世界に身を置き、馬の側にいる生活を続けているが、その興味は永遠に尽きない。 競馬の魅力は血統──。 最後は必ずここに行き着く。 私は世界中で多くの種牡馬を見てきた。 海外の本を読み漁ったのも、やがて来る“血の流れ”を先取りするため。 その思いは現在も変わらない。 目の前の仔馬をより深く知るため。 私は数多くの種牡馬を、繁殖牝馬を知りたいと思った。 それがすべてのスタートだった。 ここからは調教師・白井寿昭の本丸とも言える部分だ。 連載の第1回に予定しているのはサンデーサイレンス。 日本の生産界を根底から覆してしまった大種牡馬で、私は彼の産駒で多くのGIを勝った。 だが、2回目に予定しているトニービンと私の相性は最悪。 私は彼の活躍を予見できなかったのだ。 だからこそ、読者の方々に知ってもらいたい。 なぜ、私がその種牡馬を評価したのか? もしくは評価しなかったのか? その理由を。 長い前置きになった。 しかし、この案件は調教師として生きた自分の最も大事な部分。 そして、私が読者の方に最も伝えたい部分でもある。 競馬の魅力は血統──。 世界には多くの馬がいる。今日も生まれ続けている。 長い連載になると思うが、ぜひお付き合いをお願いしたい。 【第1章】「サンデーサイレンスの本質」 ・日本の生産界が変わった 1991年、社台スタリオンステーションで種牡馬生活をスタートさせたサンデーサイレンスは、日本の血統地図を塗り替える大活躍を見せた。 活躍馬の名を上げたらキリがない。 現在、トップサイアーに君臨するディープインパクトもサンデーサイレンス産駒。 2年連続で凱旋門賞2着、数多くのGIを制したオルフェーヴルは、サンデーサイレンス産駒のステイゴールドを父親に持つ。 彼もまたサンデーサイレンスの血を引く名馬だった。 日本の生産界のレベルを引き上げ、世界のトップへと導いたのはサンデーサイレンス。 彼の強過ぎる影響に対し、生産界は新たな問題を提示された。 現在、彼の血を持たない内国産馬を探す作業は、あまりにも難しい。 上質のサンデーサイレンス系と配合する。これが何よりも重要。 優秀な種牡馬、繁殖牝馬を輸入することが急務になっている理由がここにある。 サンデーサイレンスの名が血統表の3代前、4代前になるまで、この状況は続くことになるだろう。 これほどまでの大種牡馬になる理由はどこにあったのか?  正直、これほどの名馬を売ったアメリカの生産界にとって、それは永遠の謎といえるかもしれない。 しかし、その予兆を私は感じていた。 結果が出たから言うのではない。 私はサンデーサイレンスの初年度産駒・ダンスパートナーでGIを制している。 初年度からこの馬の産駒に注目していたのだ。 間違いなく走る。そんな確信さえあった。 なぜ? その答えを、これから明らかにしていきたいと思う。 ・偉大な種牡馬の現役時代 あまりにも偉大過ぎる種牡馬・サンデーサイレンス。 彼に対し、どのようなイメージを読者の方々は持っているのだろうか? 現役時代の姿を実際に見た方は、ほとんどいないと思われる。 伝え聞く姿と彼が残した産駒の活躍をダブらせ、おそらくはこんなイメージを持っているのかもしれない。 激しい気性を抱える一方で、類い稀な瞬発力を持つ馬。 そのイメージは間違いではないが、正解でもない。それが私の考え。 私がそう言える理由──。それは現役時代のサンデーサイレンスを、この目で実際に見ていたからにほかならない。 一度目は三冠路線のライバル・イージーゴアが、8馬身差で圧勝した1989年のベルモントSだった。 このレースを見て、サンデーサイレンスのほうが強いと感じた人間は少ないだろう。 アメリカ競馬の最高峰・ブリダーズカップクラシックで勝つのもイージーゴアと誰もが思ったはず。 しかし、そのレースで勝つのはサンデーサイレンス。 私はそう思っていた。 競走馬には適性というものがある。 そして、この年のブリーダーズCは、フロリダのガルフストリームパーク競馬場での施行だった。 アメリカでは小回りに分類される競馬場。 このコースへの適性は、イージーゴアよりもサンデーサイレンスのほうが上だろう。 大箱のベルモントパーク競馬場で消されてしまったサンデーサイレンスのスピードが、この舞台で改めてクローズアップされる。 私はそう考えたのだ。 レースはほぼ予想馬通りだった。 サンデーが前を走り、イージーゴアがこれをマークする形で進む。 だが、最後までサンデーサイレンスは先頭を譲らない。 小回りのコーナーでも落ちることのないスピード。 ここでセーフティリードを奪えたことがサンデーサイレンスの勝因であり、これこそが種牡馬として成功できた最大の要因となった。 成功する種牡馬に必要な絶対的な要素=傑出したスピード。 サンデーサイレンスはこれを持っていたのだ。 【第2章】「サンデーサイレンスが日本に来た理由」 ・サンデーサイレンスの欠点 見栄えのいいイージーゴアと違い、サンデーサイレンスの馬体には弱点があった。 それこそがセールに出しても売れず、生産者とチャーリー・ウィッティンガム調教師の半持ちで走ることになった理由。 サンデーサイレンスの写真を見れば、それは一目瞭然だ。 後ろの飛節が「くの字」の逆の形になっている。 いわゆる「折りが深い」と表現される脚。 アメリカの競馬関係者は、この脚を「競走馬にとって致命的な欠陥」の烙印を押したわけだ。 詳しく説明していこう。 可能であれば、サンデーサイレンスの写真を見ながら、私の話を聞いていただきたい。 本来、尻尾の付け根の位置から、飛節と後ろの蹄が一直線にならなければならない。 それが走る馬になるための条件。 実際、私が仔馬をチェックする時の第一チェックポイントもそれだ。 しかし、サンデーサイレンスは飛節の位置が、その直線からはみ出てしまっている。 この手の脚の馬は故障しやすいだけでなく、トモで生まれたパワーが脚へと伝わりにくい。 それは競走馬としては致命的な欠陥。 このような脚をしている馬がサンデーサイレンスほどの成績を残すことなど、本来は考えられないことなのだ。 サンデーサイレンスが残した成績は偉大だ。 ケンタッキーダービー、プリークネスS、ブリーダーズCクラシックなどGIを5勝。 この成績の馬をアメリカの生産界が手放すなど、絶対にありえないことだった。 だが、馬体面に欠陥があったサンデーサイレンスは、これほどの成績を残しているにもかかわらず、生産界から嫌われてしまった。 逆にその欠陥を気にすることなく、購入を決めた社台グループのすごさ。 私はこれを賞賛したい。 あれだけの成績を残している馬なら問題ないと判断した。 むしろ、これほどのレベルの馬を手にするチャンスなどない。 欠点に目をつぶり、可能性のみに期待をかけた。 その判断が日本の生産界を変えるきっかけとなったのだから。 ・サンデーサイレンスの長所 馬体の欠点を知っている私が、それでもサンデーサイレンスの成功を確信した理由。 これについても触れなければならないだろう。 前回も説明したように、サンデーサイレンスの爆発的なスピードが、種牡馬として成功した最大の理由。 ならば、そのスピードを生み出している理由は? あまりにもしなやかで、柔らかい繋。 多くのサンデーサイレンス産駒も継承している柔らかい繋が、コーナーでもスピードの落ちない走りを可能にしていたのだ。 血統的に見るべきものがないとアメリカでは言われていたが、血統が自分の本職。 それについては次回に譲るとして、私自身はサンデーサイレンスの血統面を気にしたことはなかった。 むしろ、ハナに行くスピードを持ち、コーナーリングで差を広げ、最後まで辛抱する。 それが種牡馬として最も重要な要素ではないか。 後ろからレースを運び、切れで勝つような馬は種牡馬として成功しない。 これは私の一貫した見解。 ミスターシービーがそうだった。 同じ三冠馬のナリタブライアン、シンボリルドルフもどうかと思った。 スピードが足りないと思っていたからだ。 正直、ディープインパクトも種牡馬入りした当初はどうかと思っていた。 だが、ディープインパクトはサンデーサイレンスの血を引いていた。 それが他の三冠馬との決定的な違いになった。 ディープインパクトに乗っていた武豊騎手は、サンデーサイレンス産駒の乗り方を最も熟知していた騎手。 行かせば、行けるようなスピードをおそらくは持っていたのではないか。 種牡馬として大成功した現在の彼を見て、サンデーサイレンスの偉大さを改めて痛感している。 【第3章】「サンデーサイレンスの血統を探る」 ・サンデーサイレンスは雑草ではない 気性の激しさは目に見えてわかった。 しかし、サンデーサイレンスはその気性の激しさを、前向きな姿勢に転化していた。 その精神面も産駒に伝達するのでは…。 そんな期待を実は持っていた。 予想通りだった。 私が最初に管理したダンスパートナーは気性の激しい馬だったが、傑出した勝負根性と海外遠征でも屈しない強靭な精神力に、その気性を転化していた。 サンデーサイレンスの後継種牡馬として活躍しているステイゴールド。 彼自身もそうだったが、彼の産駒も気性の難しいことで知られている。 しかし、代表産駒のオルフェーヴルやゴールドシップは気性の激しさを勝負根性に変え、大レースで結果を残した。 その激しい気性があるからこそ、サンデーサイレンスの系統は繁栄しているのだと私は思う。 サンデーサイレンスの血統について、私独自の考えを紹介したい。 平凡な血統がゆえにアメリカから放出の対象とされた。 そんなイメージが一般的だが、サンデーサイレンスの血統は決して凡庸ではない。 当時の主流はノーザンダンサー系。 ヘイルトゥリーズン系が目立った血統でなかったのは事実。 しかし、ヘイルトゥリーズン産駒のヘイローに対して、私は“軽い”というイメージをすでに持っていた。 種牡馬にとって“軽い”は誉め言葉の1つ。 日本の芝でも走れる可能性を示唆するものでもある。 ヘイローの母はコスマー。その母はアルマムード。 一大勢力を築いたノーザンダンサーの祖母と知られる馬だ。 それを思えば、現在の隆盛も当然に思えてくる。 近親や兄弟に多数の活躍馬がいたイージーゴアと比較された立場。 セールで売れずに調教師と生産者が半持ちで所有することになった背景。 そのような状況がサンデーサイレンスを“雑草”のようなイメージに仕立て上げたのだろうが、彼には走っておかしくない下地はあった。 確かな血統のバックボーンをサンデーサイレンスは持っていたのだ。 ・サンデーサイレンスは母系を引き出す サンデーサイレンスの母ウィッシングウェルの父の父にあたるプロミスランドの子をやったことがある。 ものすごいスピードを秘めた馬だった。 だが、気性がものすごく悪かった。 ダンスパートナーのような気性の激しい産駒を管理したとき、サンデーサイレンスの気の悪さは、このプロミスランドが出ているのではないか? そう思ったこともあった。 同時にプロミスランドのスピードがサンデーサイレンスにも影響を与えている。 そう考えると感慨深いものがある。 サンデーサイレンスの特徴はスピードと強調してきたが、実際の彼の産駒は末脚の切れる馬が多かった。 だが、それは掛け合わせによって生み出されたものだと私は思っている。 サンデーサイレンスは自身のスピードを産駒に伝えつつ、母系の長所を上手に引き出していた。 切れやスピードの持続性を母系から加える──。 当時、サンデーサイレンス産駒との相性はノーザンダンサー系が1番だろうと私は考えていた。 スペシャルウィークはマルゼンスキー、ダンスパートナーならニジンスキー。 サンデーサイレンスなら、母父の特徴をしっかりと引き出してくれる。 彼らの残した成績とパフォーマンスを見れば、サンデーサイレンスが私の寄せた期待に応えてくれたことは、説明するまでもない。 【第4章】「サンデーサイレンスの最高傑作」 ・サイレンススズカという馬に思うこと サンデーサイレンスと相性がいいのはノーザンダンサー系。 私は常にそう思って馬を探してきた。 しかし、その考えは正解だったのだろうか? サンデーサイレンスは母系のいいところを引き出す種牡馬。 そして、数多くのサンデーサイレンス産駒の中で、私が最も素晴らしいと感じた馬は、母系がノーザンダンサー系の馬ではなかった。 サイレンススズカ。 この馬が種牡馬となり、現在の生産界に存在していたら、どれほどの影響を残していたのだろう。 仮に自分が生産者で、種付けする種牡馬を選べるとしたら、絶対に付けたい──。 そう思わせる馬だった。 サイレンススズカの魅力は絶対的なスピード。 重賞を走るような馬であっても、サイレンススズカのスピードにはついていけない。 自分のペースで走り、そのまま後続をちぎってしまう。 サンデーサイレンスの成功を予見できたのは、同馬の類い稀なスピードをこの目で見ることができたからだが、サイレンススズカはサンデーサイレンスを超えるほどのスピードを持っていた。 相性がいいと考えていたノーザンダンサー系ではなく、ミスタープロスペクター系から出現したことも、私の興味を誘った。 あの馬の毛色は栗毛。 サンデーサイレンスではなく、同じ栗毛だった母父ミスワキの影響を受けていることは一目瞭然だ。 ミスタープロスペクター系の持つスピードに関しては、血統の話をする際に何度か話をさせてもらっていると思うが、サイレンススズカはそれを具現化した存在だった。 仮にサイレンススズカが種牡馬として、数年でも活躍することが出来ていれば…。 おそらくはミスタープロスペクターの持っていたスピードを、産駒にしっかりと伝えてくれていたと思う。 惜しかった。 生産界は本当に惜しい馬を失ったと思う。 ・サンデーサイレンスの偉大さとは 話は少し逸れるが、小柄な大種牡馬として知られるノーザンダンサー。 実際に馬を見る機会はさすがになかったが、その写真などを展示してあるアメリカのミュージアムに私は行ったことがある。 背も低いし、小さくて見栄えのしない馬。 並んで飾ってある在来種の写真とそれほど変わらない。 だが、ノーザンダンサーは母系のいい面を引き出しながら、自身の勝負根性を産駒に伝えた。 ノーザンダンサー直子であるノーザンテーストも大きな馬ではなかったが、日本で隆盛を誇った。 彼もまた自身の特徴とともに、母系の長所を引き出した種牡馬だった。 サンデーサイレンス産駒の小さい種牡馬たちを見て、私はサイレンススズカの可能性を想像する。 ディープインパクト、ステイゴールドといった小さな馬たちが、自身の能力をしっかりと産駒に伝えた。 おそらくはサイレンススズカも同じだっただろう。 サンデーサイレンスに話を戻そう。 サイレンススズカの存在により、サンデーサイレンスという種牡馬が相手を選ばないオールラウンドな存在なのだと私は認識した。 ノーザンダンサー系の切れを引き出すだけではない。 どの系統の母系でもあっても、その長所を引き出してしまう特別な種牡馬。 多くの後継種牡馬に恵まれているサンデーサイレンスだが、それでも彼を超えるほどの種牡馬は出てきていない。 サンデーサイレンスは唯一無二の存在。 現在もその考えは変わっていない。 【第5章】「サンデーサイレンス産駒への思い」 ・初年度の活躍が大きかった 伊藤雄二調教師が管理したプライムステージは、サンデーサイレンスの産駒で初の重賞制覇を飾った馬。 気性が激しく、調整にかなり苦労した面があったようだが、彼女がいきなり結果を出したことは、サンデーサイレンスの将来に大きな影響を与えたと思う。 新種牡馬にとって、2歳の北海道シリーズで結果を出すことは重要なことだ。 早い時期に仕上がるということは、早熟性があるだけでなく、2歳戦で活躍できるスピードを持っている証明でもある。 それをアピールしたことで、サンデーサイレンスに対する我々の信頼度は格段に高くなった。 サンデーサイレンスは初年度産駒から優秀だった。 夏の新潟でフジキセキとタヤスツヨシがデビューし、ジェニュインや私の管理したダンスパートナーがそれに続いた。 ざっと馬名を列挙し、もしかしたら察知した方もいるかもしれないが、サンデーサイレンスが初年度から実に多様なタイプの馬を出している。 切れを有した馬もいれば、豊富なスピードを持っている馬もいた。 最もサンデーに似ていた馬となると、スピードの持続性に秀でたフジキセキあたりになるのだろうか。 ・大成できなかったサンデーサイレンス産駒 最後に私とサンデーサイレンスとの関連について述べさせていただきたい。 私はサンデーサイレンスの子で55勝もしているそうだ。 そんなに勝っていたのか──。これが正直な感想。 私に最初のGIをプレゼントしてくれたダンスパートナー、ダービーを勝ってくれたスペシャルウィーク。 フサイチパンドラもGIを勝ったサンデーサイレンス産駒だ。 だが、過去の連載で多くのことを紹介した彼らの話は割愛し、成功できなかったサンデーサイレンス産駒について。 今回は3頭の馬を取り上げさせてもらいたい。 アイリッシュダンスを母に持つアグネスシラヌイ。 有馬記念やドバイシーマクラシックを勝ったハーツクライの全兄にあたる馬だ。 ハーツクライもそうだったようだが、母父であるトニービンの影響が強いのか、この馬は腰が甘く、完成するまでに時間がかかった。 そして、とにかく気性が激しかった。 通算6勝、1億円以上の賞金を稼いでくれたのだから、失敗と言えないはずだが、残念ながら弟が偉大すぎた。 私自身はよく頑張ってくれたと感謝をしている。 青葉賞で2着に入ったこともあるプレシャスソング。 彼は私が求めたシラオキの血統を持っている馬で、その配合パターンはスペシャルウィークに近い。 違うのはプレシャスソングの母父がナイスダンサーだったのに対し、スペシャルウィークはマルゼンスキー。 その差が出たのかもしれない。現在ではそう思う。 母系の能力をダイレクトに出すのがサンデーサイレンスの特徴。 だからこそ生まれた現象と言えるのではないだろうか。 ニューイングランドはGIを勝った馬たちと遜色のない能力を持っていたと考えている馬だ。 彼はサンデーサイレンスの仔にしては珍しい栗毛。 サイレンススズカと似たことがこの馬にも言えた。 祖母のプレイメイトはウッドマンの母。 この馬の毛色が栗毛だった。 母父はダンジグ直子ながら距離をこなせるチーフズクラウン。 チーフズクラウンの祖母は名牝クリスエバートで、この馬もまた栗毛だった。 どちらの影響が強く出ていたのかはわからないが、私はその部分に強く惹かれた。 無事でさえあればクラシックに出走し、活躍できたはずの馬。 わずか7戦のキャリアで4勝2着2回の成績をあげたのだから、その見立てにほぼ間違いはないだろう。 私が管理した馬の中で最も「惜しい」と思わせたサンデーサイレンス産駒。 それがニューイングランドだということを、この項の最後に伝えておきたい。
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成功する種牡馬に必要な絶対的な要素=傑出したスピード。アカデミック連載【サンデーサイレンス編】

【覆面7号オフレココラム】「第85回東京優駿」

ダービー。 またしても、俺の持ち馬はこの舞台に登壇する事はなかった訳だが、俺は本当にダービーを取りたいのか?と言われれば、諦め半分の「取れたら良いな」的な感覚である事は否めない。 億を超える馬達でないと無理、という事よりも、そもそもダービーで勝ち負けするような仔を産む母系の馬を手にする事が出来ないと諦めていたわけだが、今年、俺はダービー馬を手にしたかもしれない。 ひょんな事から俺の手元に流れついてきた牝馬がいる。 このレベルの血統を持つ牝馬が俺の手元などに来るわけが無いのが競馬界の常だが、世の中は面白い。手に入っちまったわけだ。手に入った経緯を話すと長くなるが、まぁ、なんというか「わらしべ長者」的な話だ。 わらしべ長者では「藁→アブが結び付けられた藁→蜜柑→反物→馬→屋敷」という流れだが、俺の場合も似たようなものだ。 きっかけはとある寿司屋でノリで口にした「この馬良いじゃないですか!」という一言。500万ほどの安い馬を買うことになった訳だが、これがきっかけで付き合いが始まり、その馬が走ってくれた。月日は流れ流れて、最終的には「え?この繁殖俺に託してくれるんですか?」的な話である。 毎年、ダービー前後に「ダービーロス」「ダービーブルー」にかかり、若干センチメンタルな気分に陥る俺だが、今年はそれ程でも無かった。 その理由は「既にダービー馬を手にしているから」である。 現当歳馬のセリは7月頭のセレクトセールから始まるわけだが、大馬主さんには言っておかねばならない事があるな。 「すまん、第88回日本ダービーは俺が頂く。だから、セレクトセールにはダービー馬はいないぞ」 とね。 もうローテーションも決めてある。 2020年の10月の京都芝2000mでデビュー。 オリンピックの熱もさめやらぬ日本列島。 新馬戦を観戦しに競馬場へ行こうとするも、外国人観光客が多くて宿の確保も面倒な秋の京都。 まだまだ腰高でゆるゆるの馬体だが、楽勝してもらう。 鞍上は2019年に一気にTOP10ジョッキーに躍進した坂井瑠星。 厩舎は矢作厩舎でどうだ? 基本的に南関で競馬を覚えた俺としては「THE 大井魂」とも言えるこのチームでダービーを勝ちたい。 というか、瑠星をダービージョッキーにして、オヤジの英光と美味い酒が飲みたいだけだが、ダービーのトロフィーに酒を入れて回し飲みし、グダグダに酔っ払う。そして、朝起きたら「第88回日本ダービー」と刺繍された優勝レイにくるまって目が覚めて、「ああ、ダービー勝っちまったのか・・・」と、思いたい。 2戦目はもちろんダービーを意識して「東スポ杯」に向かう。 相手は、堀厩舎からデビューしているドゥラメンテ産駒の大物と、藤沢厩舎のディープ産駒。 そして、毎年恒例でもある「マイネル軍団」の中から総帥のビッグマウスによって人気先行しているスクリーンヒーロー産駒。 俺の持ち馬は、4人気に甘んじるが、勝ちに拘るよりもしっかり競馬を覚えさせるレースに徹してもらう。 にもかかわらず、2着に好走し賞金を加算する。 全勝ロードでは課題も見つけづらいし、ここは負けてもいいと思っていたが賞金加算によりローテーションも楽に考えられる。思った以上にこの馬走るぞ!と実感しながら冬のGI戦線はパスし、2月の共同通信杯から始動させるローテーションを描く。 冬を越し、馬体もしっかり成長。 まだまだ緩い部分はあるが、厩舎としてもこの成長力ならひょっとするかもしれないと期待が徐々に高まってくる。共同通信杯の結果次第では「皐月直行→ダービー」のローテーションの青写真。残念ながらここも2着だったが、収得賞金的には皐月賞の出走条件はクリアできる。 ただし、「皐月賞で5着以内」に入らなければ、ダービーへの出走はギリギリ。 タイプ的にも中山が合うタイプではなく、迷いに迷って皐月賞はパス。 青葉賞→ダービーのローテーションで進める事が決まった。 中3週で二回の東京への輸送は懸念材料だが、それよりも、東京に拘ったローテーションでダービーまでは進めると言う方針で合致した。 青葉賞当日。 この時点で賞金順でのダービー出走権はほぼ手中に収めているが、重賞未勝利馬がダービーで連対していない事を知っていた我々は、今の状況で勝てなければ「ダービーなど夢物語である」と、トライアル仕様ではなく、馬の成長力を信じた仕上げを施した。もちろん、120%の仕上げでは無いが、95%程度には仕上げてある。 東京も三度目の挑戦で輸送にもしっかり慣れた様子だ。一緒に乗っている1号のアニキも珍しく緊張している。東スポ杯、共同通信杯で共に半馬身差の2着で負けた最大のライバルが皐月賞を制していた。もう一度、ダービーで雌雄を決するためには、ここで負けてはいられない。1号のアニキに「青葉賞勝ったら、表彰式で『はいどーーん』って叫ぶけどいいか?」と聞くと、「バカ、それはダービーまで取っておけ」と窘められる。 そんな青葉賞を、持ったまま3馬身突き抜ける。 もっと嬉しいものかと思っていたが、思ったより頭は冷静。1号のアニキとがっちり握手を交わし、口取り写真を取るために地下馬道を通ってウィナーズサークルへ向かった。ダービーへの勝利を予感させる楽勝ぶりに、身が引き締まる思いで、おちゃらけている雰囲気では無い。 東京競馬場の地下馬道からウィナーズサークルへと上がる坂道。歩を進めるたびに徐々に明かりが差し込んでくる。外に出た瞬間に聞こえる大歓声。そして、一気に視界がひらけ東京競馬場のスタンドと青い空が眼に飛び込んでくる。この景色が、俺はたまらなく好きだ。これが、ダービーで見られるとすれば・・・。 武者震いが止まらない。 オークスは荒れに荒れた。 それが、余計に「俺たちの馬でも行けるかも」と思わせる。 ダービー出走が決まってからというもの、すべてが手につかない状態が続く。 出るだけではなく、『皐月賞馬の2冠に向けたの最大の刺客である』と、持て囃されている。 気がそぞろで、事故でも起こしたらたまらないという事で、バスをチャーターして東京競馬場に向かう計画だ。 ダービー当日。 朝4時半には目が覚めてしまった。 なぜか、二日酔いでも無いのに嗚咽がすごい。 ほぼ寝ていないにもかかわらず、頭は冴え、目は血走っている。 大して小便も出ないのに、何度もトイレに足が向く。 ビビってんのか? 自分が走るわけでもないのに、緊張感が物凄い。 ビビってんのか? 緊張をほぐすためなのか、ずっと意味の無いことをしゃべり続けている。 ビビってんのか? 「俺の馬が勝ったら「はいどーん!」って、叫ぶぞ!」ってコラムに書いちまった事。 ダービー馬主がキチガイってのも悪くねーけど、流石に騎手インタビューのマイクを奪って、東京競馬場に響き渡るくらいの音量で『はいどーーん!競馬は簡単だ!』なんて叫んだら、そのまま捕まる可能性があるよな・・・。 朝から、そんな事を考えながら持ち馬の入った枠色と同じパンツ・ネクタイを締め、競馬場に向かう。 一日中ふわふわした感覚だ。 思考の中心が定まらないし、視点も定まらない。 皐月賞や菊花賞、オークスや秋華賞、そういったレースには挑戦した事があるがダービーは初めてだ。初挑戦で勝てるほど、甘くは無い。甘くは無いが、今、3人気。 期待するなという方が無理だ。 横を見ると1号のアニキはバコバコ馬券を当てている。 これがこの人のリズムなんだろうが、流石だ。 俺みたいな小物は、持ち馬の生まれた時からの写真を見ながら哀愁を漂わせ、既に現実逃避気味で馬券になぞ集中できる精神状態では無い。 午前中のレースで馬券に集中できない事を悟った俺は、出走馬主のパーティーを終え、出張馬房に出向く。 東京競馬場の馬房は異常に遠い。 パドック脇から地下馬道に入って直ぐ左に駐輪場があり、そこに停めてある自転車は自由に使用してよく、それに乗り馬房を訪問するわけだが、なぜか地下馬道から場房に向かう下り坂で、1号のアニキが異常に飛ばし始め、競争になる。1号のアニキも緊張していたのだろう。飛ばしているが、何回も足がもつれ、ペダルを踏み外す。完全に空回りだ。二人して息が上がった状態で馬房を訪れる。 中三週の再輸送でも馬体を減らさず、毛艶もいい。 眼力も1号のアニキに負けて無いし、オラオラ感では俺にも勝っている。 僅か2分ほどの滞在で、スタンドに戻ったが、馬に会ったら、さっきまでの緊張が嘘のように冷静になった。 「お前ら、いい年して、なに緊張してんだよ!走るの俺だしw」 と、愛馬に言われているような気がした。 パドックでも威風堂々と歩き、返し馬でも落ち着き払っていた。 パドックからスタンドへ戻るエレベーターで、ライバル陣営と一緒になる。 誰も口を開かない。 いや、開く空気感では無い。 馬主席に戻り、単勝馬券だけをしこたま買い込む。 スタンドから双眼鏡で覗いた愛馬は、ゲート裏でチャカつくこともなくしっとりと気合を乗せゲート入りを待っていた。 握った双眼鏡がヌルヌルと手汗で湿る。 ファンファーレが鳴り響き、観客の手拍子と掛け声が場内に響き渡り、何度も聞いてきたアナウンサーの声が頭の中でリフレインする。 第88回日本ダービー。 2018年に産まれた7145頭の頂点を決める戦いが始まろうとしております。 最後の一頭がゲートにおさまって、体勢完了! スタートしました! 18頭綺麗にそろいました! ・・・・・・・ 今年生まれたハーツクライの牡馬への妄想が止まらない。 俺は妄想で元を取る。 悪いが、第88回日本ダービーは俺たちが貰う! ぐははははは! あ、一応言っておくが「気が狂った」わけでは無い、元々狂っているのである。 了
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【覆面7号オフレココラム】「第85回東京優駿」

【歩き方Vol.221】「競馬の本質」が分かれば「お金の本質」も見えてくるの巻

どうも、カリスマ編集長の近藤です! いやはや参りました(汗) 昨夜中田君が担当した「カリスマの歩き方」を見た方なら分かると思いますが、オークス・日本ダービーが控えるこのタイミングだからこそ、各ビッグレースの優勝経験を持つ藤田さん、白井先生の“金言”も価値が倍増すると考え、歩き方にて取り上げさせていただきましたが、その直後に我々編集部全員が度肝を抜く「文章」が寄稿されることになるとは・・・。 熟練カリスマーの方なら改めるまでもないでしょう。 そうです、小鳥の7号さん執筆による「ギャンブル依存症」をテーマとした【論文】です。 ※論文(ろんぶん、英: paper)とは、学問の研究成果などのあるテーマについて論理的な手法で書き記した文章。漢文中の語句としては“文ヲ論ズ”=“文学について論ずる”の意味でも使われた。また、特定の研究成果についての記述ではなく、あるテーマについて論述する論文の一つの形式として小論文がある。 ---------------- 最後の最後まで読んだよ!という方も多々いらっしゃると思いますが、改めてその内容に言及しますと、事の発端はNHKの「おはよう日本」で放映された「競馬場でピクニック」という特集番組。 その番組内で流れた「子供に予想させる」「子供にJRAの職員が馬の見方を教える」という部分に、ある記者がSNS上で警鐘を鳴らしたところ、 本日の「大人気!!競馬場でピクニック」という企画には目を疑いました。競馬場に子供連れで来ることを推奨する内容もさる事ながら、小学生の子供に、レースの勝ち馬を予想させ、応援をさせる。依存症は子供のころからなじむほど、ギャンブル依存症のリスクは高まります。あまりに無責任かつ不見識です https://t.co/jMgvxjczpK — RICO(田中 紀子) (@kura_sara) 2018年5月12日 その投稿を目にした一部の競馬ファンから 「お前は競馬のことを何もわかってない!」 「私は子供の頃に競馬場に連れて行ってもらったが、ギャンブル依存症ではありません。」 などなど「感情的」なやり取りが横行し、そもそもの「論点」がブレブレの中、軽い炎上のような現象に発展していたわけです。 その投稿をたまたま目にしたであろう7号さんからすれば、どちらが正しいとかの話をする以上に、まず「論点」を明確にしたほうがいいんじゃない? って話にまぁなります。だって7号さんだもん。 その経緯をツイッターで、チラチラ観察していたので、ロジカルな文章が届くのは百も承知だったわけですが、そこに描かれている内容が自伝みたいな深いい話になっているじゃありませんか! カリスマー(カリスマ読者の愛称)の平均年齢って感覚でいうと40歳前後くらいだと思いますが、もし20代、30代の方がいるなら、ここは絶対に目を通しておくべきです(マジで)! ------------------------------------- 俺の「労働の定義」を書いておく。 青臭いし、理想論だと言う事も分かっているし、「誰もがそうはできないんです・・・」という意見が出る事も承知で、自分が少数派である事も理解した上で書くが、「労働=誰かを喜ばせる事」であり、その結果報酬を得られるものであると理解している。 つまりは、「金」のためではなく「人を喜ばせる」という原理原則を基に働かないと、モチベーションは簡単に崩壊する。口では金が欲しいから働く!と言っている若者の中でも、本質が分かっている人は、上司だけを見るのではなく、しっかり客を見ているし、世の中に「こういったものが必要でしょ」という、「誰かを喜ばせる事」が自然と目的になっている。 (中略) 俺は、馬券を外しても「一切謝るつもりがない」と今までも明言してきたが、外れて競馬がつまらなくなったり、人を憎たらしく思うようなタイプの人は少し危険だからね。「コイツ予想外れたのに謝りもしねーよ。もう馬券なんてヤメた!」と思わせた方がいい。つまり、俺が謝らないのは、馬券で負けて身を滅ぼす人を作りたくないという理由もある。 また、「金払ってんだから俺が客!お前はいうこと聞け!」とか、「俺が今までいくら使ったと思ってんだ!」という態度で飲んでるヤツとか、「お客様は神様です」を逆手にとって横暴な振る舞いをするヤツが「嫌い」なわけ。 滅多に嫌いとか言わない俺でも、嫌いな事があるわけ。 特に競馬のコンテンツの価値=「馬券の当たり外れ」だけ、となると、まるで不良品でも売ったかのような扱いされるからね。前提どこ行った?って話は、先週の無料イベントのコーナーで長々と書かせてもらったが、馬券外れた事をネチネチ指摘してくるヤツって、俺の感性とは全く合わないばかりか、やはり依存症になりやすい可能性があるんだわ。 俺は、馬券じゃなくて競馬を楽しんでるの! 「え?当たって外れて一喜一憂してるんだから、馬券を楽しんでるんじゃないの?」と思ってる人がもし多いなら、コラム書くのやめるわ。ブログ時代から5年以上書いて来て、そんなアホしか、寄ってこないのなら意味ねーしな。 まぁ、そんな人がカリスマの読者にはほぼいない事は先週も書いたけど、初めて読みに来た時に「なんじゃコイツムカつく!」と、直ぐに感じてもらえるようには、書いてる訳。 読者さんに無駄な時間使わせたくないからね。 読者さんを依存症にさせるわけにはいかないからね。 一応、俺流の思いやりね。 ------------------------------------- 前段部分の労働の定義(労働=誰かを喜ばせる事)、「金」のためではなく「人を喜ばせる」という原理原則に基づき働くことの意味について語られています。 これ見る人から見れば、ギャンブル依存症と一見関係ない話にみえるかもしれませんが、めちゃくちゃ関係あると私は思うんですね。 というのも、物事の原理原則を理解していないと、本来お金を使う側の人間が、そのお金によって支配される事になりかねないというケーススタディを何度も目にしてきたからです。 例のラグビーのニュースもそうです。 彼は殺人タックルを行うためにラグビー選手になったのでしょうか? そんなはずはありませんよね。 もし仮にそうした指示を監督等責任ある立場の人間が行っていたとしても、なぜ自分はラグビー選手になり、どういうプレイスタイルで観客を喜ばせたいのか、この辺りの考えが明確であれば、あの事件は防げていたかもしれません。 ただし「相手チームに勝つ」ということだけが目的になってしまうと・・・という話です。 ですから、誰の役に立ちたいのか、その人たちは何に困っているのか、その解決の為に自分は何ができるだろうか、そして、それは自分の得意分野にあたるのか、もしくは周囲に得意な人がいるかどうか、社会的に意義のあることなのか、人を幸せにできるのか、こんな事を大好きなハイボールを飲みながら、毎晩とはいいませんが、想像を含らませ、それが結果的に明日への「原動力」になっています(あくまで私の場合)。 と、ここまでオークスのオの字も出てきていませんが、そこは「精鋭カリスマ6」のメンバー陣にバトンタッチすべき領域だと身の丈をわきまえておりますので、7号さんの【論文】とともに、贅沢な競馬の時間をこのあと堪能いただければ幸いです。 最後に、今日もカリスマメンバー陣、派手に的中馬券ビシバシ当ててましたが、それがカリスマ6だと思っていますので、はしゃぐこともなく、心清らかな気持ちで明日のオークスに臨みたいと思います。 くれぐれも深酒して、明日のオークス馬券買い損ねた~なんてことがないようご注意ください! それでは、また明日! カリスマ編集長・コンカツ
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【歩き方Vol.221】「競馬の本質」が分かれば「お金の本質」も見えてくるの巻

「ギャンブル依存症」

今、競馬界で話題のネタに触れてみる。 話題になったのは以下の記事について。 小学生に競馬予想!? NHK「おはよう日本」不見識ぶり ギャンブルが、「ギャンブル依存症」を生み出してしまう事は事実である。 しかし、ギャンブルを行う全ての人が「ギャンブル依存症になるわけでは無い」というのも事実である。 そして、ギャンブルとギャンブル依存症発生との間にどのような「因果関係」があるのかは、まだ明らかにされていない部分が多いと聞く。 これらの事実を前提に、上記記事に対しての俺なりの考え方を書く。 まず、ここには2つの立場が混在する。 ◆「ギャンブル依存症の罹患者に詳しい」人。 ◆ギャンブル依存症の存在は知っていても「罹患者にそれ程詳しく無い」人。 俺は、申し訳無いが「詳しくない」方の立場に近いといえる。 この立場である事を明記した上で、書きたいことを書こうと思う。 まず、それぞれの立場について。 ◆「ギャンブル依存症の罹患者に詳しい」人。 ギャンブル依存症患者をケアし発生を抑制しようとしている方の視点から見れば、そこに至ってしまった全てのプロセスに依存との相関関係があるように思ってしまうのも分かるし、そういう罹患した患者さんを何人も見てきた人なら「その悲惨さ、凄惨さ」から、そもそも論として「ギャンブルの存在自体を否定」し「ギャンブル=悪」という極論的なバイアスが掛かった見方をしてしまう事は理解できる。 ◆ギャンブル依存症の存在は知っていても「罹患者にそれ程詳しく無い」人。 ギャンブル依存症になっていない側、また、回りにそういった人が居ない側が、自らの原体験に基づき「競馬はそんなに悪では無い」「ギャンブルも悪では無い」という意見を言うのはもちろん自由だが、現実世界に「ギャンブル依存症罹患者が居るという事実」から目を背けているとすれば、それも、闇雲に競馬を擁護するだけのバイアスが掛かった意見だと思うわけだ。 そして今。 上記記事の執筆者が、NHKの「おはよう日本」で放映された「競馬場でピクニック」という特集で流された「子供に予想させる」「子供にJRAの職員が馬の見方を教える」という部分に、警鐘を鳴らし、改善を要求した事から端を発し、今競馬関係者界隈でも少し話題になっている事象である。 これは、良くある「平行線」の議論になりやすい状況で、平行線ならいいが「どちら側も相手がおかしい」「相手が間違っている」という議論になりやすい状況が生まれていると思う。 なぜそんな状況が生まれるか? まず、この話題の発端となっている記事内容が、「いくつかの論点」を混ぜ込んで書かれているところが話をややこしくする。 意図的なのか無意識なのかは分からないが、自分の愛しているものに対して、自分が誇りを持っているものに対して、批判をされたり、自分の行動が結果的に批判されているかの様な状況に遭遇すると、人は「認知的不協和」に陥る事がある。 それが、双方に起きている・・・。 記事執筆者はギャンブル依存症の危険性を訴え続けているわけで、その活動に自負を持っている。だからこそ、「ギャンブルはリスクがあるのにNHKめ、子供を危険に晒しやがってなにやってんだ!」という視点でハレーションが起きている可能性がある。 そして、競馬愛好者側、競馬事業関連従事者にとってみれば、誇りを持った仕事、大好きな趣味に対して、「悪」と言われているような感覚に陥り、「競馬は悪くねーだろ!ふざけんな!」的な視点でハレーションが起こっている感じに見える。 個人的には、 「どっちも言っている事は間違って無いけどね」 という感想であり、なんなら、双方が協力をしなけりゃいけない問題なのに、噛み合わないね、と。 ギャンブル=悪!と言い切る側 そして、それは競馬を愛する側からすれば、自分の人生を否定されたかのように感じ、そんなの極論だ!と反論したくなる。 だから、「競馬」と「馬券」を混同するな!と言ってるのに・・・。 この攻防の意味の無さに、なんだこれは?と思った次第である。 だから、まずは発信者の論点を勝手に整理してみる。 1.子供と競馬の接し方 2.子供と馬券の接し方 3.幼少体験と依存症との相関関係 4.NHKとしてのモラルの基準 大きく分けると上記4つの論点がいくつかクロスオーバーしながら語られていて、さらに、そこに、執筆者の「主観」と、調査結果が根底にありそうな「見解」がないまぜになって書かれていると感じた。 もちろん日本は言論の自由が保障されている国だから何を書こうといいと思う。 仮に「意図的にないまぜで書いている」とすると、それはそれで人を巻き込みやすくする上では「秀逸な炎上技術」だなとも思わされた。 事実、俺もこうして感化されてコラムを書いている。この方がもし無意識でそう書いているなら、元来が論点ずらしの上手い方なのかもしれないし、そういう意味では、論点を整理してみたいと思わされた。 で、この記事での主張は上記したように「大よそ4つ」に分類できるので、それぞれに、俺の意見を書いておこうと思う。 ------------------------ 1.子供と競馬の接し方 ------------------------ そもそも、この執筆者は「競馬」と「馬券(勝ち馬投票権)」を混同している。 ここが、競馬ファンを「イラっとさせる」原因の一つにもなっている。 だから、馬を見てレースで勝つ馬を予想する=ギャンブルとして捉えられちまってる。 ギャンブルは、金を賭けるもの。そして、そのリスクの対価として1:1以上の対価が得られる可能性のあるもの。 そして、この記事執筆者が言っている「若い時期にギャンブルに接触した人の方が罹患率が高い」というのは、事実だが、だからこそ、競馬と馬券を一緒くたに語っているのは愚行だと考えているのが俺のスタンス。 まぁ、競馬自体は国が税金を徴収する一つのシステムとして認めた馬券(ギャンブル)を内包したコンテンツだから、ある意味ではタバコや酒と変らない立ち居地で扱いたくなるのは分かる。だから、馬券購入には年齢制限がある。 がしかし、その事を「ギャンブル依存症を生み出してはならない」という極論的な視点から、競馬と馬券を混在させた議論にすると、話がややこしくなる。仮に「全てのギャンブルを排除」すれば確かにギャンブル依存症患者は世の中から居なくなるかもしれないが、それはまた、トレードオフの形で別の問題が出てくる。 例えば、失業者。 例えば、闇ギャンブルの増加。 まぁ、人間の本質には「勝ち負け」「優劣」をつけたがる装置が備わっちまってるから、結局「ギャンブル的要素」をこの世からゼロにはできない。そこから派生した一つの病気を見過ごす事はできないが、かといって、そこを中心に全てを悪として捉えるのはおかしな話だ。 つまりは、極論が通用しない問題。 その上で、執筆者は「子供に予想をさせた事」を中心に「ギャンブルを一方向からの視点で紹介するのは如何なものか?」と、言及しているわけだが、ここも論点が定まらない。 「馬券」という「出口」があるから、競馬の予想を子供にさせるのは「けしからん」という事が言いたいのか? そもそも、対象は何であれ、「子供に勝敗予想をさせる」ということ自体が「けしからん」といいたいのか? ここら辺が定かでは無い。 ここを整理すると、 まず、「馬券(ギャンブル)」と「競馬(競技)」を混同してはならず、その上で、 ◆子供に予想させた「映像を放映したのが問題」で見識を疑っているのか? →NHKがターゲット ◆そもそも、子供に「予想行為をさせるのが問題」で見識を疑っているのか? →親がターゲット どっち?それとも両方? その辺が、ぐちゃぐちゃになっていて、さらに、競馬と馬券を一緒くたに捉えた認識で、「子供に競馬を見せるのはリスク!」的な事を書いているから、競馬ファンがざわつく。 そもそも、その根拠となっているエビデンスの書類自体「予想/推理行為」ではなく、 「海外の研究データから、若いうちにギャンブルを始めると、ギャンブル依存症になるリスクが高まることがわかっています」 と書いてある。 つまりは、予想行為とギャンブルを混同してブチきれてるわけだよ、この執筆者。 さて、少しは整理できてきたかな。 まずこの論点に対しての意見を言っておくと、俺は今回の事例で注意喚起をしなけりゃならないのは、「親」がターゲットだと思ってる。(※NHKに関しての意見は後述する) 注意喚起では無いかな。 こういう風に教えてあげてね!という具体例が必要だと思ってるわけ。 競馬への触れさせ方、それは「やり方次第」であると俺は思っている。無条件で良し!というつもりは無い。それらの話をしていく。 先日、スポーツBETが合法になるというニュースが駆け巡ったアメリカ。 今後、日本でも起こりうる「スポーツBET」の認可。もしその状況下になった時に、「競技」と「ギャンブル」を切り分けて考えておかないと、野球を見るのも、サッカーを見るのも、その勝敗を予想するのも、応援するのも、ましてや、少年野球や少年サッカーなどのチームに入るのも、すべて「ふさわしくありません!」とでも言うのか、このお方は・・・ということになる。 「競馬と馬券」を混同する事の一例として、極論を書いてみたが、この記事の執筆者は、そういう事を言っている事にまず気づいてほしい。 そういう表現が多いから、良い事を言っていても反感を買う事の方が多くなる。そこが勿体無い。 つまり、「子供が競馬(競技)に接するのは悪く無いだろ!」っていう話であって、「予想行為自体も悪ではない」し、スポーツという勝負事、勝ち負けが付随する物事におけるオーディエンス側の楽しみ方には、「予想や推理がセットの娯楽」であるという真理を無視した意見であり、そこを突然ギャンブルと結びつけるという飛躍した意見になってしまっていると思う。 だから、競馬が悪ではなく 「競馬は、馬券というギャンブルを内包したコンテンツであり、その出口(馬券)があるからこそ、子供を競馬に触れさせる時には、具体的にこういう所に気をつけていただきたい」 と言われれば、俺は「うん、一理あるよね」と同意できる。 ただ、何も具体的な話が無い。 ただただ、「子供に競馬の予想させるなんてリスクよ!」と、ヒステリックに言っているだけに見えてしまうのは、折角の場なのに「具体例」を示さないからじゃないのか? そこに、俺も、イラっとした事は事実。 ------------------------------------- 2.子供と馬券(ギャンブル)の接し方 3.幼少体験と依存症との相関関係 ------------------------------------- これは、ちゃんと考えなきゃいかん。 どういう「原体験をさせるか?」という事であり、俺は、さっきも書いたとおり「親の問題」だと思う。 「予想した馬が1着だったからご褒美に美味しいもの食べよう!」 一見悪くない。 しかし、これは、「予想」が当たった事の延長線上に「報酬」が待っているかのように錯覚させる。 楽しんでいるだけなのに「何が悪いんですか?」という人も居るかもしれないが、このルーティンを短絡的に子供に刷り込むのは確かに危険で、子供の潜在意識におかしなタネを埋めてしまう可能性がある。 ギャンブルの何が悪いか?と聞かれりゃ、俺は何も悪くないと答える。 合法の範囲で運営されている公営ギャンブルである以上、何も悪く無い。 ただし、俺も色々なギャンブラーを見てきたし、様々な、依存症になりやすそうな人も見てきた。俺自身も危なかった事もある。もちろん、研究まではしていないから、記事執筆者ほどの知見は持ち合わせていないので、「知らない立場」として綴っているが、一つ重要な事が見落とされている気がしている。 シンプルに書くとすれば 「報酬を得る事に関しての価値基準」 という事。 俺が今まで接してきたギャンブラーたちを見ると、上記の基準が真っ二つに分かれる。そして、片方のタイプに「ギャンブル依存症予備軍」と言えるような人が多かった。 なので、俺は、この視点から今回の記事執筆者が書いた「子供に競馬の予想はリスク」という部分に関しての考え方と、具体的な予防法を書いておこうと思う。 報酬にはざっくり2種類ある。 報酬1=労働の対価としての報酬(一部の不労所得も含む) 報酬2=ギャンブル/投機などによって得られる報酬 この報酬に対しての価値観が「お金に色は無い」的に「1=2」的な価値基準の人と、ギャンブルで得た金はあくまで「水物」として「1>2」という価値基準の人。 この二つに大きく分かれていた。 ちなみに、「1<2」という人はほぼ居なかった。 「1<2」を実践できる、と思っているかいないかでいえば、ほとんどの人が博打でメシを食っていけるという認識は持っていないのである。逆にパチプロやプロ馬券師はほぼ依存症には陥らないレベルの強靭な精神力が必要な仕事であり、ある意味では、その時点で「ギャンブルでは無い」という位置づけである。 前段が長いのは、正確に伝えたいからなので、しばし、お付き合いを。 で、なぜこの「報酬を得る事に関しての価値基準」の話をしているか? ここの価値基準の違いが、後に「依存症」になるかならないかの「一線」で、踏みとどまれるか、引きずり込まれるか、に大きく関わっているのではないか?という俺の仮説がある。 もちろん、科学的にデータを取った事では無い「感覚的」な話ではあるが、「ギャンブルに依存しやすい人」の一つの指標にはなるんじゃないかな?と思っている。 で、ざっくり書いた3つのタイプ分けの中で、どのタイプの人が依存症になりやすいかというと、「1=2」の人が多かった。俺個人の実体験でのデータで、対象は自分も含めて100人程度だから、このデータ自体バイアスが掛かってる恐れはあるが、実際そうだった。 なぜ、1=2の人が依存症に陥りやすいか? 結論から書くと、「労働への意欲が減少しやすくなる」から。 更にいえば「労働は金のため」という基準が強いと、さら危ない。 俺の「労働の定義」を書いておく。 青臭いし、理想論だと言う事も分かっているし、「誰もがそうはできないんです・・・」という意見が出る事も承知で、自分が少数派である事も理解した上で書くが、「労働=誰かを喜ばせる事」であり、その結果報酬を得られるものであると理解している。 つまりは、「金」のためではなく「人を喜ばせる」という原理原則を基に働かないと、モチベーションは簡単に崩壊する。口では金が欲しいから働く!と言っている若者の中でも、本質が分かっている人は、上司だけを見るのではなく、しっかり客を見ているし、世の中に「こういったものが必要でしょ」という、「誰かを喜ばせる事」が自然と目的になっている。 ここが、子供へのギャンブル教育の最初のレイヤーなんじゃないかと思ってる。 え?ギャンブルと報酬への価値基準なんてカンケー無いじゃん・・・とは言えないのだ。 さて、そろそろこの項目の本題に。 そもそもギャンブルから得られる報酬は「労働の対価としての報酬」ではない。 にもかかわらず、価値基準が「1=2」だと、ビギナーズラックなどで②を得た場合に、「月間300時間も働いて得た給料が30万円なのに、競馬で一瞬で20万円勝っちまったよ・・・。俺の労働力の価値なんて本当に低いよな、なんだか仕事すんのバカバカしいよな」という思考回路に陥る人が多かった。 つまり、「仕事=労働=人を喜ばせる事」だとすると、途中を端折れば「人を喜ばせる事」が馬鹿馬鹿しく思えてしまう・・・という事に危険が潜んでいる。 だからこそ、「親」の問題としたんだが、子供に何を教えるかは親によって様々だし伝え方も順番も無数にあると思う。 しかし、ギャンブルという側面をもつ「競馬」に触れさせるのであれば、触れさせる前段で「報酬を得る事の大前提」である「人を喜ばせる事の楽しさ」を親が教えてからでないと、子供の受け取り方次第では、別の着地点に誘ってしまう可能性がある事を、親は理解しておくべきだと思っている。 うちの子に限って・・・は通用しない。 ギャンブル依存症患者は確かに親もギャンブル依存症だったりする。 それを、俺は「遺伝」ではなく、親の育て方に起因して「価値観の醸成ができていないからなのでは無いか?」と考えている。 そこを親が教えられないんじゃないか?とね。 報酬をもらう事の原理原則・大前提は「誰かを喜ばせる事」だと思っている俺だが、最初のターゲットは母親だった。親の言いなりの良い子ちゃんになるという事ではなく、いかにサプライズを仕掛けて笑わせるか?というのが最初の俺の労働だったのでは無いか?と思う。ぶっちゃけ、今もそのときとほぼ変らない感情で仕事をしている。 だから、誰かが喜ぶのであれば、無報酬でもこんなコラムを書いたりしているバカ、それが俺。おそらく、この記事の執筆者も似たような人だと思う。 決して時間の無駄とも思わないし、苦労と思った事も無い。 その上で、本題。 上記してきたような、報酬に対しての価値基準が醸成されていない状態の子供に「労働ナシに=報酬がもらえる」という方程式が無意識下に刷り込まれると、そもそも、労働の本質や尊さに気が付くことができず、「ラクして楽しんで金儲け」という面だけが刷り込まれてしまう可能性は、ゼロでは無いということ。 確かに90%以上の人は大丈夫だろう。 ただ、誰もが陥る危険性はゼロでは無い。 大人になってからバカラや丁半博打などのシンプルな博打にハマり依存する人が特に多いのは、そこに「思考」「推量」が介在しないケースの方が圧倒的に多く、何らかしらの「労働」「労力」と言える行動が伴わないからではないか?と考えているし、そういう意味では、馬券は「思考」「推量」が必要なギャンブルである事からバカラやパチンコほど依存症を産む危険性は少ないのかもしれないが、馬券を買う行為自体は「思考」「推量」をしなくとも、できる。 つまり、賭ける行為自体は「ラク」なのである。 そして、ビギナーズラックも含めて、「ラクに報酬」が得られるケースがある。 パチンコ、カジノ、は特にそうかもしれないね。 つまり子供に限らず、思考停止状態で馬券を買う人はおのずと依存症に掛かり安い下地を作っているのでは無いかと推察できる。 それが、脳が発達期であり、思考力がソコまで発達していない子供ならなおさら。 この記事の執筆者は「リスク」があると言っているが、なにが「リスク」なのかは書いて無いし、依存症になっていない我々には分からない。 だからこそ、この記事執筆者の言っている事が伝わりにくいのではないか? と仮設を立て、ではリスクがあるとすればどこだ?と考え導いたのがこの項の話。 「競馬が悪い」「ギャンブルが悪い」という雑な意見ではなく、 「労働の対価では無い報酬」への興味を、「報酬=労働の対価=人を喜ばせる事」という基本的な価値基準が"醸成される前"に体感させてしまう事にはリスクがありますよ と言ってくれれば、それはそうだろうね、と、俺も同感である。 だから、今回の問題を提起するなら「親御さん気をつけてね!」そして、「NHKさん、そういう事をちゃんと伝えてね!」と言えばいいだけじゃね?という事。 依存症の会の相談者はご家族が多いだろうし、既に発症してしまった後に、そのご家族を責める事もできないだろうから、その辺りの根本的な話は抜け落ちちまってるのかもしれないし、敢えて抜いているのかもしれないが、ギャンブルの話というよりも、もっと根が深い話なんだと思うんだけどね、俺。 それを、「子供に予想させるなんてけしからん!」そんなものをTVで放映し増長させる行為をしているNHKの見識を疑う!って言ってるんだけど、なんか、論点ズレてない?という気がする。 ◆報酬は労働の対価である事=人を喜ばせる事 まずは、ここを徹底的に教えていないのであれば、ギャンブルを内包する競馬を通じて何かを体験させる事など100年早いと思う。ソコより先に教える事アルだろうよ!とね。 その順番を勘違いした親が 「労働の対価である報酬<ギャンブルでの報酬」 という不等号記号で表した「優先順位」を”悪気なく”刷り込んでしまう行為は、自分の子供を殺す行為と等しいかもしれないと思ったほうが良い。 「いえいえ、ちゃんと教えています!」という方。 そう、ほとんどの人はそう、ちゃんとやってると思う。 こういう事に反論する人は、ちゃんとやってる人が多い。 やって無い人は、逆に、この話題にすら気付いていないよね、きっと。 ただ、常に立ち止まって考えなければならないのは、”本当に自分は出来ているかな?”と自問するメタ視点を持つ事。自分の人生であればいいが、子供の人生。変に過保護に育てても意味は無いが、ミスリードもよくない。 子供の好奇心は恐ろしく、親がイメージしているのとは違う方向に暴走する事がある。その原体験を元に価値観が醸成されると「思った方向とは違う成長」という結果が生まれてしまう事は、確かに否定し得ない。 それが良い方に転ぶか、悪いほうに転ぶか、はその後の環境によっても大きく変る。 日本は多くの人が「自然」と「1>2」という価値基準を醸成しやすい国であると思っている。武士の魂からの話なのか、そういう民度の高さを持っている国なのか、素晴らしい国だと思っているが、環境によってはそれが醸成されないケースがある。 その、最初の環境のボスであるのが「親」じゃねーのか?と言う意見ね、俺。 何かの報酬を貰うというのは、そこには脳(アイデア等)か身体(肉体労働)かは別としても「労働」が発生するワケで、その根本は子供に教えるレベルであれば、「相手を喜ばせたいという思い」への対価であったりする事が「基本」なワケで、子育てをするなら「喜ばせるための努力」を子供に「楽しいものだ!」と思わせなければ「努力が楽しいもの」という感覚や、どうやったら喜ぶだろうか?という、「思考力」「想像力」は身に付かない。 よく、「子供のIQは母親の好奇心の強度に比例する」と言われる文献などを見るが、それが本当かどうかはおいといても、やはり、子供の価値観の醸成に親が大きく影響している事は間違いない。 この辺りを説明すると、長くなるが、つまりは、子供である以上「親」の考え方に左右される。 モンスターペアレント的な「過保護論」。 ただの「放任主義な考え方」。 そういうバイアスの掛かった極論ではなく、そもそも「人は人に喜ばれたい生き物である」という根源的欲求をもっている事を理解しなくてはならないと思っている。 その上で、親は、 「人に喜びを感じてもらうためにどうすればいいのか?」 という想像力を子供が醸成するための「最初の実験台」にならなければならないと思っている。 無論、この考え方も俺の主観だ。 正直、生きるってなんだ?という理由には辿り着かないが、仕事ってなんだ?と考えた時、どんな商売でも「誰かを喜ばせる」事が共通項だろうし、その成果として報酬をもらう事が原理原則なんだと思っている。 その事が体現できれば、人の笑顔に触れる事が出来る。 人の笑顔に触れていると、また喜ばせたいな・・・と思っちまうのは俺だけなのかもしれないが、俺はそう思っちまう。それが積み重なって、もっと長く生きたいな。と生きる理由にもなる。 その”労働”への意欲が低下するってのは、危険じゃねーか?ってこと。 だからこそ、そこをタフに生き抜いてもらうために、親も何が正しいか分からないまま、自分の経験則から子供に様々な教育をする。 子供には、労働と生存への感謝以外に、そうやすやすと報酬を与えるべきではない。 と俺は考えている。 生存への感謝=承認 アナタが生まれてくれたことで、如何に俺が幸せか!という、俺の話。俺が嬉しいから、誕生日を祝わせてくれ!という状況が一つ。 労働への感謝=言葉。 あとは、生きていく力を醸成するために、工夫力と想像力を醸成させるために、子供に何かをさせた時、子供が何かをしてくれたとき、「ありがとう」では終らせず、なぜ嬉しいか、なぜ感謝しているか、を徹底的に言葉にする。まぁ、話が長くて抱きつきながら話すから、スゲーうざがられたけどね・・・。 ただ、これが俺の子育ての前提。 勉強する事の楽しさは、別に国語数学理科社会でなくとも身に付けられる。それが競馬であっても同じだし、子供の好奇心の芽は摘みたくないし、どんな事でも、その結果得られる知識やその調べる過程での体験が子供の工夫力や思考力を育てると思っている。 つまり、遊びの中から得られる結果に対して、出来たからご褒美を渡したり、美味しいものなど食わす必要は無い。 その行為を通じて、知識が増えた事、そういう体験が出来た事、そういった事こそが「素晴らしい事」であるという価値基準を「醸成」させ、その価値基準を「どう横展開させるか?」という意識を親が持たねばならないと考えていた。その意識も技量も無い親は競馬に限らず、まぁどんな事でも子供をミスリードするだろうし、その全てをなんちゃら協会が是正できるワケでも無い。 だから、危険なものからは遠ざけて、接触させない? 無理無理。 法律があるから接しちゃ駄目。 ギャンブル依存症になるから接触させちゃ駄目。 無理無理。 そんな理由では、子供は納得しない。 子供の好奇心はハンパ無い。 親の目を盗んでやるだけ。 だから諦めろという話ではなく、だから遠ざけろという話でもない。 様々な事象には「メリットとデメリット」が内包されている。 そして、競馬に関していえば、積極的に接触させるべきコンテンツであるとすら俺は思っている。 ただし、上記したようなリスクが孕んでいる事に関して親が理解していないと、悲劇的な結末を生む可能性がある事・・・については、俺もこの執筆者と同意見である。 だから、競馬を通じ、人生を学んだり人生の糧にしている人。 だから、馬券を通じ、人生の理不尽を学んだり、判断する事の恐怖を乗り越えられた人。 その原体験をもし親にさせてもらったのであれば、「親に感謝」すべきだ。 考えなくてはならないのは、自分と子供は別の人間であるという事だし、自分が大丈夫だったからイコール「競馬は大丈夫ですよ!」等と軽く扱ってはならないと思う。 いつのまにか「1=2」の価値観になってしまう事もあるからね。 だからこそ、子供が居て、今競馬を楽しめている人は、 「競馬」と「馬券」は違う事。 「労働の対価としての報酬」と「ギャンブル(投機)の報酬」は違う事。 この2つを絶対的に理解していほしいし、「お金に色はついてない」などと子供に教えてはならないし、それを嬉しそうに話してもならない。と思う。 報酬=労働の対価=誰かを喜ばせる事、であるなら、誰かを喜ばせていないのに得る報酬はあくまで「一時のものであり、労働の対価で得た報酬と比べるものでは無い」という理解が出来ないと、労働への意欲が低下し易い大人になる可能性が高いよ。 「1=2」の価値観を持っている友人の親と数人飲んだ事あるけど、やはり、親もそういう基準の持ち主だったからね。教育って怖いよね。もちろん、良かれと思って教育してたわけだからね、その親御さんだって。 なので、俺は具体例として「人を喜ばせる事の楽しさ」を子供が分かっているなら、仕事の中に楽しみを見出せるだろうし、「1>2」の基準で考えられるんじゃないかな?と、思っている。 日本にギャンブルがある以上、そして、子供は基本的に親が育てている以上、競馬に携わる者であり、人の親である立場の人間は、こういう事を意識しておかないといけないんじゃないか?というお話だ。 だから、俺は競馬のプラスで生活が出来ようとも、「仕事は仕事」、投機的報酬がいくら入ろうとも、仕事を辞めるつもりは毛頭無いとも言い続けてきた。 まぁ、俺の話はいいや。 話を戻すが、子供は親が好きだろうから、親のリアクション一つでその子の人生が決まるといっても過言では無い。 何が言いたいか? さっきから言っているように「親の問題である」と言いたい。 記事の執筆者は、NHKの見識と幼少期に競馬に触れることのリスクを大雑把に語っているが、そこの主眼の部分がちーと、俺には刺さらなかった。 ソコを俺なりに解釈してみたのが、今書いていること。 まぁ、俺は教育者でもねーし、なんでもねーけど、子供にどういう原体験をさせ、そこで何を感じさせるか?を誘導する事には徹底的に意識を傾けてきた。三つ子の魂100までじゃないが、非常に重要な体験をいくつもさせたと思っている。 勿論簡単では無い。 うわ、全然違う反応が返ってきた・・・ と言うケースもあった。 だから、子供を競馬場に連れて行く時なんかは、パドックなんて全く見ないし、この俺が馬券も買わない。 ずっと子供の挙動を観察している。 「できる事は、なぜ出来ているのか?」などと考えずに出来てしまうが、それは、さまざまな幼少期の原体験に起因している事も多い。それはまた逆に、「なぜ出来ないのか?」という点にも幼少期の原体験が作用しているケースも多い。 もし幼少期に競馬に触れさせるのであれば、「労働の対価以外にも報酬を得られる可能性」への羨望ではなく、知的好奇心を満たしてあげる事や、予測が外れたときの心情をどう整理するかなどを教えるために教材として使うべきである。その理不尽さをどう乗り越えるかは特に重要だよね。 教材としても非常に優れているのが競馬であると思っているが、小学校で足し算引き算から学ぶのと同様、順番は大事だと考える。 まずは親として子供にすべき事は「報酬=労働の対価=人を喜ばせる」という「基本形」を、親との生活体験の中から学ばせる事だと思うし、この基本形が分かっていれば、子供はきっと大丈夫。 無論「労働=強制的」というイメージを持たせるのではなく、「労働=人を喜ばせる事」であり、その結果「笑顔」なのか、「賞賛や立場」なのか、「お金」なのか、これらの「報酬が得られるという原理原則」を如何に楽しく考えさせるか?が親としての勤めなのでは無いかと思う次第だ。 そこがしっかり伝われば、子供は「勉強しろ!」等といわなくても、逆に「コイツ本当に俺の子か?」と思うくらい楽しそうに勉強する生き物だ。 そうなったらしめたもの、知識や体験自体が報酬として彼等の中に根付く。 ギャンブル依存症の件。 つまりは、競馬やギャンブルとは関係ないところに重要な要因が潜んでいると俺は考えている。 競馬はもちろん何も悪くない。 合法である以上馬券も悪くない。 ただし、今後も世の中にギャンブルがある以上、少なからず依存症罹患者は発生してしまうだろう。 それを、競馬は悪といってしまえば、延いては「経済活動は悪」とか、そういう所に論点が移行していく。 運動会で順位をつけない考え方と同じでしょ。 アホか・・・ってね。 だから、自分自身が大丈夫であっても、教え方を間違えると子供であろうが成人であろうが「依存症患者」は出ちまう可能性があるぞ!という可能性は否定してはならんと思う。そこは、人を競馬に巻き込んだり、その楽しさを知ってもらいたいと思っている俺としては、やはり考えとかなくちゃいけないことだと思ってる。 だから、ブログ執筆当時から 「俺の買い方は真似すんな」 「自分でしっかり考えろ」 「当たった儲かったかの基準じゃなく、楽しかったかどうかの基準で考えろ」 とまぁ、こんな事を偉そうに言い続けてきたわけだ。 その言動に共感してくれる人は、競馬依存にはなるかもしれないが、馬券依存にはならないと思っている。 その上で、「俺は競馬依存者だ!何が悪い!」と言いたい。 その前提にあるのが、「報酬は労働の対価として頂く」という事であり、労働の対価として頂く報酬は「自分の事だけでなく、多くのものを守るために非常に重要なもの」であるから、その領域の金をギャンブルには充てない、というルールも自ずと設定できる。 こうみえて、俺は「1>2」の価値基準だからね。 しかし、依存症患者はそこの「境界線が崩壊する病気」でしょ。 辛いと思うよ。 寺山修二の言を書く 賭博には人生では味わえない敗北の味がある その敗北を乗り越えるためのには、その時に、社会に於いてどこまで承認された立場を持っているか?ってのが実は重要だったりする。 そのポジション、居場所が無いと、そもそも「誰かを喜ばせる場所が無い」という事になる。 「社会生活の中で承認欲求が満たされていないケース」 俺は、そっちの方が問題だと思う。 俺も正直に言えば、学生時代にそれに近い状況になった事あるからね。 怪我して、スポーツが出来なくなり、物凄い喪失感に見舞われた。 なにやっても楽しくねーし、本を読み漁るか、博打に逃げて頭の中真っ白にしてた。 麻雀→パチンコ→闇カジノ→闇ポーカー、時効だから言うが毎日そんな生活だったわ。 20歳頃かね。 自分自身よりも、親が辛そうだったな。 たった1年で、借金600万まで行ったし、毎日がんがん借金取りから連絡来るし、こりゃ、働かないと行かんね・・・と、喪失感よりも、焦燥感が勝った事がよかったかね。少々危ない橋も渡りながら、1年で借金完済したけど、そりゃ、大変だったわ苦笑 そういう意味じゃ、俺も、危なく博打で身を滅ぼすところだったけど、不幸中の幸い、そこから、仕事の面白さを味わえたことが、今に繋がってるし、その価値観のタネを埋めといてくれた親には、本当に感謝だわ。 そういう意味では、なにに対しても興味がわかないときは、危険だよね。 ギャンブルに限らず色々なものの「依存症」になる。 不安や喪失感、何をしても認められないとき・・・ 辛いよね。もちろん、自分で切り抜けなきゃならないし、その状況に陥ったのは自業自得なんだけど、そこから抜け出すのはなかなかハードなんだよな。 俺はギャンブル依存症患者なんて作り出したくねーからな。 だから、コラムの中でも「仕事しなさい!」っていうし、「家族は大事にしなさい!」と、離婚経験者の俺が偉そうにのたまう。 競馬依存者は沢山作り出してーが、その違いがわからなけりゃ、間違った議論になっちまうし、競馬が悪みてーないわれかたしちまうからな。 それは、違うだろ!とはっきり言っておく。 ところで、博打で勝っている時のあの「恍惚感」って、俺はアドレナリン系の興奮物質かと思っていたんだけど、βエンドルフィン系の「沈静系物質」が脳内で放出されてるんだってね。間違ってたらすまんけど、俺が見た文献にはそう書いてあった。つまりは、「安心感」や「安堵感」を得たくて、ハマるわけ。 βエンドルフィンはモルヒネの7倍近い威力があるからね。 スポーツ。分かりやすい例で言うと「ランナーズハイ」とかも、βエンドルフィンが分泌されてる状態で、苦痛を和らげるために脳が勝手に分泌する。スポーツ選手に、博打にハマる人が多いのにはそういうのも関係しているのかね。試合前とかは不安との戦いだろうしね。まぁ、精神構造が弱い!と言っちまうのは簡単だが、脳が勝手にモルヒネの7倍近い物質を分泌させちまうから、そこにおぼれない様にするには、軸足をしっかりどこかに根ざしておかないと引きずり込まれちまうんだよね。 だからこそ、将来、せめて自分の子供がそういう状態にならないように、親がミスリードすんじゃねーぞ!ってこと。 その結果「競馬が悪」だなんて言われたらむかつくぞ!って話だ。 子供をもし連れて行くなら、親が馬券にのめりこむなんてのは言語道断だからな!子供の教育者として、自分は馬券買わずに素晴らしい原体験をさせてやってくれよ!ってこと。 子供が一人で競馬場に入る事は無い。 少なからず、誰かが連れて行っているはず。 連れて行く人は、その原体験にどういう影響を与えているかは、しっかり考慮すべきであるとおもう。 その上で、競馬場に子供連れで来る家族が増えてくれることは、最高に嬉しい。 ------------------------------- 4.NHKとしてのモラルの基準 ------------------------------- っていうか、この記事の執筆者はなぜNHKに謝らせようとしているのかな。 まぁ、確かに揚げ足を取られるような内容ではあるが、謝罪? 誰に?視聴者に? っていうか、競馬と馬券を混同している「雑な人」に謝るの? 変じゃね? 俺は、自分の子供を小さい時から競馬場にも連れて行ってるけど、上記2.3の項で書いた事は徹底的に刷り込んできた。だから、今でも人を喜ばそうとすることが大好きな明るい青年に育ってくれている。もちろん、ここからギャンブル依存症に罹患する可能性はゼロでは無いが、それはギャンブルが原因ではなく、人に対して絶望を覚えたり、なにかの挫折を味わい、そこを因として、副次的にギャンブルに依存してしまう事の可能性のほうが高いと考える。 つまり、ギャンブルが悪いのではなく「孤独」「失望」が因で、たまたまその時に「ギャンブル」があったって事じゃね?とね。 勿論、これも俺の主観であり、俺の経験則というバイアスがかかった主張だから、正否を語っている訳じゃないことは前提だが、つまりは、ギャンブルは常に目の前にあるが、まずは、それ以外の孤立や孤独、不安を取り除かなければ、依存への予防にはならないでしょ。ってこと。 ギャンブルによって得られる脳内物質の強力さは、なかなか他の喜びで代替させるのは難しかったりするし、仕事とかだって、そんな簡単に人に褒められるような状況も作り出せないからね。 依存症になっちまったら、ぶっちゃけ、本当に大変だとおもう。 こういった話は、通用しないからね。 そういう意味でも、国営に近い「NHK」が無配慮に「子供」の映像を使った事は、その苦労をよく知っている立場の人=執筆者から見れば、「手が震えるほどの怒り」になるというのも頷ける。 だからこそ、性教育とギャンブル教育は難しいんだろうね。 どちらにも、子供の根本的な価値観の中に「相手が喜ぶと自分も嬉しい」という基軸がしっかり醸成された状況で「性」や「ギャンブル」に接しないと、間違った結果に行き着いてしまうケースがあるということ。 そこの基礎を教えるのは親の役目だよね。 スゲー難しいけどね。 「言った」と「伝えた」は違うだろうし、「聞いた」と「分かった」も違うし、「分かった」と「出きる」も違う。大変だよね。大変なんだけど、子供作った以上、最低限の基礎だけは伝えたいよね。 俺は、馬券を外しても「一切謝るつもりがない」と今までも明言してきたが、外れて競馬がつまらなくなったり、人を憎たらしく思うようなタイプの人は少し危険だからね。「コイツ予想外れたのに謝りもしねーよ。もう馬券なんてヤメた!」と思わせた方がいい。つまり、俺が謝らないのは、馬券で負けて身を滅ぼす人を作りたくないという理由もある。 また、「金払ってんだから俺が客!お前はいうこと聞け!」とか、「俺が今までいくら使ったと思ってんだ!」という態度で飲んでるヤツとか、「お客様は神様です」を逆手にとって横暴な振る舞いをするヤツが「嫌い」なわけ。 滅多に嫌いとか言わない俺でも、嫌いな事があるわけ。 特に競馬のコンテンツの価値=「馬券の当たり外れ」だけ、となると、まるで不良品でも売ったかのような扱いされるからね。前提どこ行った?って話は、先週の無料イベントのコーナーで長々と書かせてもらったが、馬券外れた事をネチネチ指摘してくるヤツって、俺の感性とは全く合わないばかりか、やはり依存症になりやすい可能性があるんだわ。 俺は、馬券じゃなくて競馬を楽しんでるの! 「え?当たって外れて一喜一憂してるんだから、馬券を楽しんでるんじゃないの?」と思ってる人がもし多いなら、コラム書くのやめるわ。ブログ時代から5年以上書いて来て、そんなアホしか、寄ってこないのなら意味ねーしな。 まぁ、そんな人がカリスマの読者にはほぼいない事は先週も書いたけど、初めて読みに来た時に「なんじゃコイツムカつく!」と、直ぐに感じてもらえるようには、書いてる訳。 読者さんに無駄な時間使わせたくないからね。 読者さんを依存症にさせるわけにはいかないからね。 一応、俺流の思いやりね。 話は脱線したが、この執筆者は必死でギャンブル依存症患者と向き合ってるのだな、という事は凄く理解できる。ただし、今回のNHKの放映に難癖つけたこの記事は、ちーと、バランス欠いてる気もするし、論点が伝わらないと、仲間に引き込まないといけない人を敵にまわすことになる事もあるよね・・・っていう、教訓が得られた。 そういう意味では、前提理解の「齟齬」が、NHKと記事の執筆者の間にはあるだろうし、それが「見識」だと言われれば、公共の電波を扱うものとしては、NHKにも落ち度があったのかもしれないね。 ただ、「誰に謝るのか?」という事は、もう少し、ハッキリさせてもいいだろうし、それよりも重要な事は「そういう映像を流さない」という事ではなくて、「そういう映像に感化されないように子育てする」という事なわけだから、是非、俺も目からウロコ!と思えるような「ギャンブル依存症に引きずり込まれないための子育て論」とかを、この記事執筆者には書いて欲しいな~と思ったわけ。 逆に、そういう記事を「NHKさん!アナタ、これを特集しなさい!」って言った方がカッコいいのにね。そういう特集あったら俺も見たいし。 長々書いて来たが、この辺りの話はいつか書こうと思ってたから、今日書いてみたわ。 カリスマ読者の皆さんも、この記事の執筆者が書いている事を「ヒステリックな意見だな・・・」という感じだけで思考停止させずに、「競馬をより多くの人に愛してもらうため」にも、もし、子供が居るならば、そういう事を考えた上で、是非、競馬に接触させてあげて欲しいと、俺は思う。 また、周りにギャンブル依存症に陥った人が居て、その苦しさに直面した方にとっては「ギャンブル」に嫌悪感を抱いちまう事は理解できるが、ただし、「競技そのものには罪は無い」という事は理解して欲しいね。 競馬には馬券を抜きにしても沢山の魅力が詰まってますよ。 子供が触れても問題ないレベルのコンテンツだと思いますよ。 特に、サラブレッドの美しさと儚さ。 優勝劣敗の厳しさ。 勝てなければ殺されてしまうという現実。 報酬は人を喜ばせてはじめて頂けるものであるという原理原則。 その前提を理解した上での、一服のビタミン剤みたいなものがギャンブルであること。 そして、しっかり守るものを守った上で、競馬とともにある人生もそれほど悪くないよ!という事を一緒に体現してくれる仲間がカリスマの仲間だと思ってる。 今後もよろしく頼みたい。 7号
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「ギャンブル依存症」

喜び・感動

純粋な喜びのひとつは勤労後の休息である。
-イマヌエル・カント-

【歩き方Vol.220】経験に優るものなし!カリスマの金言が今週、来週の大きな財産

みなさま! こんばんは! 副編集長の中田です。 先週末更新の歩き方でも触れましたが、オークスが行われる今週末、そして日本ダービーが行われる来週末までの2週間は文字通り『スペシャルウィーク』です! オークスや日本ダービーに関して競馬ファンそれぞれが独自の考えをもっていると思いますが、とりわけ日本ダービーに対する拘りは強いかもしれませんね! ワタクシ中田は 『経験がモノを言う場』 としてオークス、日本ダービーの双方を認識しています。 一時期ダービーを勝てないと言われた武豊騎手がスペシャルウィーク(白井先生が現役時代に管理)で待望のVを飾って以降はディープインパクトを含め4つの勝ち星を積み重ねていますよね。 スペシャルウィークを通じて、日本ダービーを勝った。 この実体験が武豊騎手にとってかけがえのない財産になった事は周知の事実です。 そうした意味でいえば、ご存知の通り競馬のカリスマにはオークス、そして日本ダービーの『勝ち方を知る』お二人の名誉カリスマが在籍!! 「名誉カリスマ」 藤田伸二さん オークス⇒シルクプリマドンナ優勝 日本ダービー⇒フサイチコンコルド優勝 「名誉カリスマ」 白井寿昭先生 オークス⇒ダンスパートナー優勝 日本ダービー⇒スペシャルウィーク優勝 経験がモノを言う場だからこそ、どなたでも閲覧可能なお二人の「カリスマの金言=予想の金言」は今週も必読ですよ! 今週はダービージョッキー藤田さんが“異例”となる金曜日に「金言」を更新されていますのでさっそくご確認ください! 記念すべきオークス週、日本ダービー週を迎えるにあたり、藤田さんの方でも色々と企画を考えられているようですので公式サイトや本人の呟きも要チェックです! ⇒ 【藤田伸二の金言】はこちら 実はワタクシ中田、藤田伸二さんが一冊目の著書となる『特別模範男』を出版された際に、府中で行われた打ち上げに参加したことがあるんですが、チェッカーズを熱唱するワタクシに対して年齢不相応の選曲だと『激しい突っ込み』を受けたことを今でも覚えています(汗)。 周囲の一人一人に気を配りつつ、一切飾らない漢・藤田さんの姿がそこにあったわけですが、その藤田さんを筆頭とする競馬の達人が集うのが「競馬のカリスマ」です! 明日書くコラムに関しては1万文字で足りるかな…。ずっと書こうと思うってたテーマでもあるし俺なりになぜギャンブル依存症の話が進まないのか?という点と、 全員がそれぞれの立場で「認識しなきゃいけない事実」を受け入れてからしか建設的な意見交換にならないだろうな…という、懸念を前提に書くわ — 覆面馬主7号 (@offrecoroom) 2018年5月17日 先週に続く超大作を予定する7号さんをはじめ各カリスマ予想陣が読者のみなさまに競馬の「面白さ」「楽しさ」を今週も伝えていますので以下URLよりさっそく予想を確認してみてください! ⇒ 競馬評論家・田原さんの予想はこちら ⇒ 血統の1号さんの予想はこちら ⇒ 相馬眼の2号さんの予想はこちら ⇒ 砂の6号さんの予想はこちら ⇒ 小鳥の7号さんの予想はこちら ⇒ データの8号さんの予想はこちら ⇒ 未勝利の9号さんの予想はこちら 以上、中田でした!
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【歩き方Vol.220】経験に優るものなし!カリスマの金言が今週、来週の大きな財産

【歩き方Vol.214】経験を共有することの意義。

グッドイブニング!カリスマ編集長の近藤です。 世間はゴールデンウィーク真っ只中。 競馬で例えるなら、今まさに短期放牧中だぜ!って感じで羽伸ばされている方も多いと思うんですが、我々「競馬民」からしてみれば、もうあと4週間後には「日本ダービーだぜ!」って話ですよ。 毎年お決まりのルーティンとはいえ、2歳新馬がはじまる6月頃から競馬と睨めっこしてきたわけですし、それこそ、来年の日本ダービーはどの馬が勝つんだろうってワクワクしながら毎週末の競馬と向き合ってきた方も、この競馬のカリスマに限ってはめちゃくちゃ多いと自負しています。 現時点ではカリスマメンバーがどの馬から入るのか、未知な部分も多いのですが(皐月賞があんな結果だったので尚更)、この一年間のありとあらゆる「成果」が5月開催で問われることになります。 そして、そんな大切な5月開催を前に、編集部としましてもいわゆる「種まき」を意識的に取り組んできました。 皆さんにご協力いただいた「アンケート」もその一環だったりします。 標題に掲げた「経験を共有する意義」というテーマも、そうしたアンケートを拝見してきた中で、そろそろ自身の考え方を言語化しても支障ないタイミングにあるのかなと気付けたからです。 というのも、編集長という立場にありながら、お恥ずかしい話ではあるのですが、これまでは兎にも角にもカリスマメンバーであり藤田さん、白井先生を“裏”で支えることこそが、自身の果たすべき使命といった、よく言えば古きよき時代の女性像みたいな考え方があったわけですが、それは単なる言葉のまやかしに過ぎず、気が付けば俗に言うイエスマンに成り下がっていたというお話です。 今回のテーマじゃないですが、これもある種の経験談。イエスマンに成り下がるとどうなるかといえば、まずコミュニケーションが減ります。 極端に言ってしまえば、どんな提案に対しても「イエス」と答えているわけですから、まず議論になりません。結果数分も要することなく会話は終了します。 本来なら一定の枠組みといいますか、進行方向のベクトルを踏まえた上で、やる・やらないの判断を行うべきだったと、今でこそ当たり前に理解している話が、当時は周囲のバランスであったり、空気を読もうとする悪癖が災いし、結果自分自身が空気になっていたというオチ・・・(恥)。 こんな事を書いてしまうと、コンカツしっかり仕事しろ!とお叱りをいただいてしまうかもしれませんが、ご心配には及びません! さきほど5月の開催期間は、この一年間の「成果」が問われる月という話を申し上げたわけですが、それは何もカリスマメンバーに馬券当ててねという胆略的な話ではなく、 「一生忘れられない体験」 「一生忘れられない光景」 をカリスマメンバーと、他でもない皆さん自身が“シェア”できる準備が整っていることを意味しています。 まだ多くを明かすことはでいません。が、この「準備」はイエスマンだった頃の私には手に負えない所か発想すらなかった話です。 少なくとも皆さんが競馬のカリスマの読者で良かったと、そう誇らしい気持ちで日本ダービーを迎えられるよう最善を尽くすことを約束します。 まぁ、その前に明日の京都新聞杯やNHKマイルCも存分に楽しんでいただけるレースだと思っていますが、いずれにせよ「これが競馬のカリスマだ!」という所を余すことなく披露する5月開催たる位置づけです。 乞うご期待ください! その上で、先週ご紹介しきれなかったアンケートをここで幾つかシェアしたいと思います。 お題は「競馬のカリスマ」に出会ったことで、あなたの競馬観は変わりましたか?といった設問でしたが、同じカリスマ仲間の読者さんに貴重な時間を割いていただき、またご自身の実体験をもとに回答いただいた内容となりますので、時間の許す限りお付き合いください。 ------------------------------------ Special Thanks!! Aさんからの回答メッセージ ------------------------------------ まだ2週間たらずの会員ですが、ここ2週間は予想に幅も出て「そんな考えもあるのか!こうやって競馬を楽しめばいいのか!」などなど新しい発見がたくさんあってとても楽しく拝見させて頂いております。まだ収支は芳しくないですが、7号さんが言う通り競馬は楽しまないといけないと思います! その中で疑問に思うことが出てきましたので質問させて頂きます。 VIP会員ではカリスマ予想家さん達の重賞予想と自信の1鞍が観覧できるようになってますよね?重賞予想ではなく、自信の1鞍に対して質問です。太鼓判と自信の1鞍ではどちらが勝負度(自信度)が上なんでしょうか?予想家方々それぞれ考えはあるとは思いますが、重賞予想と自信の1鞍が一緒に観覧できる状況だとどちらが勝負度(自信度)が高いのかがわかりません。太鼓判の予想だとポイントを変更できるため2000Pならとても自信があるんだな。っとわかりやすいです。自信の1鞍も一層のことポイント制にしてもらうか、毎週明確に教えてもらえたらとても嬉しいと思いました。あと僕の感覚で申し訳ないんですが、自信の1鞍より太鼓判の方が的中率・回収率共に上回っているんじゃないでしょうか?追加でポイントを購入して拝見するわけですから当然と言えば当然かもしれません。そうなると自信の1鞍は名前だけで、太鼓判の方が実際は「自信の1鞍」になっているんじゃないでしょうか? もうすでに何方かが質問されてお答えしていましたら、申し訳ございません。サイトを拝見しましたが、上記の内容の詳細を見つけられませんでした。 お答え頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。 ⇒VIP予想内の重賞予想と自信の一鞍。どちらが勝負度合いが上なのかというご質問内容に回答させていただきます。予想提供者であるカリスマメンバーから特段の記述がない場合は、自信の一鞍の勝負度合いが「上」という解釈で問題ありません。また、太鼓判の提供価格に関わらず当日の一番の勝負レースを「自信の一鞍」より提供いただいています(by 近藤) ------------------------------------ Special Thanks!! Bさんからの回答メッセージ ------------------------------------ 毎週興味深く各氏の予想を拝見しておりました。 しかし、やはり値上げをしたこともあり、そこまでして見るべきかどうか悩むところ。 ここは、読者の問題なので、その価値があると思えば続けるでしょうし、私の場合はその価値を見いだせなかったので・・・ しかしながら、毎週馬券の参考にさせて頂いた訳で、また時期を見て復活するんじゃないかと思います。 皆さん、文才がおありだから、予想を読むのも苦になりませんでした。 視点の違いも読んでいて面白かったです。 ⇒お値段に関しては価格に対する納得感・満足感、またその基準をどこに設けるのかという皆様自身の価値観による部分が大きいと思います。しかしながら、頂いた料金以上の価値を伝えていくこと、体感いただける環境を築くことは我々編集部の役割でもあります。その点を見出せないというご指摘については、我々の至らなさとして真摯に受け止めさせていただきます。復活いただいた際には、真逆のご意見を頂戴できるよう邁進いたします。(by 近藤) ------------------------------------ Special Thanks!! Cさんからの回答メッセージ ------------------------------------ 私は競馬のカリスマが始まる前、ウマキュレの読み物が面白くて、その流れで、カリスマの初期から有料会員にさせて頂いております。 自分の予想に自信が持てず、いろいろなサイトなど、競馬新聞以外のものを頼ろうとしました。 ただ、自分の中の取り決めとして、絶対に新聞以外の有料のものには手を出さないと決めていました。 詐欺っぽいいかがわしいものが多いし、もちろん、自分の小遣いでは何万円もの情報代金など払えるわけがありませんから。 そんな中、馬キュレから、競馬のカリスマが発足して、有料化するということになり、あー、やはりお金がかかるのか、もういいや、と思いました。 でも、7号さん他の熱いメッセージ、それから、参加しやすい料金という事で、 とりあえず、入ってみるかと決心して加入して、そのまま今に至っております。 今でも変わらず、カリスマは競馬の楽しさ奥深さを伝えてくれていると思います。 ただ、がっちり情報を頂こうと思うと初期よりかなりお金が掛かるようになり、 基本はVIPコースだけで楽しませてもらっています。 残念ながら、利用の仕方が下手なのでしょうが、競馬収支は、赤字が続いております。(苦笑) これからの運営に対する希望を出しておきたいと思います。 ウマキュレの人気記事の復活。(無料がだめならVIPで) でもVIPのこれ以上の値上げはご勘弁を。 そして、こんな貧乏な私でも、挑戦したいと思わせてくれる、太鼓判やイベントの指針を。 コンカツさんが時々出してくださっている、太鼓判の売上ベスト5とかをもっと分かりやすく表現して頂ければ。 昔のカリスマナビのような形で。 指針があれば、全部は無理でも、少しは参加してみたいなとはよく思います。 あくまでも、VIPで儲けて、そこからの挑戦になりますが。 あと覆面馬主軍団の面々ですが、1番は7号さん、ジェットコースター感(笑)大好き。1号さん尊敬してます。田原さん感心します。8号さんデータ素晴らしい。 個人的には、5号さん、旧2号さん、11号さんには、復活して欲しいです。 ⇒各カリスマメンバーへのメッセージを含め、貴重なご意見・希望をお寄せいただき誠に有り難うございます!VIP予想の値下げはあっても値上げする考えは持ち合わせておりませんのでご安心ください(苦笑)。太鼓判やイベントの指針につきまして承りました。今週のイベントはNHKマイルCの舞台となる東京マイル戦を攻略せよ!という内容でお送りいたします。本番のレースを前に、試走的な意味合いで使ってくる陣営の話なども散見されますから、各カリスマメンバーの予想の切り口含めご期待いただきたい所です。また、開催当日のお昼のメールで太鼓判・イベントの売れ筋ランキングを公表していますが、レイアウトについてこう改善してほしい等の具体案がありましたら別途ご教示いただけると幸いです。カリスマナビにつきましては、週末の予想ページ(レースから選ぶ)のデザイン変更を含め現在対応中です。提供レースと提供者の情報が瞬時に判別可能なレイアウトに改める方針です。完成後改めてご意見をお聞かせいただけると幸いです。(by 近藤) ------------------------------------ Special Thanks!! Dさんからの回答メッセージ ------------------------------------ 初めまして。なにぶん貧乏でございまして、恐縮なのですが無料会員としていつも楽しく拝見しております。ただ競馬のカリスマさんは無料でも非常に楽しめる読み物が詰まっていて、他の予想サイトなどでよく感じる「胡散臭さ」を感じません!笑 そりゃあ予想ですし、馬ですから何が起こるか分かりません。どんな予想家でも外れる時は外れます。しかしその予想した中身に面白さがあれば競馬は楽しくなります! まさに「もっと競馬は面白くなるはずだ」を見据えているサイトだと思います! これからも応援しています。 p. s T氏推奨馬はこれからも無料でお願いします笑 ⇒応援メッセージ有り難うございます!T氏推奨馬の「無料提供」はこの場にてコミットさせていただきますのでご安心ください!(by 近藤) ------------------------------------ Special Thanks!! Eさんからの回答メッセージ ------------------------------------ 毎週、皆さんの予想を楽しく読ませてもらってます。 カリスマ入会後の変化は、馬券外した際、ガッカリの気持ちだけでなく、勝った馬とその馬に携わってる人に対して「よく頑張ったなー」「スタッフの人達うれしいだろうなー」「みんなおめでとうー」という気持ちを持てるようになったかと。 それまでは「ギャンブル」っていうことが一番上にあったけど、今はそうではなく、勝っても負けても「競馬を楽しむ」ことが出来るようになったと感じます。 さー、今週末も楽しみましょー! ⇒勝負が終わった後に、敬意を表す。本当に大切なことだと思います。一昨年の日本ダービーでマカヒキのハナ差2着に終わったサトノダイヤモンドのルメール騎手でしたが、すぐさま川田騎手に握手の手を差し伸べていたシーンが今でも忘れられません。GW後半戦、楽しむしかないですね!(by 近藤) 以上、本当に多数のアンケートを頂き恐縮しきりですが、原文ままお寄せいただいた回答にコメントさせていただきました。 カリスマ編集長 近藤克治
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【歩き方Vol.214】経験を共有することの意義。

【歩き方Vol.199】お客様ではなく「仲間」。7号さんの決め台詞に1本取られました。

グッドイブニング、カリスマ編集長・近藤克治です。 「良い話と悪い話があるんだけど、どっちから聞きたい?」 今LINEの画面を見返してもゾッとする7号さんからの問いかけ。 これ、直感だけを頼りに荒波をサバイブしてきた私ぐらいになると、良い話なんてのは単なる言葉のまやかしであって、本題が「悪い話」にあることはバレバレ。 とはいえ、競馬のカリスマにとって7号さんはとっても大切なクライアントであり、あの文面からも読み取れるとおり、この世の生き物とは思えないほど生命力に満ちたお人柄で勿論現役バリバリの経営者。 ここは失礼にあたらぬようにと、LINEではなく、7号さんの社長室にてお聞かせいただきたいとアポを取り、その後訪問したのが運のツキ(^O^)/ ちょうど今週分の新企画の提案を行うべく、事前に資料も送付し、その確認も含め 『資料ご覧いただけましたかね?』と下から話を振ってみたのですが、 「まったく見てない」と斜め上からのご返答。 1ミリたりとも悪気をださない貫禄は、まさにホリエモンクラス。 一般人ならもうこの時点で、完全にオワタとなるわけですが、俗に言う成功者あるあるで、稼ごうと思えば無限に稼げるお金と違い、限りある人生、要は時間の使い方に徹底したルールを設けている7号さんなので、こんなやり取りは全然序の口。 そして肝心の本題ですが、まずは挨拶代わりの一発。 「コンちゃんさぁ、太鼓判の最低価格ってなんで100ptなの?」 はい、開始1分ででました、得意の質問攻め。 これも普通の人からの質問なら、ものの数秒で終わるやり取りなんですが、ホリエモンクラスの質問となれば話はまったく変わってきます。 将棋でいったら、自らが打てる手駒の位置関係をすべて把握し、その一手にどう返してくるかまで読みきっておかなければ遅かれ早かれ負け確定。 頭の中を縦横無尽に駆け巡る「最低価格ってナンデ100ptナノ?」の文字列に対して、確実に分かっていることはただ一つ。 このパターン、間違っても「システムの仕様上」なんて口にしてはいけないってこと。将棋ならこれ言った時点で詰みです。 あんな偉そうな口調で時にはお客様すら平気でディスる7号さんですが、それはダウンタウンの浜ちゃんでいう“ツッコミ”みたいなもので、実際は古きよき経営者ばりに「お客様第一主義」を貫く完璧主義者。 ともなれば、問題の本質は最低価格「100pt」に在らず。 よりフォーカスすべき問題は、このタイミングで【最低価格】に言及してきたことと、私の回答次第では7号さんが何かしらのサプライズを仕掛けようとしていること、この2点。 あとは経験則的に時の経過と、答えの質が比例しないことを理解しているだけに、であればせめてレスポンス(時間)は重視したいと考え、その場ではこう切り返してみました。 「先週は価格変動制導入の初週にあたることから編集部の裁量で決定しましたが、歩き方にも明記したとおり今後はカリスマメンバー自身の裁量で決めてもらって構いません。ですからこれは極端な例かもしれませんが1ptで販売いただいてもこちらは結構です。(ドヤ顔)」 すると、どうでしょう。 ドラエモンのアイテムをのび太から強奪する、まさに「ジャイアン」のような勝ち誇った表情で、 「じゃあ今週から1ptで!」ってただ一言(お気づきのとおり1ptとは金額にして1円)。 ちょっと言ってる意味分かりません。(このあたりから徐々に涙目) 後から振り返れば、7号さんの主張は実にシンプル。 これまで一律300ptで販売していた【太鼓判】を勝負度合いによって“上げ・下げ”できる事は大歓迎。 販売価格に「勝負度合い」が反映されるという基準は“モノサシ”として分かりやすいし、予想に乗るか・乗らないかの駆け引きをお互いが楽しむことができる。 ただ、時と場合によっては100ptですら出し惜しみしたくなるシチュエーションがあるかもしれない。 「競馬はもっと面白くなるはずだ」と言っておきながら、料金形態で一線を引かざるを得ないサービスを提供するのはどこぞの銭ゲバがやる話で、カリスマがそれを踏襲する必要はない。 一番になるっていったよな? 日本一なるっつったよな! ぬるま湯なんかつかってんじゃねぇよお前!! って最後の三行は、きっと松岡修造日めくりカレンダーにあるやつなんですが、熱さは十二分に伝わりましたし、この話の件で 「お客さんをお客さんと割り切って考えたことは一度もない!同じ競馬を愛する仲間だろ!」 ってワンピースのルフィーでも言いそうにない台詞をジャイアンみたいに言い放つんですから、ウンウン頷くのがやっと(もう何の涙か分かりません)。 今書いた話なんていうのは、きっと本人覚えてないと思いますが、どんなに忙しい週末でも欠かさず予想→記事執筆のルーティンをやり抜くっていうのは、相当な変態じゃないとまず出来きませんし、その原動力が7号さんの言葉を借りれば「仲間の存在」であることは疑いようのない事実。 まぁ、それを言ったら7号さんに限らず、全員変態要素満載のカリスマメンバーですが、そういう感性も含めて本当に心からリスペクトしている方々です。 という経緯もあり、皆さんにとっての7号さんからの良い話を代弁させていただくと、今週の7号さんの【太鼓判レース】は『1pt』で販売される可能性「大」!ということがまず一点目! 続く二点目は、なんと「競馬のカリスマ」に登録されているすべてのお客様(=仲間)を対象に7号さんの“ポケットマネー”でもって『1pt』のギフトポイントをプレゼントさせていただきました! ※本日18時頃から順次皆様にプレゼントしていますので、サイトログイン後のマイページ>ポイント情報よりご確認ください。 豪華メンバーが集結した大阪杯はもちろん、明日はレイデオロ含む日本調教馬の活躍が期待されるドバイミーティング当日ということで、先週以上の盛り上がりが期待されますが、 このタイミングで7号さんが動いたワケ、そして気になる「1pt」の中身について、これは是非皆様自身の目でご確認ください! ※太鼓判の販売開始時刻はレース当日の「午前9時」からを予定しています 最後に、ここまでお付き合い頂いた皆さんにひとつ「ネタ明かし」。 実は今回の7号さんとの商談案件は悪い報告など一切なく、全て「良い話」に終始していたのですが、実はもう一つ、皆様にお伝えすべき『朗報』がございます。 こちらは明日の「競馬の歩き方」にて公表予定ですので、お見逃しなく! また、先週の成績をアップデートした【カリスマバリュースコア】をもとに、今週末も太鼓判販売価格レンジを以下のとおり決定しましたのでご確認ください。 ■Aブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-3000pt) ※最大レバレッジ:10倍※ ☆競馬評論家「田原基成」 ☆覆面馬主「血統の1号」 ☆覆面馬主「データの8号」 ☆覆面馬主「小鳥の7号」 →小鳥の7号さんのみ太鼓判販売価格レンジ:1pt-3000pt適用となります ■Bブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-1500pt) ※最大レバレッジ:5倍※ ☆覆面馬主「妄想の2号」 ☆覆面馬主「砂の6号」 ■Cブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-900pt) ※最大レバレッジ:3倍※ ☆覆面馬主「サスペンスの3号」 ☆覆面馬主「カウボーイの4号」 ☆覆面馬主「牝馬限定の5号」 ☆覆面馬主「未勝利の9号」 ☆覆面馬主「テレ丸の10号」 ☆覆面馬主「インパチの11号」 以上、カリスマ編集長・コンカツこと近藤克治がお送りしました!
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【歩き方Vol.199】お客様ではなく「仲間」。7号さんの決め台詞に1本取られました。

価値基準

人格は繰り返す行動の総計である。
それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、
習慣である。
-アリストテレス-

読者の方に最も伝えたいこと

自分の目と知識だけを信じ、世界中を飛び回る人生を送ってきた。 スペシャルウィークは北海道門別町の日高大洋牧場で、アグネスデジタルはケンタッキー州のラニミードファームで見つけてきた馬だ。 その馬体をじっくりと観察し、成長した姿をイメージする。 体のライン、飛節や繋など、チェックする項目はいくつもあるが、どの馬も同じように見ているわけではない。 最終的な決断は血統──。 この言葉を誤解しないでほしい。 私が拠りどころにしていたのは、目の前の仔馬に流れる血の根源。 馬も人間と同じように父や母に似た姿となって、この世に生を受ける。 さらに遡れば、祖父や3代父に似ている馬だって、いるかもしれない。 仮に脚が曲がっていても、繋の角度が十分でなくても…。 それが名馬と呼ばれた馬から譲り受けたものであるのなら、その馬には大いなる可能性があるはずだ。 私が管理した数頭の名馬について、この連載で話をさせてもらった。 なぜ、その馬を私が選んだのか? その理由についても説明させてもらった。 ゆえに読者の方は知ってらっしゃるはずだ。 決定的な理由は常に血統──。 この世界には多くの名馬が存在する。 そして、今日も多くの名馬が世界中で生まれ続けている。 その名馬たちは繁殖となって子孫を残し、時に栄え、時に淘汰されていく。 しかし、サラブレッドは単に繁殖を続けるだけの機械ではない。 経済の流れ、人間の思惑、それ以外の多くの要素が重なり、予想もしないような名馬が生まれることもある。 だからだろうか? 何十年も競馬の世界に身を置き、馬の側にいる生活を続けているが、その興味は永遠に尽きない。 競馬の魅力は血統──。 最後は必ずここに行き着く。 私は世界中で多くの種牡馬を見てきた。 海外の本を読み漁ったのも、やがて来る“血の流れ”を先取りするため。 その思いは現在も変わらない。 目の前の仔馬をより深く知るため。 私は数多くの種牡馬を、繁殖牝馬を知りたいと思った。 それがすべてのスタートだった。 ここからは調教師・白井寿昭の本丸とも言える部分だ。 連載の第1回に予定しているのはサンデーサイレンス。 日本の生産界を根底から覆してしまった大種牡馬で、私は彼の産駒で多くのGIを勝った。 だが、2回目に予定しているトニービンと私の相性は最悪。 私は彼の活躍を予見できなかったのだ。 だからこそ、読者の方々に知ってもらいたい。 なぜ、私がその種牡馬を評価したのか? もしくは評価しなかったのか? その理由を。 長い前置きになった。 しかし、この案件は調教師として生きた自分の最も大事な部分。 そして、私が読者の方に最も伝えたい部分でもある。 競馬の魅力は血統──。 世界には多くの馬がいる。今日も生まれ続けている。 長い連載になると思うが、ぜひお付き合いをお願いしたい。 白井寿昭
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読者の方に最も伝えたいこと

【VIP】小鳥の7号 オークス/京都10R 鳳雛S予想

16万馬券とったどぉぉぉぉ! はい、どーーーん! 競馬は簡単だ! という事で、平安Sで◎サンライズソアが炸裂してくれた! 人気のグレイトパールが飛んだこともあって、3単◎→☆→△で16万8500円の高配当! 美味しかったわー! 今日はこれ以外にも、イベントの単勝が「3戦2勝」、太鼓判が「3戦2勝」。 VIP予想も加えると、全部で8戦5勝。 自信の一鞍が当たってりゃもっと大騒ぎだったんだが、東京9R→東京10R→京都11R→東京11R→京都12Rと3敗からの怒涛の5連勝で、大もうけ出来たから良しとしとくわ。 この勢いをオークスDAYにしっかりつなげたいと思ってるよ。 さーて、オークス、ダービーともなれば新たな読者さんも増える時期。 誤解を与えちゃいけないから、やはり最初にこれだけは言っておかなくちゃならん。 俺はキチガイだ。 突然何を言い出すんだ、コイツは?と思ったそこのキミ! 突然ではなく、6年前から言い続けてるのだよ笑 そもそも、俺は、読者目線なんてものは持ち合わせていないし、そこに合わせるつもりが無い。 更に言えば予想コラムは書いているが、俺の馬券は真似しないほうがいい、とも言い続けている。 なにせ「均等買いで回収率100%以上を目指す!」なんていう、どこぞの新聞社がやりそうな基準なんて持ち合わせてねーからな。なぜ真似しちゃイカンか?俺は基本追い上げ方式で買うから。つまり、10戦1勝でもプラスが出せるように買っている。ましてや、均等で買うなんて事はしない。 そして、今日の平安Sのような「逆張り一直線」の様な馬券も混ぜる。 大体の人が、途中で振り落とされちまうのが関の山だったりする。 そういう意味じゃ、カリスマの読者諸氏で俺の買い目についてこれるのは、相当な猛者か、相当なキチガイかだわ。だから、当たってもお礼は要らん。そんな買い目に乗り切れるアナタの心胆が素晴らしい!という事だからね。だから、俺は、ハズレても一切謝らん。 それが、俺のスタンス。 変えようも無いし、変えるつもりも無い。 それでも良けりゃ、一緒に競馬を楽しもう!というスタンス。 そのあたりの前提はしっかり理解してくれないと、ズレた意見が多くなるからね。 特に、競馬ファンに多いのが「そんな固い馬券誰でも取れるじゃないですか!」とか言ってくるヤツ。 そういうヤツがツイッターとかで絡んできたら、こう返事をする。 -------------------------- だから勝てねーんだよ! 競馬は「客と客の金の取り合い」だぞ。 その固いと思ってる馬券にお前はいくら買えた?100円200円しか買えないようなら一生養分だ。 そこにいくら突っ込めるか?そこが大事だろ。 ------------------------- とね。 つまりは、そういう人の馬券観と俺の馬券観は、似て非なるものであり、野球とソフトボールくらいやってる事が違うとうことだ。 折角、自分で投資金の値幅を決められるのに、そのオプションを1つ捨ててる時点でアホだね、と言いたい。 さて、この辺りで、「7号ってなんかムカつくな」と思いだしてる人は、普通の見識の持ち主だ。 もし更に、次に言う一言で「マジムカつく!」と思えたら、それはアナタが「ちゃんとした人」という一つの証明だから俺のコラムは読まないほうがいいかもしれないぞ。 さて、言っておく。 「ちょっと外れたらオロオロして競馬辞めるとか言い出すようなヤツ。そして、当たったか外れたかだけの幼稚な基準でしかコンテンツの価値を計れないヤツ。俺のコラムは読むな。時間と金の無駄だ」 さて、どう思ったかね? 今書いた事の表面的な部分でムカつき離れるのならそれはそれ、それが双方のためだ。 ただの馬主風情に偉そうに言われるのが嫌なら見なけりゃいい。 逆に、この言葉の「意図はなんだ?」と興味を持ってくれるなら、俺はいくらでも言葉を綴るし、恐らくそういう人とは一生の競馬仲間になれると思っている。 いっしょに競馬を楽しもう! で、ここからは、興味を持ってくれた人のタメに書く。 まずは、下記コラムはヒマな時に読んでおくと、俺が「どんな思考の持ち主」なのかは、ある程度分かると思う。その辺りの大前提を知っておかないと、言葉の意図は伝わらんからね。 5月12日公開 オフレココラム「第一部:毒母」「第二部:乗っかった母と乗りたかった母」 5月13日公開 オフレココラム「今日のコラムはリクエストの多い老馬主が登場だ!」 5月18日公開 オフレココラム「ギャンブル依存症」 この辺りのコラムは長いぞ。 実際数年来の読者諸氏にしても、流石に1万文字を超えたコラムを書くと「通さん、ながいわ・・・」と突っ込まれる。とはいえ、書き出すと止まらないんだから仕方ない。そこは諦めてくれ。 と、一通り、新たな読者さんのタメに自己紹介もしたし・・・ 行きますか! 競馬の時間だ! オーーーーーーークス! もうね、◎に関してはなにも考えずアーモンドアイ。 シンザン記念、桜花賞、この2走のパフォーマンスと末脚見ただけでもう、歴史的名牝である事が分かる。今回仮に負けても、なんの後悔も無い。 もう、単純に勝った馬を称えるのみ。 え?ホント、距離とか持つ?ルメールがリップサービスしてるんじゃないのかな? こんな風に思っている人に、数字も証明してるよ、という事を教えておこうと思う。 さて、GIレースで「上がり3F最速」で勝った馬が、「上がり3F2位」の馬に0.6秒以上差をつけたケース何件あると思う? ちなみに、さっき過去20年分を調べてみた。 過去20年といえば、GIレースだけでも400レース以上あるわけだ。 その中から、上記の条件に合致するレースは、17本だけ。 一応書いておく? そのメンツ見たら、アーモンドアイの単勝が1.7倍でも美味しく見えてきちまうけど、書く? では書きますか。 ちなみに、0.5秒以下だとそこそこ件数出ちまうんだけど、0.6以上だと17件。 アーモンドアイの桜花賞のように、1秒以上にすると・・・4件しか該当しない。 それらの、勝ち馬見れば、なぜ俺がここまで完全に「確証バイアス」に冒されているかわかるよ。 このデータみると、「うわ、これ絶対勝つわ」とまで思い込めちまうから、競馬に絶対は無いことを意識しながら見た方がいいからな。 んじゃ、書く。 ■2018年「桜花賞」 アーモンドアイ 上がり2位との差「1.0」 ■2015年「皐月賞」 ドゥラメンテ 上がり2位との差「0.6」 ■2013年「有馬記念」 オルフェーヴル 上がり2位との差「1.3」 ■2012「オークス」 ジェンティルドンナ 上がり2位との差「1.0」 ■2009「オークス」 ブエナビスタ 上がり2位との差「0.6」 ■2006年「有馬記念」 ディープインパクト 上がり2位との差「0.6」 ■2006年「宝塚記念」 ディープインパクト 上がり2位との差「0.8」 ■2005年「菊花賞」 ディープインパクト 上がり2位との差「0.9」 ■2005年「ダービー」 ディープインパクト 上がり2位との差「1.0」 ■2004年「秋華賞」 スイープトウショウ 上がり2位との差「0.7」 ■2004年「NHKマイルC」 キングカメハメハ 上がり2位との差「0.7」 ■2003年「マイルCS」 デュランダル 上がり2位との差「0.6」 ■2003年「スプリンターズS」 デュランダル 上がり2位との差「0.6」 ■1999年「宝塚記念」 グラスワンダー 上がり2位との差「0.8」 ■1999年「NHKマイルC」 シンボリインディ 上がり2位との差「0.7」 ■1998年「安田記念」 タイキシャトル[0.6] 上がり2位との差「0.6」 ■1998年ダービー スペシャルウィーク 上がり2位との差「0.8」 -------------------------- 見た?マジで見てるだけで勃起しちまうようなメンツだろ? まぁ、牡馬はほとんどが種牡馬になって勃起させてるわけだから、言い得て妙なんだが凄くねーか? 桜花賞の時も、「上がり時計2位のトーセンブレスと1秒もちがうのか、スゲーな」とは思ってたんだが、調べたら凄い面子しかできていない事に気が付いたワケ。 しかも、それが「1秒」って事になると… オルフェーヴル ディープインパクト ジェンティルドンナ アーモンドアイ以外には、この20年でこの3頭しかいない。 GIで上がり最速で勝てて、尚且つ、上がり2位の時計を1秒以上上回る事がどれだけ異常なことか分かるよね。 まぁ、競馬はタイムトライアルじゃねーし、一つの参考指標にしかならないんだが、とはいえ、これは中々凄いわけだよ。今回のオークスでもそんなことが起こるかどうかはワカランが、上記したメンツの引退までの成績と比較しても、アーモンドアイが同世代の牝馬に負けるか?という意味では、僅差だとしても勝ちきっちまうんじゃない?と思ってる。 まぁ、アーモンドアイが勝つ!という「確証バイアス」に自らを誘導しているってのも事実だけど、この数字の検証も事実だからね。 さて、オークス!どうなる事か! って、本番はココから。 アーモンドアイが強いなんて事はみんな分かってる訳だよね。 となると、相手関係でしょ!とね。 結論から書く。 ◎13アーモンドアイ 〇2ラッキーライラック ▲8サトノワルキューレ ☆1リリーノーブル ☆6オールフォーラヴ △11パイオニアバイオ △3マウレア △17ロサグラウカ 穴15ウスベニノキミ 多くなったけど、色々見解は書いておこうという意味も含めての印。 買い目は、比率をつけながら買わないとイカンだろうね。 で、各馬の解説を書く。 --------------------- 〇2ラッキーライラック --------------------- アーモンドアイ以外のメンバーとはほぼ勝負付けが済んでおり、トライアル組の「サトノワルキューレ」との差がどのようなものかが焦点。桜花賞にて闘ったメンバーの後塵を拝す事は無いだろうが、アーモンドアイとの逆転劇はどうか?オークスでは桜花賞で少し力んだ部分を取り除き、リラックスさせて道中をやり過ごせば終いの爆発力を引き出すことも可能か。そして、アーモンドアイの一列前でレースが出来れば、桜花賞以上に肉薄する可能性はある。もしくはスローであれば前受けして折り合わせ、出し抜け的にL2地点で10秒台の脚を繰り出せれば、流石のアーモンドアイの末脚も封じ込められる可能性はゼロでは無い。オークスこそ石橋の手腕に左右されるレースになるだろう。ガチンコで勝ちに行った際には、勝負付けが済んだメンバーにも逆転を許すケースは考えられるが、差しに徹するのか、好位ー前目での競馬から出し抜けを狙うのか、2者択一的なレースだが、石橋の選択やいかに? ---------------------- ▲8サトノワルキューレ ---------------------- 開幕週の絶好の馬場だったとは言え前走のLAPは秀逸。 13.1 - 12.0 - 11.8 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 11.7 このレースLAPを最後方から差しきるのは中々出来る芸当では無い。 この時計はフローラSが重賞に格上げしてから18回の中での最高時計であり、1分59秒台ですら過去2回しかない。そのもう一回はチェッキーノが勝利した2016年だが、その年の1着馬チェッキーノがオークスで2着し、フローラS1人気で5着に敗れたビッシュがオークスで3着に入線している。 それと比較しても、本年のフローラSには価値がある。 そのレース内容だが、前半は押さえインで静かに折り合いをつける。先行勢が少々引っ掛かり気味な事を尻目に最後方のインでじっくり脚を溜める。残り1200m地点までは終始リラックスして走らせ、前走同様そこから少しずつ上昇させる準備に入る。先行勢もよどみの無いペースだけにL5-L4地点で前との差を詰めるまでには至らないが、外目を終始気持ちよく追走。この区間恐らく11.9-11.7程度では走っている。L3の坂下までの区間で2馬身ほど先行勢と詰めている事からこの区間は「11.1」、L2地点ではさほど差は詰まらず「11.1」、そして、最後前2頭が11.7と落としたところで、またしてもこの馬は落とさず差しきり。 つまりはL1も「11.2」程度では走破している。 となれば、この馬自身の後半5ハロンは「11.9-11.7-11.1-11.1-11.2」という、脅威的なLAPになっている事がわかる。後半5ハロン57秒フラットの計算だ。 この馬の2000m以上での後半要素はかなりレベルが高い。開幕馬場であった事を差し引いても秀逸。また、こういう馬を動かし、出しつくさせる騎乗で天下一品のミルコが鞍上であるのも非常に怖い。 ------------------- ☆6リリーノーブル ------------------- 阪神JF、チューリップ賞、桜花賞と常にラッキーライラックに先着を許すも、桜花賞ではそのラッキーライラックに肉薄。アーモンドアイには別次元のレースをされてしまったが、ここに来てラッキーライラックとの差を詰めた事には好感が持てる。先着を許したのは「アーモンドアイ」「ラッキーライラック」「マウレア」の3頭しか居らず、世代上位には違いない。チューリップ賞はいかにも叩き台の仕上げだったことを見れば、2強に次ぐ実績の持ち主でもあり、サトノワルキューレとの力関係が気になる一頭。距離は伸びても良いし、追い切りの動きもいい。ただ一つ気になっているのが、川田が本音はオールフォーラヴの方に乗りたかったと言っていたとかいないとか。この馬の評価をそれで下げる事は無いが、オールフォーラヴの評価を上げざるを得なくなったのは事実。 ---------------------- ☆6オールフォーラヴ --------------------- 奇妙なLAPとなった忘れな草賞。 12.5 -
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【VIP】小鳥の7号 オークス/京都10R 鳳雛S予想

【歩き方Vol.197】不確実性の高い結果に【BET】しているという事実

はい、カリスマ編集長・近藤克治です。 いやぁー、今日はもうそこらの居酒屋でハイボール飲んでる場合じゃありませんね! この気持ち、1号さんの予想に丸乗りした方は分かると思うなぁ(既に気分はホロ酔い)。 やってくれると思ってましたが、カリスマバリュースコア最高ランクを意味する【ブロックA】に『血統の1号』が所属してますよーと発表したその翌日に満塁ホームラン打ち込んじゃうんですから、スケールでいったらまさに大谷クラス。 えぇ、今日の日経賞のお話です。 副編集長の中田じゃありませんが、ここは私から説明するよりも、1号さんご本人による「VIP予想」を参照いただくのが間違いないと思いますので、5分少々お付き合いください。 ▽【VIP】血統の1号 日経賞/毎日杯/中山7R 4歳以上500万下予想(一部抜粋) --------------------------------- まずは、日経賞! まず、中山の2500mと、東京や京都の2400mは、距離では、わずか100mの違い だが、まずもって全く違う競技だといって過言ではないだろう。 陸上競技で、100m走と400m走、それくらいの違いがあるかもしれない。 最も大きな違いは、奪われるスタミナである。 中山2500mにおける競争成績の種牡馬ランキングをみると、ここ3年では 圧倒的にステイゴールド産駒で、ディープインパクト産駒を圧倒している。 ちなみに、東京、京都の2400mでは、ディープインパクト産駒。 中山2500mは、スタートから6回コーナーがあり、二度きつい坂を上る。 コーナーで息を入れられるというが、相当スタミナがないと勝てない条件。 最後の3ハロンは、35秒台での決着が多い。我慢比べになるからだ。 後半3コーナーでペースが上がり、そこで脚を使わされると、直線の半ばくらいで完全にスタミナを失い、そのあと、歩くことになる。 今回、キセキ、トーセンバジルが人気だが、どこまで万全の体調なのか、やや疑問。 明日は、この馬に本命を打ちたい。 ◎12ガンコ まず、血統背景が素晴らしく中山2500m向き。シングスピールが母父で、父がナカヤマフェスタ。 切れ味では、ディープ産駒の足元にも及ばないが、スタミナなら、相当な器とみている。 シングスピールは、サドラーズウエルズ系で、とにかくタフな血脈。スピードや切れの勝負にならない場合、最後の最後に、こちらに軍配が上がりそう。 ◎12ガンコ 〇11サクラアンプルール ▲14キセキ ☆3 チェスナットコート △15ソールインパクト △7 トーセンバジル △4 ロードヴァンドール △9 ゼーヴィント 相手は、サクラアンプルール。有馬記念は、惨敗を期したが、スタミナは十分で、 中山の坂も得意。 人気になりそうな、ロードヴァンドールだが、2400mは逃げきれてもこの2500m は、最後につかまると見て、評価を下げている。 それと、キセキは、能力だけなら断然だが、本番は、次とみて、三番手。 ハーツクライ産駒のチェスナットコートは、このコースも向いているとみて☆とした。 馬券は、ガンコの単複、馬連、馬単、それと、以下のフォーメーション。 三連複と三連単をこれで買う。 1着・・・◎ 2着・・・〇▲☆ 3着・・・〇▲☆△△△△ 続いて、毎日杯! 個人的に、オレがひそかにダービー候補と思っている馬が出走してくる! ◎1 ブラストワンピース メンバーがそろってるから、専門紙なんかの印も割れてはいるが、この馬で断然じゃないかな。 2戦2勝なんだけど、どちらのレースも、ほぼ圧勝で、どれだけ強いのか、よく分からない。 特に前走は、東京2400mで、凄いスタミナを見せつけた。 キングカメハメハの肌に、ハービンジャー! 阪神の外回りなら、まず負けない。 ◎1 ブラストワンピース 〇5 ギベオン ▲4 シャルドネゴールド ☆7 ユーキャンスマイル △3 インディチャンプ △2 ノストラダムス △9 マイハートビート 馬券は、単複、馬連、馬単、1着固定の三連単と、1番5番の二頭軸三連単マルチを押さえに。 ギベオンもかなり優秀とみている。 自信の一鞍! 中山7レース! ◎7 ブライトリビング 〇5 グレイスニコ ▲8 アルセナーレ ☆6 クイックモーション △10ショーカノン △11プリエンプト ま、このブライトリビングは、ここ一連のレースぶりを見ると、 きわめて真面目に走る仔で、500万下の牝馬限定戦なら断然の存在といえる。 相手も、前々で運べそうな面々とする。 ま、堅いが、かなり確度は高い。 馬券は、単勝、馬連、馬単を強弱つけて。一頭軸の三連複も強弱つけて。 1着固定の三連単! 明日は、以上。 --------------------------------- 私も以上!と言いたい所ですが、すでにお気づきのとおり日経賞の3連単馬券に限らず、 全3レースの推奨券種、推奨レースが面白いように『的中』「的中」「的中」の的中オンパレードとなっております! 競馬には当然「不確実性」という意思決定者がコントロールし得ない事象が起こるとされていますが、その中でのパーフェクト達成は素晴らしいことだと思います! また、今日の日経賞がいい例ですが、うん十万馬券という配当が跳ね返ってくる背景にはそれだけ不確実性の高い結果に【BET】しているという事実があるわけですよね?? これ単に運がいいとか悪いとか、ハイリスク・ハイリターンの話をしたいわけじゃなく、そういう馬券を継続的に獲れる方は、大半の競馬ファンがあり得ないと考えていることが実は容易に起こり得るということを常日頃から意識しているんじゃないかと思います。 原理原則っていうとやや大袈裟な気もしますが。 ですので、ここで単に1号さんをワッショイしているように見えるかもしれませんが実際には先々週行われた「フィリーズレビュー(GII)」にて、1号さんと同じ【Aブロック】に所属する田原氏が8人気リバティハイツを本命に3連複9140円ズバッと獲っている経緯や、同じく【Aブロック】の7号さんも出血大サービス価格(=100pt)で提供いただいた本日の中山最終レースで ※太鼓判 7号 中山12R 提供結果※ 【単勝】3 (1点) 270円◎○△ 【馬連/流し】3=4.8.9 (3点) 1250円◎○△ 【3連単/フォーメ】3→4.8.9→1.5.7 (9点) 1万1350円◎○△ --------------------------------------- 単勝、馬連、3連単(万馬券)を少点数でピシャリと的中されている背景に、不確実性を自分の有利になるように使いこなすロジックがあるのだと、割と最近気がつきました(笑)。 ということで、昨日と同じ説明になってしまいますが、予想の供給者にはそれなりのロジックが必要不可欠であり、それを内々に可視化した指標が【カリスマバリュースコア】です。 現時点ではスコアそのものは非公開となりますが、そのスコアをもとに 【Aブロック】 【Bブロック】 【Cブロック】 と、カリスマメンバーのポテンシャルを体現しておりますので、今一度A・B・Cブロックに該当するカリスマをチェックいただいた上で、明日の日曜競馬に臨んでみてはいかがでしょうか? ■Aブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-3000pt) ※最大レバレッジ:10倍※ ☆競馬評論家「田原基成」 ☆覆面馬主「血統の1号」 ☆覆面馬主「小鳥の7号」 ■Bブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-1500pt) ※最大レバレッジ:5倍※ ☆覆面馬主「砂の6号」 ☆覆面馬主「データの8号」 ■Cブロック(太鼓判販売価格レンジ:100pt-900pt) ※最大レバレッジ:3倍※ ☆覆面馬主「妄想の2号」 ☆覆面馬主「サスペンスの3号」 ☆覆面馬主「カウボーイの4号」 ☆覆面馬主「牝馬限定の5号」 ☆覆面馬主「未勝利の9号」 ☆覆面馬主「テレ丸の10号」 ☆覆面馬主「インパチの11号」 そうそう、明日午前9時からの公開となります【太鼓判】価格チェックもお忘れなく! 以上、カリスマ編集長・コンカツこと近藤克治がお送りしました!
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