白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】『チューリップ賞は桜花賞に直結するレース』(桜花賞)

今年の桜花賞にはディープインパクト産駒が6頭出走してきた。新種牡馬ではジャスタウェイの産駒が出走しているが、ロードカナロア産駒、オルフェーヴル産駒の台頭があった昨年に比べると勢いはどうしても劣る。今年はディープインパクト産駒が中心になりそうだ。

ダノンファンタジーは15番に入ったが、どちらでも行けそうな馬。内枠で揉まれるよりはスッと行ける脚があるのでこの枠はいいのではないか。過去の成績を確認してもこの枠順で勝った馬はいる。それにチューリップ賞は桜花賞に直結するレース。この馬には阪神マイル3連勝の実績がある。このコースで力を出せるだろう。追い切り前の馬体重は468キロとのことだが、レースでは460キロほどで出走できそうだ。直前は芝での追い切りだったが、川田騎手が跨った先週の時点で整っていたのだろう。

クロノジェネシスは内枠が当たった。阪神JFは真ん中の9番、加えて出遅れでしまいポジションが取れなかった。今回は内枠の好位から競馬ができそうだ。ダノンファンタジーとの半馬身差を逆転できるかはやってみなければ分からないが、状態は良さそうだ。馬体は牝馬らしい体付きで細めの腹構え。11月から馬体はほとんど変わっていない。キ甲周りが十分に盛り上がっていて完成度は高い。

グランアレグリアは前走から間隔が開いているのがどうかも、追い切り過程はGIによく馬を出す厩舎だから抜かりのないものだろう。追い切り前は少しふっくらしているようだが、調教と輸送で問題ないだろう。それに負荷もかけられている。ダノンファンタジー、グランアレグリアとも1月の早生まれ。その分、成長過程も早いのだろう。

ビーチサンバは勝ち切れない競馬が続くが大きくは負けていない。体付きは前回よりボリュームアップした印象があり、輸送等を考えればちょうどいい体付きでレースを迎えそうだ。

シゲルピンクダイヤはダイワメジャーの産駒。父にはあまり似ず馬体はすっきりしている。若干クビ差しは短いが、マイルの距離は守備範囲だろう。チューリップ賞ではダノンファンタジーと1馬身差だったが、トライアルと本番では頭数であったり枠順の差があるのがどうだろうか。

ノーワンはハーツクライの産駒。キ甲ははっきりと出ておらず成長途上の印象だ。サドラーズウェルズ、カーリアンの掛かっている配合で血統背景はしっかりしている。桜花賞だけではなくオークスでも楽しみな競走馬になるかもしれない。

プールヴィルはキ甲回りが出っぱっていて他馬よりも成長を感じる。ただ、血統から長いところ向きではなくマイルぐらいの距離が1番良さそうだ。