寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 あえてローカル開催を歩み続けた試みが実を結ぶ時

どうも、寺井千万基です!

早いもので、今年の競馬開催も残すところあと4週。ローカル開催の重賞は、土曜日に行なわれる中日新聞杯が最後や。
鮫島厩舎は現在22勝とマズマズの成績だが、さすがにGI制覇&サマー2000シリーズ優勝を飾った昨年の数字(29勝)には届きそうもない。ただ、今週も勝ち星を挙げられそうな馬が控えとるから、何とか一昨年(24勝)の成績には並べそうな気配や。


◆中京11R・中日新聞杯

GIレースでは3歳馬が目下3連勝中。ここはGIIIだが、このレースでも3歳馬が注目を浴びることになりそうや。流れとしては3歳馬に分がありそうだが、僕の注目馬はローカル巧者のマイスタイル。
この馬は早くから陣営に小回りコース適性を見出され、クラシック路線が終わった明け4歳からはローカル開催に的を絞ったローテーションを組まれてきた。その甲斐あって、函館で2連勝をマークしオープン入りを果たすと、11月の福島記念では2着に好走。コツコツと着実に力をつけており、ローカル重賞ならば、もう手の届く位置まできとる。"重賞なら即外国人ジョッキーに乗り替わり"っちゅう風潮がある中で、主戦の田中勝を替えずに乗せ続けとるあたりは、いかにも昆厩舎らしい。こういう条件戦からずっとコンビを組み続けとる人馬の活躍は、競馬ファンならば思わず肩入れしたくなるんじゃないかな?
"前走は楽なペースではなかったが、よく2着に粘り込んでくれた。前に馬がいると力むから、やはり理想はマイペース。今回はスンナリとハナがきれそうなメンバーだから力が入るよ"っちゅうて、陣営の鼻息も荒かったで。ただ、あまりスローに落とし過ぎるとヨーイドンになってしまうから、鞍上のペース判断次第で明暗が分かれそうや。

好調・藤原英厩舎が送り出すギベオンが2番手評価。
腕利きのスタッフが揃っとる名門厩舎だけに、敗因を分析して今回はシッカリと対策を練ってくるはず。勝ち星のある距離に戻るうえ、ひと叩きされた上積みも期待できるから、巻き返し濃厚なんちゃうかな?

この2頭に続くのが、去勢した効果がようやく出てきたっちゅう話のドレッドノータスと、連覇が掛かるメートルダール。

あとは、ストロングタイタンとエンジニアまでが勝負圏内。


◆阪神11R・リゲルステークス

カシオペアSの勝ち馬は、次走のチャレンジCで待望の重賞勝利を手にしたエアウィンザー。そのエアウィンザーの2着に入ったグリュイエールも、そう遠くないうちに重賞に手が届きそうや。オープン特別ならば、堂々と主役を張れるんじゃないかな?
"屈腱炎を患って2年も休んだ馬だけど、本当によく立ち直ってくれた。ここまで来たら、何とか賞金を加算して重賞のタイトルを獲らせてやりたい"っちゅうて、陣営も力が入ってたで。

相手には、ソーグリッタリング、ロワアブソリュー、パクスアメリカーナ、スマートオーディンの4頭を挙げておくよ。


◆阪神10R・境港特別

今日の日本競馬でも指折りの良血馬といえるシルヴァンシャーは、現状ではまだ期待ほどの成績を残せていない。ただ、休み明けだった前走を快勝したあたりから、陣営のコメントも歯切れが良くなり、良血馬がようやく軌道に乗ってきそうな雰囲気がある。
"ケイコの動きが見違えるほどよくなったし、馬体重も増えていよいよ本格化ムード。血統からもっと上の舞台での活躍を期待している馬だから、ここは通過点にしたい"っちゅうて、厩舎サイドは連勝に自信を覗かせてたで。

同じ3歳馬4頭が相手候補。


◆阪神9R・エリカ賞

中距離で行なわれる2歳特別戦ということもあり、昔からクラシックを占う上で重要視されてきた一戦。
今年は鮫島厩舎からタガノディアマンテが出走するが、活躍馬タガノトネールの半弟という血統からも厩舎の期待は大きい。タガノトネールは2歳戦からというタイプではなかったが、他厩舎の半兄タガノエスプレッソ(五十嵐厩舎)は2歳で重賞を制しており、配合次第では早期からの活躍も期待できそう。父オルフェーヴルはやや奥手な印象だが、デキに関しては申し分ないから、現時点で骨っぽい相手にどこまでやれるか注目したい。

強敵は、カフジジュピター、エールヴォア、アルクスの3頭。


最後に土曜日の鮫島厩舎やけど、この日はタガノディアマンテ以外に1頭が出走を予定しとる。

◆阪神12R・3歳上500万下

前走で掲示板に載ったのが1頭だけという、かなり手薄なメンバー構成。かなりの人気を集めそうだが、グランセノーテにとっては負けられない一戦や。