田原基成の予想

【VIP】競馬評論家・田原基成 福島牝馬S/東京7R 4歳以上500万下予想

【福島11R 福島牝馬S】

重賞で「ダノン」の文字列を見るのは何週連続のことだろう。

ダノンプレミアムにダノンファンタジー、ダノンキングリー。私をゲシュタルト崩壊へと誘うほどにダノンの活躍は目覚しい。

テイエムオペラオーが帝国を築いた時代、テイエムオーシャン、テイエムサウスポーと重賞ウィナーが続々誕生。ディープインパクトとカネヒキリが同世代に出現したように、同一馬主から連鎖的にメインイベンターが生まれるのははたして偶然か。人の運は、つくづく不思議なものだ。

実はこの「ダノンまつり」、5年前にもあった。

古豪ダノンシャークがマイルCSを制し、悲願のGI馬に。冬の中山ではダノンレジェンドが12番人気の低評価を覆す「圧逃劇」。仕上げはダノンプラチナによる朝日杯FS勝利だ。

金子真人ホールディングス所有馬ディープインパクトが三冠を達成したのは2005年。
同じくアパパネが三冠を達成したのは2010年。
ラブリーデイ-デニムアンドルビーで宝塚記念ワンツーを決めたのは2015年。

「個人馬主、5年周期で連鎖的爆発を起こす説」これを某番組に送ったら採用されるだろうか。こんな楽しみ方さえできる競馬……いろんな意味で「変態」な私がどっぷりハマるわけだ。

翻って、今年の福島牝馬S。

ダノングレースがいるではないか。

前述のオカルトチックな理由で本命に抜擢するなどナンセンス。4走前に当舞台で見せたパフォーマンスは特筆に値するものだった。先行馬総崩れの展開を豪快にマクリ上げ、後続を完封。クセのある福島芝1800m適性に一発回答で結果を出した。

さらに驚かされたのが前走。

西郷特別を目の当たりにしたことで、上がりの速い東京適性は皆無と判断。予想で出すことはなかったものの「勝つことはないだろう」とタカを括っていた。その結果はご存知のとおり。競走馬は進化するのだなぁ……私に子供やペットがいればそれをより実感できたのかもしれないが。

鞍上の蛯名正義は「ダノンまつり」を締め括ったダノンプラチナに騎乗。同期のレジェンド武豊が鮮やかな復活を遂げる一方でこの5年間は苦しみ抜いた。イスラボニータの馬上からアッサリ梯子を外される屈辱は、自身の手柄を上司の気分で「なかったこと」にされるようなもの。私なら耐えられる自信がない。

爆発の周期にさしかかったダノン。
先週福島民報杯を制した蛯名×国枝コンビ。
鞍上のプライドをかなぐり捨てた福島参戦。

これほどの覚悟をもった人間の「断固たる決意」を誰が無碍にできようか。蛯名正義×ダノングレースの本命に迷いはない。

【福島11R 福島牝馬S予想の印】
◎10 ダノングレース
〇5 デンコウアンジュ
▲3 ランドネ
△6 フローレスマジック
△9 ミッシングリンク

【3連複/フォーメ】10-5,3-5,3,6,9(5点)

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【東京7R 4歳以上500万下】

ハヤブサレジェンドの前走は不可解にもほどがある敗戦。あれを「2走ボケ」以外で表現するには相当に難しく、とてもじゃないが実力を出し切った競馬とは思えない。

馬場が理由? 未勝利戦をぶっちぎった良馬場ダートをマイナス材料にするには無理がある。
騎手のモチベーション? GIデーのルメールは試し乗りを必ず用意する。ただ、そうだとしたら戦法は差しを選ぶはず。

考えれば考えるほど浮かばない答え……信じるべきは過去の事実だ。未勝利戦と2走前のパフォーマンスを発揮できれば現級は楽勝可能。ピンに転ぶかパーに転ぶか。ここは良い方向に転ぶシチュエーションと判断する。

距離短縮ローテで昨春の東京を制したディーエスバズーカが相手本線。横山典×菊沢コンビの継続騎乗で臨むミッキーハイド、コース実績豊富なケイアイマリブ、ジェイケイマッチョまでをケア。

【東京7R 4歳以上500万下予想の印】
◎14 ハヤブサレジェンド
〇12 ディーエスバズーカ
▲7 ミッキーハイド
△6 ケイアイマリブ
△8 ジェイケイマッチョ

【3連複/フォーメ】14-12,7-12,7,6,8(5点)


【評論家・田原基成の太鼓判&イベント提供レース】
・東京3R→好発からの逃げ切り勝ちに期待。
・東京8R→ローテ・騎手の配置に強い勝負気配あり。
・福島12R→毎週のように高配当連発。「開催最終週を迎える福島の特別レース」を狙え!

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