白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】好評価!「本当に良い馬だと思う」【プロキオンS】

以前のプロキオンSは阪神で行なわれ施行時期は微妙に変化していた。現在は7月の中京に固定されており、ローテーションとしては、状況次第で10月の南部杯(盛岡)に向かうケースが増えている。今年もその流れを組む馬は出てくるのではないだろうか。

ウインムートは馬体をひと事で表すとバランスが良い。キ甲も十分に出ており、首差しも太く適当な厚さがある。トモの形もよく、前後のバランスも整っている。飛節の角度も良く、本当に良い馬だと思う。爪の形を見ても、重や不良の競馬もそう問題ないだろう。それに乗り役は和田くん。宝塚記念を勝って乗りにノッている。勝負事だ、こういった流れも大切にしたい。

サクセスエナジーは交流重賞2連勝。まだ4歳で11戦しか使っていない。若さの勢いを感じる。馬体はウインムートと同じでキ甲から首差しにかけていい感じであり、トモの筋肉もわるくない。全体として、すごくパワフルな印象を受ける。3歳秋から成績を良くしているのは、キ甲の盛り上がりなど各所の成長によって走れる状態になったからだろう。父はキンシャサノキセキ、母父ジャングルポケット。少し特徴の異なる種牡馬だが、父の方がよりよく出ているイメージだ。

ドリームキラリの母父ゴーンウエストはパワフルで距離の短いところ、父ジャイアンツコーズウェイはストームキャット産駒だが、距離は伸びても良いタイプ。ドリームキラリが近走距離を短くしているのは、ゴーンウエストの良さが出てきたからではないだろうか。馬体は6歳なのでキ甲もしっかり出ている。繋は硬めだがダート馬ということで、こういうものだろう。全体の雰囲気も良い感じになっている。

その他では、まずキングズガード。体つきはキ甲が十分に出ており、トモも良い。欲を言えばもう少し肉付きがあればいいくらいだろう。飛節はやや直飛傾向だが、別に悪いという話ではない。この条件(1400m)で崩れないのは、スピードのある血統を重ねた良さが表れているからだ。

インカンテーションの馬体は少し胴伸びをしている。またドリームキラリなどと比べると繋ぎは柔らかいイメージ。全体のイメージに悪い印象はない。経験を積んでいる馬なので、不良などの馬場悪化も対応するはずだ。

ルグランフリソンは芝の重賞にも出走していたが、今年に入ってからダートに転じた。父スマートストライクは、ダートでこそ、という感じの馬。一方、母父はシアトリカル。私は同産駒のビッグバイキング(98年京都4歳特別勝ち馬)を管理していた。この血統はヌレイエフの流れ。芝で距離は中距離も問題ない。ルグランフリソンは、そこにスマートストライクを掛け合わせている。それが、これまでの成績に表れているようだ。

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