寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 今年のクイーンCはさながら桜戦線の"大関候補"決定戦

どうも、寺井千万基です!

先週の鮫島厩舎は大挙10頭が出走。残念ながら白星を挙げることは出来なかったが、きさらぎ賞に出走したタガノディアマンテが2着に好走。賞金を加算できたことで、実質的に春のクラッシックレースへの出走がほぼ当確となった。後方からあれだけの脚が使えたことは嬉しい誤算だったが、先週の記事の中で"注目しておいて損はない"と紹介した僕としても鼻が高い。
鮫島厩舎の牡馬クラッシック参戦は、17年のプラチナヴォイス以来2年ぶり。本番前にひとつレースを挟むかはまだ未定だが、とにかく無事に、一生に一度の晴れ舞台へと送り出してやりたい。
タガノディアマンテはタガノトネールの半弟という厩舎縁の血統馬で、父は三冠馬のオルフェーヴル。まだまだこれから良くなってくる馬だけに、クラッシックでの走りが今から楽しみや。


◆東京11R・クイーンC

先週の東京新聞杯と同じコースで行われる、3歳牝馬限定のGIII。今年は阪神JFの2、3着馬が揃ってエントリーしたことで、競馬ファンからかなりの注目を浴びるレースとなりそう。このレースを制して、東西の両横綱・グランアレグリアとダノンファンタジーに続く、桜戦線の大関候補へと浮上するのは、はたしてどの馬か?

僕の注目馬は、藤沢和厩舎のミリオンドリームズ。今年の藤沢和厩舎は、3歳牝馬の層が非常に厚く、どの馬をどこのレースへ使うか、振り分けに難儀している印象がある。このミリオンドリームズも当初予定していたアルテミスS(勝ち馬は藤沢和厩舎のシェーングランツ)を使えなかったことから、ずっと在厩で調整されており、結局2走目がここまでズレ込むことに。だが、次走の予定が立たない状況ながらも、短期放牧に出すことなく、ずっと手元に置いていたあたりからも、この馬に対する師の期待の高さが感じられる。実績馬が多く在籍する有力厩舎において、予定の立っていない2歳馬の為に馬房を1つ空けるということは、なかなかお目に掛かれないケースやで。
フランケル産駒という血統から、パンパン馬場での瞬発力勝負では分が悪そうだが、降雪の影響で馬場が渋れば、一気に浮上してくるんじゃないかな?
厩舎サイドも"体調が整わず出走がこの時期まで延びたけど、ここに来て馬体にハリが出てようやく態勢が整った。キャリアの浅さはあるけど、素質の高さで好勝負を期待したい"っちゅうてたみたいやで。

相手には、実績からも阪神JF2着馬クロノジェネシスと、3着馬のビーチサンバが有力。前走の着差をみても、この2頭は能力的に甲乙つけがたいが、スローからの末脚勝負になれば、やはり切れモノのクロノジェネシスの方に分がありそう。逆に馬場が渋れば、1キロの斤量差を活かせるビーチサンバに逆転のチャンスあり。

ただし、降雪の影響で開催が順延された場合は、各馬のテンションに要注意。繊細な3歳牝馬だけに、競馬場での滞在時間が延びることで、煩い面が出てくる馬が必ずおるはず。


◆京都11R・洛陽ステークス

このレースは休み明けの馬が多いが、なかなか体を絞るのが難しい時期だけに、必ず当日のパドック気配はチェックするように。

僕の注目馬は、順調に使われてきたグァンチャーレ。
昨年の洛陽ステークスの2着馬で、この1年間で馬券圏内を外したのが、重賞レースの2回だけという堅実派。やや勝ち味に遅いところはあるが、オープン特別ならば実力上位の存在。
陣営は"いい状態をキープできているから仕上がり面に不安はないよ。今回はオープン特別だし、他馬との斤量差が響かなければ"っちゅうて、57キロの斤量を少しだけ気にしてたで。

相手は、カツジ、グリュイエール、アサクサゲンキ、キョウヘイ、アイトーン、の5頭。


◆京都10R・琵琶湖特別

このレースと9Rは8頭立ての少頭数。有力どころも限られるから、注目馬の名前だけ挙げておくよ。

チャロネグロ、アロマドゥルセ、フォイヤーヴェルク、の順。あとは、少し離れた3着候補としてプラチナアッシュ。


◆京都9R・こぶし賞

ここは、マイネルウィルトス、カヌメラビーチ、ロードグラディオ、レースガーデン、の4頭が有力。

特に、惜敗が続くマイネルウィルトスの陣営は"ここ最近は相手が悪かっただけ"っちゅうて、巻き返しに力が入っとったで。


最後に鮫島厩舎の出走予定だが、先週かなりの数を使ったので、今週は小休止。土曜日は出走予定がなく、日曜日には2頭が出走予定や。