白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】『グローリーヴェイズ・母系に流れるメジロラモーヌの血に注目』(日経新春杯)

先週の京都金杯は4歳馬パクスアメリカーナが勝利。中山金杯でも2.3着馬が4歳馬と、この世代の強さが際立つ結果に。日経新春杯も4歳馬に食指が動く。

なかでも注目したいのはディープインパクト産駒のグローリーヴェイズ。

馬体重440キロ台と決して大きい馬ではないものの、母系に牝馬三冠を制したメジロラモーヌの血が流れている。胴の伸びが物足りない印象から中距離ベストにも映るが、血統面でのひと押しで距離をこなす可能性は十分。仕上がりも良好だ。

ムイトオブリガートはキングカメハメハ系の父ルーラーシップに母父サンデーサイレンスの掛け合わせ。馬体をみると、キ甲も立派に出ていて体の造りも良い。成長力の源には4歳時の引退レースでマイルCSを勝った祖母シンコウラブリイの影響もあるのだと思う。

メイショウテッコンも4歳馬。菊花賞こそ大きく負けてしまったが、去年の冬に京都芝2400mを勝っているのだから距離はこなせる。力のある馬だし、得意の京都なら巻き返しが期待できるのではないだろうか。

馬っぷりの良さが目立ったのはシュペルミエール。筋肉の付き方も上々で緩みがないし、トモの張りもある。準オープンを勝ったばかりで斤量も55キロと手頃。この相手でも互角に戦えると思う。

アフリカンゴールドは父ステイゴールドに母父ゴーンウエスト。スプリンター・タイプを多く輩出するゴーンウエスト肌だから距離はもう少し短くても良いかなという印象を受ける。2400mを2勝しているが、いずれも下級条件。52キロのハンデを利して粘り込む競馬をすれば面白いとは思うが……。

同じステイゴールド産駒のルックトゥワイスは2500mを勝って臨む馬。こちらは距離適性に関しては申し分ない。