寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 馬にも騎手にもやはり得意なコースというものがある

どうも、寺井千万基です!

先週のセントウルSでは鮫島厩舎のグレイトチャーター(7番人気)が3着に好走。今年の鮫島厩舎は人気薄の馬が激走することがよくあるけど、前もってオススメをすることはなかなか難しい。だから、僕があらかじめ"見せ場以上があっても…"と紹介した鮫島厩舎の人気薄が好走したケースは、今年はじめてかもしれんな(笑)。
先週の記事をみて、グレイトチャーターの馬券を買ったという人も沢山いたみたいやから、僕としてもお役に立てて嬉しいかぎりや。


◆阪神8R・阪神ジャンプステークス

すでにご存知のとおり、ハードル界で絶対的な存在だったオジュウチョウサンが有馬念出走を目指して平地競走へと転向し、中山大障害へと続く障害路線は混戦模様。
ナンバー2の座にいるアップトゥデイトが再び王座に返り咲くのか?はたまた新たなヒーローの出現があるのか?目が離せない。

今年の阪神ジャンプステークスには、前年の優勝馬アップトゥデイトがエントリー。
昨年は後続に6馬身差をつける圧勝劇。さらに、同じ阪神コースで行われた今春の阪神スプリングJでも、後続に8馬身差をつける大楽勝。この結果をみると、おそらく数ある障害コースの中でも、アップトゥデイトはこの阪神コースを最も得意としているようにみえる。
前走は、年末の大一番までを見据えた仕上げで、さらにスタートで出遅れてしまい展開も向かなかった。だから、2着という結果をあまり気にする必要はない。今度は順当に力の違いをみせつけるんじゃないかな。
厩舎サイドも"前走はスタートで後手を踏んだ上に小回りの小倉コースが響いた感じ。スムーズな競馬をして負けたわけじゃないから、結果は気にしていないよ。これくらいの頭数で広い阪神コースならば、多少の出負けがあってもすぐに挽回できるから、前走のようなことはないと思う。自分のペースならば昨年の再現も可能なデキにあるよ"っちゅうて、前走の負けはまったく気にしていない様子やったで。

相手には、ラヴアンドポップ、シゲルクロカジキ、マイネルフィエスタ、の3頭を挙げておくよ。
特に、ラヴアンドポップの手綱をとる高田潤は、このレースを8年連続で連対しとるらしい。馬だけでなく、やはり騎手にも得意なコースがあるから、今年も注目しておいて損はないと思うで。


◆阪神9R・野路菊ステークス

以前に、デビュー前から栗東で評判になっている馬としてアドマイヤマーズを紹介したことがあると思うけど、デビュー後から評価がうなぎ昇りなのが、このレースに出走するヴェロックス。
例年、小倉開催のデビュー馬はそれほどレベルが高くはないけど、それでも追うところなく他馬を一蹴した前走の勝ちっぷりには、一目置かざるを得ないものがあった。この馬は新種牡馬ジャスタウェイの産駒だけに、競馬サークル内のみでなく、馬産地の関係者からも注目を集めている馬や。
追い切りもデビュー戦の頃と比べると、仕掛けられてからの反応が鋭くなっており、型どおりに良化しとる。雨で重たくなった馬場を苦にするようなことがなければ、連勝できるんちゃうかな?

相手には、同じく新馬戦を快勝してきたモンテアーサーとカテドラルの2頭。

この3頭以外の馬は、キャリアこそ豊富だが、すでに底が割れている感じがするから、今回は上昇が見込めるデビュー2戦目の馬に期待したい。


◆阪神10R・瀬戸内海特別

このレースは前走からの乗り替わりが多いけど、乗り替わりの理由は様々。

エイシンスレイマンは、ミルコ(M.デムーロ騎手)が3度騎乗して、このクラスで3連対とミルコが手の内にいれている馬。前走は休み明けの影響もあったが、テン乗りも響いた印象。叩き2戦目で乗り慣れた鞍上に戻れば、アッサリがありそうや。

上のクラスで好走実績のあるラヴィングアンサーも、かつてピンポイントで騎乗し、この馬を勝利に導いたことがあるルメールとのコンビ再結成は魅力。関西圏のレースやから前任の戸崎が乗れないっちゅう事情があるにせよ、この乗り替わりは吉と出そう。

2頭以外では、連勝した時の鞍上に手が戻るイエローマリンバも巻き返してくるはず。

実績的にみても、前進が見込めるこの3頭の争いになるんちゃうかな?

モレイラ騎乗で再昇級を決めたウインシャトレーヌは、乗り手を選ばないタイプとはいえ、実績のある池添を確保できた点はプラス。前述の3頭に割って入るシーンもありそう。


◆阪神11R・オークランドレーシングクラブトロフィー

"前走は状態がひと息だったけど結果を出してくれた。今回は前走よりもデキがいいし、ようやく脚元もパンとしてきたから昇級戦でも期待は大きい"っちゅうて、鼻息を荒くしていたのがチュウワウィザード陣営。
今回は、現級勝ちのある降級馬に休み明けが多いから、古馬との斤量差と使われた強みを活かせれば、厩舎サイドの期待に応えられそうや。

相手筆頭は、このメンバーならば楽に先手がとれそうなアイアンテーラー。脚抜きのよいダートならば、当然前へ行った馬が有利や。

その他は、実績馬のメイプルブラザー、モズアトラクションと、前走勝ちで勢いのあるダンツゴウユウまでが勝負圏内。


最後に土曜日の鮫島厩舎やけど、この日は2頭が出走を予定しとる。

◆阪神2R・2歳未勝利

デビュー2戦目でも大きくは変わらなかったマーニやけど、アドマイヤムーン産駒だけに今回の距離短縮で前進がありそう。雨の影響で時計を要する馬場になりそうなことも好材料や。


◆阪神12R・3歳上500万下

前走で念願の初白星を挙げたハギノカエラは、勝ってもう一度同じ条件に出走できる。中央場所で相手は強くなるが、良いデキで臨めそうやから連勝の期待も十分。