寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 この時期の完成度としては2歳GIを制した兄にも劣らない

どうも、寺井千万基です!

先週の有馬記念に出走した鮫島厩舎のモズカッチャンは、直線の坂下あたりで伸びが止まってしまったように、やはり距離が長かった印象や。デキそのものは良かっただけに残念な結果だったが、レース前から想定していた敗因だけに、その辺りをシッカリと踏まえて来年の巻き返しへ繋げたい。


◆中山11R・ホープフルステークス

2年前にレイデオロが当時まだGIIだったこのレースを制し、ダービー制覇への足掛かりとしたレース。今年も前途有望な若駒が集結し、興味深い一戦となりそうや。

僕の注目馬は、栗東でも評判になっている良血馬サートゥルナーリア。兄にエピファネイア、リオンディーズと2頭のGIホースがおり、いずれも2歳戦から活躍しているように、この時期から活躍するのが一族の特徴や。
兄との比較について、厩舎のスタッフ(もとは角居厩舎)に聞いてみると"レースぶりや追い切りの動きをみても、この時期の完成度としては2歳でGIを制したリオンディーズと比べても遜色ないよ。ひょっとしたらそれ以上かも"っちゅうことやったで。
デビューからの2戦がいずれも楽勝だっただけに、はじめて競り合いになった朝日杯FSで怯んでしまったグランアレグリアのようなケースも考えられるが、こちらは繊細な牝馬ではないだけに、あまり輸送やメンタル面での心配はしなくても大丈夫そうや。
来年のクラシックでは距離の克服が課題になりそうだが、スタッフは"この時期の2歳馬同士のレースならば、距離は心配しなくても大丈夫"っちゅうて、まったく気にしとらんかったで。

2番手には、こちらも中竹厩舎のスタッフが期待していたブレイキングドーンを挙げておくよ。
プラス18キロだった前走からの上積みは相当あるっちゅう話やから、前走以上のパフォーマンスをみせてくれることは、まず間違いなさそうや。

この2頭以外では、ニシノデイジー、アドマイヤジャスタ、ヴァンドギャルド、ミッキーブラック、までが勝負圏内。


◆阪神12R・2018ファイナルステークス

開口一番、"前走は完全な取りこぼし。今度こその気持ちだよ"っちゅうてたのが、フィアーノロマーノ陣営。"ハンデは気になるけど、いずれは重賞を勝てると思っている馬。ここはシッカリと結果を残して来年を迎えたい"っちゅうて、鼻息を荒くしとったたで。

また、レインボーフラッグも"前走は他馬に寄られてバランスを崩すアクシデントが痛かった。スムーズな競馬で巻き返したい"っちゅうて、陣営は強気やったで。

フィアーノロマーノと、レインボーフラッグの共倒れはなさそうな感じだが、ハンデ戦だけに伏兵に足元をすくわれる可能性はありそう。
メイショウカズヒメ、ラフィングマッチ、ハナズレジェンド、タイセイスターリー、あたりにも要注意。

なお、このレースには鮫島厩舎からアイファープリティが出走を予定しとるが、前走の結果からもう少しクラス慣れが必要な印象。ただ、距離を伸ばしてタメをきかせることが出来れば、前走より着順を上げることはできそう。


◆阪神11R・ベテルギウスステークス

このレースは休み明けの馬と、前走で掲示板を外した馬が大半というメンバー。格下でも、順調にレースを使われてきたロードアルペジオで勝負になるんじゃないかな?陣営も"相手なりにやれる馬だからね。昇級戦でも楽しみだよ"っちゅうてたで。

大混戦のメンバーだが、ロードアルペジオの他に、ピオネロ、トップディーヴォ、コスモカナディアン、カゼノコ、コパノチャーリー、の5頭を注目馬に挙げておくよ。

鮫島厩舎のジョルジュサンクは、マーチSでは結果が出なかったが、重賞のメンバーが相手だっただけに、ここでもう一度ダートを試してみることに。休み明けのぶん割り引きは必要だが、適性次第では変わり身があるかもしれん。


◆阪神10R・フォーチュンカップ

ここのところ惜敗が続いとるシンギュラリティは、陣営が"鋭い決め手が武器の馬だから、2走前に接戦した外回りに戻れば"っちゅうて、コース替わりに期待している感じやったで。

いっぽう、しぶとさが持ち味のジェシーは、外回りへのコース替わりは歓迎ではなさそうだが"少し気合が乗りすぎる面が出てきたから、いまは9ハロンくらいのほうがいいかも"っちゅうて、陣営は距離を詰めることが狙いみたいやで。

レースは、この2頭が中心になるんじゃないかな。


◆阪神9R・春待月賞

16頭中14頭が乗り替わりという、GIのウラ開催ならではのレース。
継続騎乗となる2頭は、手替わりによる戦力減がないという点では魅力的だが、どちらも今回が昇級戦。扱いは慎重にしたほうがよさそうや。

いっぽう、クラス実績のあるメンバーの中では、500万下を勝った2走前のコンビ再結成となるタガノリアンと、主戦に手が戻るカタチとなるメイショウミライに注目。この2頭は、戦力アップに繋がりそうな乗り替わりだけに好感が持てる。前走の内容からも、有力視できるんじゃないかな?


最後にこの日の鮫島厩舎やけど、これまでに取り上げた馬以外に2頭が出走を予定しとる。

◆阪神3R・2歳未勝利

デビューした札幌開催で連続して好走し、中央場所に替わっても2着に入ったマコトジュズマルの能力はおそらく本物。未勝利はすぐに勝ち上がれるはずで、フルゲートの大外枠は有利ではないが、スムーズに先行できれば勝ち負けになっていい。


◆阪神8R・3歳上500万下

前走をひと叩きしたデクレアラーは、型どおりに良化。はじめてのマイル戦で良さが出れば、上位争いができそう。

今年の最終週は、マコトジュズマルと、このデクレアラーの2頭に期待。