寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 この路線は4歳馬の勢いが止まりそうもない

どうも、寺井千万基です!

東京で連続開催されていたGIが一段落し、2週後の宝塚記念までGIはお休み。連続GIの後半あたりから馬券の調子を落としていた人にとっては、ちょうどよい調整期間になるんとちゃうかな(笑)。
降級馬か?3歳馬か?今の時期はこの2択さえ間違えなければ大丈夫っちゅう条件戦も多いから、当てやすいレースを狙って的中を増やし、宝塚記念へ向けて馬券の調子を上げていくのもエエと思うで。


◆東京11R・エプソムカップ

先週の安田記念では、8頭出走した4歳馬が1-6着までを独占。モーリスやイスラボニータといった有力古馬が抜けた後のマイル路線は、まさに世代交代が進んどる。GIの谷間とはいえ、やはりエプソムカップでも4歳馬が注目を集めることになりそうや。

今回2頭いる4歳馬では、昨年同じコースで行われた毎日王冠で4着という実績のあるダイワキャグニーが上位に評価できる。その毎日王冠では直線でいったん先頭に立つシーンがあり、抜群の手応えで追い出しを待つ余裕すらあった。最後は32秒台の上がりをマークした1、2着馬に0.2秒の差をつけられてしまったが、その2頭が共にGIホースならば仕方がない。3歳秋の時点であの競馬が出来れば、レース内容としては十分。そこからオープン特別2勝の実績を積み上げ、今回は満を持して重賞獲りを狙ってきた。
陣営は"これまでとは違う位置取りでも結果を残せた前走が収穫ある内容だった。ここに来てレースぶりに幅が出たのは頼もしい限り。あとは出来れば良馬場でやらせてあげたい"ちゅうて降雨の影響だけを心配しとったで。

有力4歳馬2頭に続くのが、5歳馬のサーブルオール。やはり上がり目に乏しい6歳以上の馬よりは、連勝して昇り調子にある5歳馬の方がはるかに期待を持てる。
こちらはハービンジャー産駒だけに、ダイワキャグニーとは異なり渋馬場は歓迎のクチなんちゃうかな?連勝の勢いと渋馬場のアシストがあれば、この馬が先頭でゴールするシーンがあっても驚けない。

他の馬では逆転するまではちょっと難しい感じがするけど、約2年振りだった前走を快勝したグリュイエールは侮れない。
屈腱炎明けで結果を出すっちゅうのは並大抵のことではなく、やはり藤原英厩舎のスタッフは優秀や。激走した反動さえなければ、この馬による一角崩しがあるかもしれん。

最後に、厩舎の話を聞いた感触がマズマズだったブラックスピネルと、エアアンセムの2頭を連下候補として挙げておくよ。


◆阪神11R・マーメイドステークス

難解なハンデ戦やけど、メンバーを改めてチェックするとハンデ53キロ以上を背負う実績組と、52キロ以下の条件組とできれいに2分されとる。

こういう時は、まずどちらを上位にとるか、予想のスタンスを明確にしたほうがエエと思うで。

僕は成績とハンデを見比べた結果、今回は実績組の方を上位に取ろうと思う。よって、トーセンビクトリー、キンショーユキヒメ、ミリッサの3頭が今回の注目馬。
トップハンデはトーセンビクトリーやけど、この馬の主な重賞実績は牝馬限定のハンデGIII優勝のみ。キンショーユキヒメと同じ重賞1勝馬なうえ、さらに同斤量だった前走の直接対戦では、キンショーユキヒメの方が先着しているわけやから、トーセンビクトリーの方が1キロ見込まれた印象や。ただ、それだけハンデキャッパーの評価が高い証拠とも言える。
また、ハンデの有利不利の話でいえば、ここ3戦で2回キンショーユキヒメに先着しているにも関わらず、今回はハンデ差が3キロに広がるレイホーロマンスが一番恵まれたかもしれん。

あと、ハンデの軽い馬は馬場が悪くなるほど恩恵が大きくなるから、当日の馬場次第では評価を上げるっちゅうのも手やと思うで。軽ハンデ組の中では、色気を持って美浦から遠征してくるルネイションと、アルジャンテの2頭をオススメしておくよ。


◆阪神10R・加古川特別

冒頭でも触れたとおり、このレースは降級馬と3歳馬の2択さえ間違えなければ的中できそうな一戦。

僕は3歳馬の伸びシロに期待してオメガパフュームを最上位に評価したい。
この馬は開業記念に、父の安田隆行厩舎から翔伍厩舎に転厩した馬で、実際に翔伍厩舎の開業初勝利はこのオメガパフュームで挙げたものや。この馬の成長と共に、厩舎も大きく成長していきそうな雰囲気がある。

迎え撃つ降級4歳勢の中では、前走でこのクラスを圧勝したヘヴントゥナイトが大将格。
2着に好走した2走前と同じコース・馬場状態になりそうな点も、一度経験している強みで、この馬に有利に働くかもしれん。


◆阪神9R・生田特別

このレースは少頭数なうえ、降級したプリンスオブペスカと、アロマドゥルセの2頭、それに前走で2着に好走しているシャイニーピースとヴァントシルム、この4頭の実績が抜けている。

この4頭の順番当てのようなレースになりそうやから面白味には欠けるが、逆に本命党の人にはオススメしたいレース。

ちなみに僕の1番手は、500万下を2度勝って、さらに500万下を使えるプリンスオブペスカ。
陣営も"力勝負はOKなので道悪はむしろ大歓迎"ちゅうて自信がありそうな口ぶりやったで。



最後に日曜の鮫島厩舎やけど、この日は1頭が出走を予定しとる。

◆阪神2R・3歳未勝利

未勝利卒業にメドが立っているアメリカズハートは、成績が示すとおり脚抜きの良いダートの方がいいタイプ。今回は満を持して鞍上が畑端からミルコにスイッチするから、なんとか念願の初勝利を手にして欲しい。