田原基成の予想

【VIP】競馬評論家・田原基成 中京スポーツ杯/東京11R 節分S予想

【中京11R 中京スポーツ杯】

まずは先週、土曜東京12Rで記した私の見解をご覧いただきたい。

「ソロフレーズの前走はローカル500万下としてはハイレベルなメンバー構成。1分33秒台を記録した上位5頭は今後1000万下より上のクラスに行くと確信している。同馬は東京芝1600mで勝ち上がったようにコース適性は申し分なし。切れ味活きる開幕週の馬場なら軸不動だ」

果たして、ソロフレーズは勝利を収め500万下をクリア。東京を主戦場に使っていけば準オープンまでは楽々上がれるだろう。ダートGI馬を輩出したディープスカイ産駒だけに、ダート路線に活路を見出すパターンもありそうだ。

私がひとつめに伝えたいのは「ハイレベルレースを見極める重要性」。

このレースで2着に入ったパルマリアという馬。現オープン馬アルーシャを新馬戦で問題にせず、ジュニアCでも連対を確保した素質馬だ。あの馬もまた、準オープンまではトントン拍子で出世していくレベルにあると踏んでいる。

……が、私の目は勝ち馬に奪われてしまった。

4枠4番、トライン。

前走で記録した上がり3F32秒9の破壊力は尋常ではない。

中京芝1600m。この条件で上がり3F33秒台前半を記録し勝利を挙げた馬はわずか7頭となっている。アールデュラン、フィエロ、サトノアッシュ、レオナルド、ラビットラン、アドマイヤマーズ、ダノンチェイサー……GI馬にGI連対馬、重賞勝ち馬を含め上のクラスで活躍を見せた馬がほとんだ。

同じ上がり3F33秒台でも、競馬場や馬場傾向を考慮することで活用可能な予想ファクターへと生まれ変わる。「数字が持つ本当の意味」を徹底的に追及することで出現する重要な仮説だ。

ちなみに上記の内容は私が過去に執筆したコラム「レベルの高いレースの見つけ方」に書かれていたもの。過去の読み物をじっくり見返すことで、競馬予想への知見を深める。これが、私がふたつ目に伝えたいことだ。

ハッキリ言ってどの競馬場でも通用すると私は思っているのだが、陣営は万全を期して前走と同じ舞台を選択。普段は中央場所をメインに騎乗する藤岡佑介が遠征する点も勝負気配をより強固なものにする。

迷いはない。

トラインが私の本命だ。

相手にはこの時季要注意の「連続好走馬」2頭が中心。

小豆島特別で強力な降級馬+インディチャンプ相手に馬券圏内を確保したサウンドキアラにシュバルツボンバー。特殊な季節だからこそ、直近1カ月内の好走馬はダイレクトに評価を上げるべきだ。

【中京11R 中京スポーツ杯予想の印】
◎4 トライン
〇3 サウンドキアラ
▲5 シュバルツボンバー
△10 ダブルシャープ
△2 ロフティフレーズ
△1 アナザープラネット
△8 バケットリスト
△9 メイショウヤマホコ

【3連複/フォーメ】4-3,5-3,5,10,2,1,8,9(11点)

-------------------------------------------------------------------
【東京11R 節分S】

「鞍上が田辺裕信」

リカビトスの評価を見極めるうえで見逃せないファクターと言えよう。

ルメールが参戦する土曜東京。非重賞日に東京に来る理由は「出稼ぎ」と思われるが、メインでの騎乗馬はなし。2戦目で勝利を挙げているリカビトスがいるにもかかわらず、だ。

同馬を管理する奥村厩舎の主戦騎手は田辺裕信をおいて他ならない。ホウオウパフュームやイブキ、テンクウ……重賞に駒を進める馬の多くがこの騎手の手綱。そこには絶大なる信頼関係があるのだろう。

東京芝1600mは前走勝ち馬とタイム差なしの2着に食い込んだ条件。決め手に秀でた馬だからこそ、スロー必至の少頭数はむしろプラスと捉えられる。不思議なことに東京芝は、タテ長の展開になると差し・追込が利かなくなる傾向にあるからだ。

ヴィクトリアマイルに向け、鞍上ともども落とせない一戦。リカビトスの本命に迷いはない。

3連複フォーメーションの2列目には良馬場マイルで安定感抜群のキロハナ、7連対のうち6連対を左回りで挙げるサウスポー・エスターテを。

【東京11R 節分S予想の印】
◎3 リカビトス
〇8 キロハナ
▲4 エスターテ
△2 エントシャイデン
△7 マイネルメリエンダ
△6 ペルソナリテ
△5 ボーダーオブライフ
△1 コスモイグナーツ

【3連複/フォーメ】3-8,4-8,4,2,7,6,5,1(11点)


【評論家・田原基成の太鼓判&イベント提供レース】
・中京9R→典型的な冬馬。今回も狙える。
・中京12R→【波乱想定】3列目に穴馬多数。
・京都12R→【軸不動】以前の凡走時とはローテーションが全然違う。
・東京12R→乗り替わりが示す勝負気配。スムーズなら突き抜ける。

田原基成のプロフィールはこちら
最新無料コラム「ダノンチェイサーほか、2019きさらぎ賞出走予定馬8頭分析」
毎週木曜日18時更新!田原基成コラム一覧はこちら