白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】『エアウィンザーは体がすっきりしていながらボリューム感がある』(金鯱賞)

日曜の金鯱賞にはGI馬が5頭揃った。大阪杯やドバイの前哨戦の意味合いが強いが、現時点でどれだけ仕上がっているかがポイントだろう。あとは4歳世代と5歳世代の力関係の比較、把握が大切だ。

エアウィンザーは体がすっきりしていながらボリューム感がある。トモや肩先の筋肉の付き方が素晴らしい。4連勝中と勢いがありGI馬5頭が相手でもいい競馬ができるのではないか。同馬は父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスの黄金配合。馬体は母エアメサイアよりも父キングカメハメハが出ている感じを受ける。サンデーサイレンスのスラッとした形よりはキングマンボ、ミスタープロスペクターが筋肉に結びついている。キ甲の出具合や、筋肉の張りから非常にいいものを持っていて、さらに実績を積み上げればもうひとつ上の舞台へ進めそうだ。

ギベオンは今週の調教でいい動きをしていた。6Fからビシッとやられ負荷がかけられている。引き続き2000mが舞台になるが、母父ゴーストザッパーの血からさほど気にする必要はないだろう。この馬は強い4歳世代の1頭で実績通り重賞での好走が期待できる。

リスグラシューは坂路を引っ張り切りの動きだった。体付きも牝馬ですっきりとしている。追い切った後でもアバラ骨は見えているが、中京まで輸送すればさらにすっきりしたいい状態で出走できそうだ。

ダノンプレミアムは馬体に幼さが多少残っている。調教が1本追い足りず、筋肉も多少緩い印象を受けた。ただ、能力は間違いなくある馬。強い4歳世代の1頭でダービーもほんの少ししか負けていない。ここを叩いた次でさらに良くなると思う。

ペルシアンナイトは馬なりの追い切りで若干太めの印象があった。アルアインも同様にやや太目の印象が残った。池江厩舎の2頭は本番を見据えた仕上げではないだろうか。それでも前哨戦を戦えるだけの仕上がりにはある。

モズカッチャンは追い切りでもう少し動けていい馬。牝馬にしてはまあまあ骨太で、走れるだけの体付きにはある。ただ、今回は追い切りに少し引っ掛かるところがあった。