寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 ようやく軌道に乗ってきた良血牝馬に注目

どうも、寺井千万基です!

先週は日曜中京12Rで鮫島厩舎のプラチナヴォイスが見事に優勝。2戦連続で惜敗だった鬱憤を晴らすかのような快勝劇やった。
もともとオープンで走っていた馬やから1000万クラスはすぐに卒業できると思っていたが、ゲートが安定しないことが足枷となりずいぶんと時間が掛かってしまった。この後はいったん一息入れるが、あの勝ちっぷりならオープンへの再昇級も時間の問題やと思うで。


◆中山11R・ターコイズステークス

中山1600mは直線の坂までずっと下りを走るというクセのあるコース。今年も軽ハンデ馬の先行粘り込みには要注意やで。

今年は好調の木村厩舎の2頭が人気を集めそうだが、僕が注目しとるのは良血馬フローレスマジックの方。
この馬は連勝してようやく軌道に乗ってきたが、3歳時にはフローラSでモズカッチャンとタイム差なしの接戦をしたほどの馬。ラキシス、サトノアラジンといったGIウイナーの全妹という血統からも、むしろ重賞の舞台に戻ってくるのが遅すぎたくらいや。その実力馬が54キロのハンデで出走できるんやから、3連勝で念願の重賞タイトルを手にしたとしてもまったく不思議ない。
厩舎サイドも"今年の夏あたりから動きがシッカリして、ようやく馬に実が入ってきた感じ。力を出し切れれば、重賞のメンバーが相手でも好勝負できるんじゃないかな?まだゲートに課題はあるけど、今回は牝馬限定のハンデ戦で54キロなら楽しみ"っちゅうてたで。

同厩のプリモシーンが一番のライバルになりそうだが、割って入るとすれば藤原英厩舎の2頭が有力。
ただ僕が陣営の話を聞いた限りでは、どうやらディメンシオンのほうに期待しとるような雰囲気があった。ハンデが1キロ軽いということもあり、人気とは逆に先着するのはこっちの方かもしれんな。

あとは、昨年の2着馬フロンテアクイーンと、厩舎サイドが"前走を勝った後、馬がさらに良くなった"っちゅう話をしてたリナーテにも要注意。


◆阪神11R・タンザナイトステークス

このレースは5歳以上の馬がズラリと揃い、4歳以下は2頭だけという珍しいメンバー構成。
ここ一連の流れからも3歳馬のベルーガが人気を集めそうだが、僕がオススメしたいのは6歳牝馬のアイライン。もともとは北村宏とのコンビでターコイズSに特別登録していたが、入らずにコチラへ回ってきたという経緯がある。
"馬込みが苦手なタイプなんだけど、前走で馬群を割ってきたように、今は馬にやる気が満ちている感じ。変わらず好調をキープしているから、ペースが流れてくれればまとめて差し切れそう"ちゅうて、厩舎サイドは自信がありそうな口ぶりやったで。

かなり混戦のメンバーだが、この2頭以外では、ライトフェアリー、コウエイタケル、エントリーチケット、クリーンファンキー、の4頭にも注目。


◆阪神10R・赤穂特別

昇級戦だった前走で3着に入り、はやくもクラス卒業にメドを立てたワンダーウマス。
スタッフは"ジョッキーが辛抱強く競馬を教えてくれたお陰で、ようやく差す競馬が板についてきた。前走は前残りで届かなかったけど、もう少し流れてくれれば勝ち負けになるんじゃないかな"っちゅうて、更なる前進を期待しとったで。

同じくクラス卒業にメドが立っているマイネルブロッケン、ベディヴィアの2頭と、今回が昇級戦になるダンサクドゥーロ、エイシンレーザー、オクラホマまでが勝負圏内。


◆阪神9R・さざんか賞

初勝利が逃げ切りだったエストは、陣営が"怖がりなのでとにかく揉まれる展開だと力を出せない。現状はスタートを決めて行き切ってしまうか、好位の外めで揉まれない競馬が理想"っちゅうてたように、外枠を引いたのは好材料や。ここも乗り方次第では、好勝負になると思うで。

エスト以外では、得意条件に戻して見直せるミヤジシルフィードとラミエル。それに未勝利戦を勝ち上がって来た、エイティーンガール、タマモメイトウ、イベリスあたりが面白そう。


◆中京10R・寒椿賞

中京のレースだが、このレースに出走するメディクスは、調教の動きが特に目に付いたので取り上げておくよ。
1週前は準オープン馬を相手に先着しとったし、直前はラスト1ハロン 11.8秒の力強い伸び脚。デキに関しては申し分がない。


最後に土曜日の鮫島厩舎やけど、この日は3頭が出走を予定しとる。

◆中京2R・3歳上500万下

前走と同じで、7歳牝馬のハギノセゾンには大きな変わり身は期待できそうにない。体調は良いからここも崩れずに掲示板前後には来そうだが、それ以上となると展開の助けが欲しいところ。馬券的な話としては、ちょっとオススメしづらい。


◆阪神5R・2歳新馬

このレースでデビューするミッドサマーハウスは、母がオークスで1番人気に支持されたことのあるミッドサマーフェアという厩舎の期待馬。入念に乗り込んで初戦から力を出せるデキにあるし、前向きな気性も初戦向きや。


◆中京11R・中京日経賞

脚元に不安を抱えとるマリエラだが、ここ2戦は続けて芝を使えているように、いまは脚元の具合がいい。前走は着順ほど負けてはいないから、展開次第では馬券圏内も十分に狙えそう。