寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 札幌記念までには厩舎の調子を上げておきたい

どうも、寺井千万基です!

メンバー的に夏競馬の初日から好スタートが切れそうだった鮫島厩舎やけど、どうにも歯車がかみあわずこれまで2、3着どまり。ただ、今週の土曜日は勝ち負けになりそうな馬が何頭かおるから、ここらで連勝を決めて流れを変えておきたいところや。
厩舎の看板馬モズカッチャンが札幌記念に参戦するっちゅう話やから、それまでには何とかしたい。


◆中京11R・マレーシアカップ

このレースはメインにしては珍しく6頭立てと頭数が揃わなかったみたいやね。あまり馬券的な魅力もなさそうなレースだから、注目馬の名前だけ挙げておくよ。
サトノティターン、メイズオブオナー、エンジニア、スズカルパンの順。
サトノティターンは初ダートやけど、堀厩舎の馬やから、それなりに勝算がなかったら使ってこないと思うで。


◆中京10R・インディアトロフィー

一転して、こっちは14頭のフルゲート。馬券的にはメインレースよりもこっちの方が面白そうや。

このレースには見どころのある3歳馬が何頭かおるから、その辺りに注目。新潟のレパードSを目指すためにも、左回りのここを経験させておきたいっちゅうのが陣営の本音なんじゃないかな?

僕の注目馬は石坂厩舎のストーミーバローズ。
石坂先生のところは坂路主体の調教で、牝馬なら芝、牡馬ならダートの活躍馬が多い。このストーミーバローズも、芝で3戦したが勝ちきれず、ダートに矛先を向けた途端に初勝利を挙げた。
厩舎の話では"芝の走りも悪くはないが、どうしても決め手のある馬にやられてしまう。ダートに替わればばその辺りの不安が解消されるから、しばらくはダート中心に使って勝ち上がらせたい"っちゅうて、将来的には芝でもっちゅうニュアンスやったで。いずれにしても、デビュー戦でグレイル(次走で京都2歳S優勝)相手にタイム差なしの2着になっている馬やから、やはりオープン級の能力を秘めとると思うで。
あと今回のメンバーで1900m以上のダートレースを経験しとる3歳馬はおらんけど、この馬は芝で2000mを3回も経験しとる。そのあたりも強みになるじゃないかな。

相手候補には、同じ3歳馬の3頭。それと、年長馬の中では、前に行ける脚があるザクイーンとアイアンテーラーに注目。
最後はバテバテになってどの馬も差して来られないっちゅう展開もありえるから、前に行って粘れるタイプは押えておいたほうがいい。


◆中京9R・マカオJCトロフィー

先週のプロキオンSをみてもわかるとおり、この人(武豊騎手)がスムーズにハナを切ってしまうと、なかなか競りかける騎手がおらん(笑)。
このレースでも、ラルムドランジュがスタートを決めて先頭に立ったら、そのまま逃げ切ってしまうかもしれん。スタート次第ではあるが、逃げ切りのシーンも想定しておいた方がエエと思うで。

ただ、能力的にはやはり降級4歳馬のデザートストームとワールドフォーラブの2頭が有力。
この2頭に勢いのある3歳馬がどこまで迫れるか?っちゅうレースになりそうや。


最後に土曜日の鮫島厩舎やけど、この日は5頭が出走を予定しとる。

◆中京2R・3歳未勝利

ダート戦で一変してみせたデイジーブリランテは、もちろん2戦目の慣れが見込める。前走はハナを切れたことも良かったから、今回もスタートがカギ。スムーズに先手をとれれば、念願の初勝利に手が届きそう。


◆函館5R・2歳新馬

この世代で鮫島厩舎2頭目のデビューとなるジゴロは、厩舎の活躍馬パドトロワの産駒。パドトロワは洋芝で活躍した馬やから、もちろんジゴロもその血を継いでおり、ウッドの調教では走らないが、函館の芝を走らせた時にはいい動きをみせとったで。担当する厩務員もパドトロワを手掛けた腕利きやから、今からデビューが楽しみや。


◆中京8R・3歳上500万下

今回が休養明けとなるチャップリンは、追い切りの動きを見るかぎりまだ本調子にはない。坂路で4ハロン53秒を切れるようになってからが勝負やと思うで。


◆函館8R・3歳上500万下

予想どおり滞在競馬が合うシンデレラメイクは、函館にきてからドンドン調子が上がっとる。惜しい競馬が続くが、能力的にはいつ順番が回って来てもおかしくない。大外枠を引いたけどコーナーをロスなく回ることさえ出来れば、差し切れるじゃないかな。


◆福島9R・雄国沼特別

この時期になって調子を上げてきたハギノカエラは、メンバー的にも初勝利を挙げる大チャンス。あとは福島への長距離輸送で馬体重さえ減らなければ。