寺井千万基の予想

【VIP】元調教助手・寺井千万基 フィリーズRは桜花賞のトライアルとはいえ7ハロンで勝ち負けできる馬を探すべき

どうも、寺井千万基です!

土曜日は阪神7Rで鮫島厩舎のマリエラが待望の2勝目を挙げてくれた。年明けから2桁人気馬の激走が続いていた鮫島厩舎やけど、今回のマリエラは6番人気。それでも単勝1150円、複勝470円なら配当としては十分や。
今回は距離短縮、減量騎手起用と一変する要素があったから、2桁人気馬が勝った時はまったくオススメできなかった僕でも、ある程度は予測ができたよ(笑)。※昨日公開の記事の中では『馬券圏内くらいは狙える』という評価
上手く馬券をとれた人がおるかは判らんけど、日曜も白星が計算できそうな馬が出走を予定しとるから、続けて狙ってみるのもエエと思うで。


◆中京11R・金鯱賞

今年の前評判は、4歳馬スワーヴリチャードと5歳馬サトノダイヤモンドの一騎打ちムード。
しかし、実績面では、GI2勝馬のサトノダイヤモンドの方がGI未勝利のスワーヴリチャードよりも断然上。16年と17年の有馬記念に出走していたキタサンブラックを物差しにすれば、やはりキタサンブラックに先着しとるサトノダイヤモンドの方が地力上位に映る。ただ、1番の問題はサトノダイヤモンドが海外帰り初戦だということ。実際、僕の目にも最終追い切りの動きはピリッとしていなかったように見えたから、悪いデキとは思わんけど"恥ずかしくないデキには持ってこれた"っちゅう程度なんちゃうかな。

いっぽうのスワーヴリチャードの方は、ここへ向けて態勢は万全。もちろん前哨戦だから多少のお釣りは残しとると思うけど、それを考慮しても最終追い切りの雰囲気がよかった。単走で馬ナリの調整やったけど、手脚がよく伸びて、気負いもなく気持ちよさそうに走っとったで。陣営も"キ甲が抜けて大人になって帰ってきた。全体的に成長してパワーアップしてるから、プラス体重での出走になると思うけど、すべて成長分だからまったく問題ないよ"っちゅうてこの馬の成長に目を細めとったで。

最終追い切りを見た印象と陣営の手応えから、今回に関してはスワーヴリチャードの方が先着しそう、というのが僕の結論。もちろん、本番は次だから、これがそのまま2頭の能力評価ではないっちゅうことは付け加えておくよ。

この頭数やし、馬券的にあまり手を広げられないと思うから、3番手候補は、メートルダールとダッシングブレイズの2頭に絞りたい。

金鯱賞3連覇がかかっているヤマカツエースは、優勝した過去2回のメンバーとはレベルが違いすぎるから、コース適性の高さを評価しても今回は連下候補まで。


◆阪神11R・フィリーズレビュー

桜花賞のトライアルとはいえ、あまり本番へ直結しないっちゅう印象のレースやね。
先週のチューリップ賞の結果を見てトレセン内でも"桜花賞はラッキーライラックでしょうがない"っちゅう雰囲気があるから、桜花賞を盛り上げる為にも、このフィリーズレビューかアネモネSあたりでラッキーライラックを脅かすような新星が出てくると面白いね。

ただ、馬券的なことを言えば、冒頭でも触れたように桜花賞でどうこうっちゅうよりも、7ハロンのこのレースで勝ち負けできそうな馬を探すことが的中への近道。このメンバーの中では、同じ7へロンで行なわれた紅梅ステークスの勝ち方がよかったモルトアレグロを1番手に評価したい。
この馬は関東馬だから僕のところまではなかなか話が聞こえて来ないけど、"以前はいかにもダート馬という体つきだったけど、前走あたりからスッキリと引き締まってだいぶ馬が変わってきた。今の状態なら時計の速い決着になっても対応できそうで楽しみ"っちゅうて手応えを感じていたみたいやで。

モルトアレグロと甲乙つけ難いのが2戦2勝馬のアンコールプリュと、目下3連勝中のアンヴァル。
先週のトライアルでは、牡馬・牝馬共に無敗馬が連勝を伸ばしたように、この時期の3歳馬はどんどん成長する。まだキャリアが浅く、伸びシロが十分なこの2頭は、もっと上が目指せるはず。

この3頭の他では、7ハロンの重賞ファンタジーSで小差の競馬をしとるアマルフィコーストも侮れない。
この馬のように異なる競馬場と距離でも崩れずに好走できるのは、高い能力があったればこそ。このレースと同じコースを経験しとることも、前述の3頭にはない強みや。

同じく、このコースで優勝した実績があるデルニエオールとアルモニカにも注意が必要。
まだキャリアが浅い馬同士のレースだけに、こうした経験の有無が勝敗を分ける可能性は十分に考えられる。


◆阪神10R・甲南ステークス

このレースは、クラス2戦目で慣れが見込めるモズアトラクションと、連勝中の勢いがあるストライクイーグルの2頭が有力。
もし、この2頭の間に割って入るとすれば、昨年の優勝馬カフェブリッツと、距離延長で見直せるレッドサバス。
連下候補としては、今回が昇級戦となる馬の中から、前走の勝ち方が良かったクレマンダルザスとディープオーパスを挙げておくよ。


◆阪神9R・淡路特別

前走をレコードで快勝したスプマンテは、反動もなく、中間は前走を上回る好気配。
明け4歳になっていよいよ本格化した感があり、ここから軌道に乗ってきそうな雰囲気や。

休養明けをひと叩きされたアグネスリバティとヒシマサルは、型どおり良化して上昇カーブを描いとる。

格上挑戦だった前走で3着に健闘したイチダイは、強い相手に揉まれた経験がプラスに出そう。
その前走は得意とはいえない道悪馬場だったから、自己条件に戻って乾いた馬場ならば当然勝負圏内。

頭数的にも、取り上げるのはこの4頭までやね。



最後に日曜の鮫島厩舎やけど、この日は2頭が出走を予定しとる。

◆中京6R・4歳上500万下

少し折り合いに難のあるクライシスにとって、今回の6ハロン戦はおそらくベスト条件。
最近は人気薄の激走が目立つ鮫島厩舎やけど、人気を集める馬でもシッカリと期待に応えたいところや。もちろん、条件が好転するクライシスには勝ち負けを期待しとるよ。


◆中山10R・東風S

3歳の秋以降、成績がふるわないハローユニコーンは、前走後にひと息入れてジックリと立て直された。
昨年のこの時期に500万下→オープンと連勝したように、おそらくこの季節が合うタイプ。近走の成績は冴えないけど、ハイレベルといわれる4歳世代のオープンを勝った馬やから、今のデキならばそれ相応の評価は必要やと思うで。