寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 これからの成長次第では大きなところを狙える馬になるかもしれん

どうも、寺井千万基です!

日曜京都6Rの新馬戦では、鮫島厩舎のマコトネネキリマルがデビュー予定。この馬は厩舎の活躍馬マコトスパルビエロ産駒で、厩舎との縁が深い馬や。
マコトスパルビエロは僕が助手時代に調教をつけていた馬で、入厩した当時はトモの形が悪く、あまり走らないだろうという前評判だった。ところが、いざ調教で速いところを乗り出すと、力強い脚捌きで時計も出た。芝でデビューした初戦こそ結果がでなかったものの、ダートに替わった2戦目で勝ち上がり。調教での動きの良さが、ダートレースで出た格好や。その後の活躍は、皆さんご存知のとおり。2歳のデビューから9歳で引退するまで、実に38戦もタフに走り続けてくれた。この馬のパワーと、タフさを引き継いでいれば、産駒もダートで息の長い活躍ができるんじゃないかな?
マコトネネキリマルは、父と同じく芝でおろすみたいだが、本領発揮はおそらくダートに替わってからやと思うで。
昨夏には、同じ鮫島厩舎の活躍馬パドトロワ産駒のジゴロが新馬を勝ち上がったから、マコトネネキリマルもぜひ頑張って勝ち上がりを目指して欲しい。


◆京都11R・日経新春杯

創設当初から一貫して1月に行なわれているGIIレース。僕の中では比較的平穏な決着が多いレースというイメージだが、ハンデ戦らしく49キロの軽ハンデだったテイエムプリキュア(2009年)がアッと驚く逃げ切りを決めたこともあり、今年も展開利のありそうな軽ハンデ馬がいれば要注意。

僕が注目しとるグローリーヴェイズは、昨年の菊花賞5着馬で、有馬記念を制したブラストワンピース(4着)とは僅かコンマ1秒差。だが、菊花賞で好走したとはいえ、父ディープインパクト、母父スウェプトオーヴァーボードという血統から、中距離でこそのタイプに映る。有馬記念でブラストワンピースがパフォーマンスを上げたように、この馬も距離短縮でさらに良さが出そうな雰囲気。現4歳世代の昨秋からの活躍を考えれば、今年の日経新春杯はこの馬が中心になるんじゃないかな?
関東馬だけに僕の耳まで詳しい話は入って来ていないが、聞いたところによると"先週のケイコでは少しモタついたけど、思惑どおりそのひと追いでガラリと良くなり、今週の追い切りではいい動きを見せてくれた。適度に休みを入れながら大事に使ってきたから、まだまだ伸びシロが期待できる。精神面もシッカリとしてきたから、ここを足掛かりに今年は飛躍の年にしたい"っちゅうて、陣営はかなり期待しているみたいやで。
モーリスをはじめ、メジロ牝系出身の一流馬は古馬になってからっちゅうタイプが多い。この馬もこれからの成長次第では、大きなところを狙える馬になるかもしれん。

相手筆頭は、ここにきての成長が著しいムイトオブリガード。
こちらは昨年2月に待望の2勝目を挙げた後、阪神大賞典8着をはさみ、そこから3連勝で一気にオープンまで駆け上がった。馬の充実ぶりがそのまま成績に直結しとる印象で、今回も崩れることなくいい競馬をみせてくれるんじゃないかな。

その他では、アフリカンゴールド、ルックトゥワイス、シュペルミエール、メイショウテッコン、までが勝負圏内。
特にハンデ52キロのアフリカンゴールドは、170センチ近くあるミナリクが、わざわざ体を絞って騎乗するらしい。ジョッキーの意気込みを考えても、軽視はできない。


◆京都10R・新春ステークス

今回が昇級戦となるライラックカラーは、藤沢和厩舎にしては珍しく、ルメールの予定に合わせずに遠征をしてきた。マイル戦の舞台を求めての遠征であることは明らかで、こういうケースでは例え鞍上がルメールではなくとも注意をしたほうがいい。

メンバー的にも、このレースはライラックカラー、ロライマ、サンラモンバレー、メサルティム、の上位争いになりそう。


◆京都9R・五条坂特別

このレースに出走するジョーダンキングは、地方から再転入後、まだダートで1度も崩れたことがない。コンビ実績のある岩田への手替わりにも不安はなく、ここで大きく崩れるシーンは想像できない。
"3回続けて使えるように体調面に不安はないよ。少し追ってズブいところがあるけど、その辺りは鞍上が2度目だし、ちゃんと心得ていると思う。ここのところ2着が続いたから、今度こその気持ちだよ"っちゅうて、陣営は必勝ムードやったで。

相手探しの一戦になりそうだが、相手候補には、オクラホマ、サマーサプライズ、コマビショウ、オメガドラクロワ、キーフラッシュ、を挙げておくよ。


最後に日曜の鮫島厩舎だが、この日は冒頭で紹介したマコトネネキリマル以外に3頭が出走を予定しとる。

◆京都3R・3歳未勝利

デビュー2戦目となるラコンコルドは、日本であまり馴染みのないLiaison産駒で、現状はまだ適性を掴みかねとる。おそらくダート向きだとは思うが、まだ華奢な牝馬で、勝ち上がりはもう少し馬体がシッカリしてからになりそう。


◆京都7R・4歳上500万下

今回が去勢放牧明けとなるアリュールベルンだが、たいてい去勢の効果が出て体質が安定するまでに少し時間が掛かるから、いきなりという感じではない。


◆中山10R・サンライズステークス

昇級後あまりいいところがないアイファープリティは、中山コースとの相性は悪くないが、定量戦では強気になれない。今回も後ろから行って展開が向けば…というレースになりそう。