白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】[セントウルS]『競馬があるのは不思議な気持ち』

今週は関西に台風が直撃し、その直後に北海道で地震。まずは一連の災害で亡くなられた方に心よりご冥福を申し上げたい。

私も牧場関係者をはじめ北海道に知り合いは多く、連絡して安否を確認した。牧場の事務所では物が落ちるなどあったようだが、馬の方はどうもなかったと聞いた。水の問題など様々なことはあるが、人馬ともに無事であったことは何よりだ。

このような状況で競馬があるのは不思議な気持ちにもなるが、まずは今週も開催できることに感謝したいと思う。

それではセントウルSの話に移ろう。

まずファインニードル。高松宮記念を勝ったあと前走は香港で4着。その前走は大きく馬体重を減らした。去年のセントウルSは香港の時と同じくらいの馬体重で勝っているが、その後に成長して高松宮記念は480キロで勝っている。そして、体を減らして香港では負けた。しかし、立ち写真などを見ると今回は少しゆとりを感じる。香港での状態から少し戻ってきていると思う。レースではどの程度絞れて出られるかだろう。あとは58キロを背負う点もやや気にはなるが、このメンバーに入れば一枚上。スプリンターズSに向けて良い競馬をしてもらいたい。

ラブカンプーは3歳の牝馬。北九州記念3着。斤量は51キロから52キロに増えるが、この程度なら特に問題ない。馬体をみれば牝馬らしい線の細さはあるが、無駄肉はなく、また、キ甲が発達しており3歳馬らしくない面もある。どちらかと言えば古馬のような印象だ。一方、馬格はそれほどない420キロ台。このあたりは今回のレースに行って、どの程度響くかだろう。京都よりも輸送距離の長い阪神。ここをどうクリアするかもポイントになる。

アサクサゲンキも3歳馬で北九州記念を使って6着。父ストーミーアトランティックはその父がストームキャット。以前も話したと思うが、半姉ラビットランよりスピードを感じる血統だ。こういった短い距離は合う。前回と比べて斤量は1キロ増えて54キロだが、このくらいなら許容範囲だ。

ダイアナヘイローは短距離馬らしい体付きだが、この夏は函館で使って、次に小倉で使った。その転戦の疲れが、どの程度あるかが気になるところ。ただ、そこは懸念する材料ではあるのだが、馬体を見れば北九州記念の時がやや太め造りで、今回もやや余裕を感じる。馬体減が続くよりはマシだ。斤量も前回の55.5キロから54キロに減る。近走の成績はよくないが、そろそろ復調を期待したい。

その他では、ネロやグレイトチャーターに注目している。

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