寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 充実の4歳秋を迎えていよいよ本格化ムードが漂う

どうも、寺井千万基です!

先週の鮫島厩舎は、土曜京都7Rに出走したグランセノーテの2着が最高着順という結果。11月初週から毎週続いていた連勝も、3週でストップや。
それにしても、京阪杯で重賞制覇を期待したグレイトチャーターは残念やった。3角で外から内に切れ込んできた馬に擦られて頭を上げてしまい、そのまま良いところなくレースが終わってしまった。ただ、この馬は7月からずっと月1ペースで出走し、京阪杯が5戦目やった。そろそろ疲れが出てもおかしくない頃だっただけに、ここらで一度リフレッシュしたほうがいいかもしれん。


◆中山11R・ステイヤーズS

JRAで最長となる3600mを走る、注目のマラソンレース。同レース4連覇が掛かるアルバートは、今年で7歳という高齢馬。あと1ヶ月もすれば、8歳馬や。そろそろ若い世代にその座を譲っても、おかしくないと思うで。

僕の注目馬は、スタミナ豊富な5歳馬アドマイヤエイカン。
この馬は2歳時に札幌2歳Sを制したが、その後は低迷が続き、前走で準オープンを勝ち上がって、ようやく重賞の舞台へと戻ってきた。乗りやすく、掛かるところがないのが、この馬のセールスポイント。スタミナ自慢で、この距離でさらに良さが出る可能性は十分にあると思うで。
陣営は"2歳時に重賞を勝っているから、昇級といってもカタチだけ。今年の夏にオープンで2着に入ったように、このメンバーに入っても楽しみはあるよ。3連覇のアルバートには一目置くけど、その他とはそんなに差がないんじゃないかな?折り合いに不安がないから、この距離は向くはずだよ"っちゅうて、一発を期待しとる様子やったで。

相手筆頭は、4連覇が掛かる前述のアルバート。

3番手以下は、モンドインテロ、ヴォージュ、ララエクラテール、リッジマンの順。


◆阪神11R・チャレンジカップ

このレースは3連勝中のエアウィンザーと、レイデオロの全弟という良血馬レイエンダの2頭が人気を集めそうだが、僕の注目馬は4歳馬のエアウィンザーのほう。
連勝中の勢いもさることながら、特に前走のレース振りが素晴らしく、いままでは勝っても辛勝っちゅうイメージの馬だったが、オープンに上がった前走で着差を広げて快勝してみせた。これは馬が強くなった、何よりの証拠や。もともと、エアスピネルの全弟ということもあり、入厩当初から期待の高かった馬。充実の4歳秋を迎えて、いよいよ本格化ムードや。
厩舎スタッフも"以前は気を抜くようなところがあったけど、今年に入ってから次第に解消されてきた。それが、今の連勝に繋がっている感じ。いまは本当に具合が良くて、厩舎にいても馬は元気いっぱい(笑)。このまま成長してくれれば、来年は大きな舞台で活躍できそう。もちろん、4連勝を期待しているよ "っちゅうて、重賞制覇に手応えを感じとるような口ぶりやったで。

このレースは、人気どおりエアウィンザーとレイエンダの2頭が中心になりそうだが、実績上位馬も黙ってはいなそう。
マウントゴールド、ダンビュライト、ダッシングブレイズ、トリコロールブルー、あたりも勝ち負けできるだけの力があるので要注意。


◆阪神10R・御影ステークス

2着惜敗が続いたシヴァージだが、前走はブリンカーを外したことで本来の行きっぷりではなかったっちゅう話。陣営は"今回はブリンカーを装着して臨むから大丈夫"っちゅうジャッジやったで。

いっぽう、同じ3歳馬でまだ底を見せていないホウショウナウ陣営は"前走もユニコーンSも1ハロン距離が長かっただけ。全3勝を挙げている得意の7ハロンなら巻き返せるよ"っちゅうて、こちらも力が入っとった。

この2頭に割って入るとすれば、末脚堅実なヤマニンアンプリメと、阪神コースが得意なマルカソレイユ。


◆阪神9R・再度山特別

近走実績からいつ勝ち上がってもおかしくないシンギュラリティは、鞍上に相性の良いルメールを配して必勝態勢。
"前走をひと叩きして上昇ムード。間隔を詰めて使えるように、今は本当に馬の具合がいい。久しぶりの2000mだけど、取りこぼせないくらいの気持ちだよ"っちゅうて、厩舎サイドは自信がありそうな口ぶりやったで。

相手は、イダエンペラー、ジェシー、ミスディレクションの3頭。


最後に土曜日の鮫島厩舎やけど、この日は中京競馬場で3頭が出走を予定しとる。

◆中京3R・3歳上500万下

7歳牝馬のハギノセゾンは、中1週で使えるように状態面に不安はないが、年齢から大きな変わり身は期待できそうにない。堅実に走るタイプで、ここのところずっと掲示板前後の着順が続いとるから、今回もそのあたりになりそう。


◆中京11R・浜松ステークス

今回が昇級戦となるアイファープリティは、あまり馬格のない馬だけに、52キロのハンデで出走できるのは魅力。リフレッシュ効果で気分良くレースができれば、見せ場以上があっても驚けない。

もう一頭のトシザキミは、ハギノセゾンと同じ7歳牝馬だが、ローカルのハンデ戦ならまだまだやれそうな雰囲気。今回もハンデ差を生かせれば、2走前の再現があるかもしれん。