白井寿昭の見解・予想

【白井寿昭の金言】道悪適性など、各馬の見解。

今回はエプソムC。
関東圏のレースで私が使った記憶はないが、夏前の時期でGIの前哨戦でもないことから一線級の馬はあまり出てこないレースだろう。

それでは今回は最初にダイワキャグニーの名を挙げたい。
馬体はキッチリ仕上がっており、ハリがある。道悪は少し繋ぎが緩いところがあるので心配はなくはないが、父がキングカメハメハで対応できる面も十分にある。スピードとパワフルさを兼ね備えており、それを活かして長い脚を使える馬。前走も東京で同距離を勝っており、今回も当然注目だろう。

サトノアーサーは、父ディープインパクト、母父リダウツチョイス。母父はオーストラリアで実馬を見たことがあり、ガッチリタイプのパワフルなマッチョ。サトノアーサーにはそれが出ており、イメージとしては、父よりも母父リダウツチョイスの影響を感じる。ダービーと菊花賞は成績を落としたが、胴と背中が短くマッスルな面を持つ馬体。距離を伸ばすと少し難しい面が出てくるのだろう。一方、週末は雨予報と聞いているが、爪の形を見る限り道悪は特に問題はないだろう。ソコソコの馬場なら対応できるはずだ。

グリュイエールは屈腱炎で長く休んでいたが、2年1ヶ月振りの前走を勝った。久々だったが馬体を大きく増やしていたわけではなくキッチリと仕上げていた。準オープンを勝ち上がり、これから本格的に強いメンバーと戦うことになっていく。水曜日の追い切りは坂路(不良)で52秒0-12秒6。馬場を含めて考えれば、久々を使って次のレースに向けた追い切りとして問題はない。特に反動などはないように思う。

エアアンセムは7歳馬だがキ甲が抜けていてドッシリとした馬体は印象が良い。シンボリクリスエスにサンデーサイレンスという血統だが、体型的には中距離くらいまで。今回の条件は合っている。また道悪についても馬体を見る限りそんなに下手ではないだろう。この馬もある程度は悪くなっても対応可能だ。

サーブルオールは母系にソニックレディの血統馬。母父アドマイヤベガは早くに亡くなったが、良い仔を出していた。父は売り出し中のハービンジャー。血統的な裏づけがある。また馬体もキッチリ仕上がっており、斑点も少し見えている。状態は好調だろう。ただ、少し気になるのは後ろ脚の繋。後ろのほうにベタッと沈んでいるような感じになっている。この手のタイプはヨーイドンとなったときに少しもたつくことがあり、道悪も上手いとは言い切れない。そこがどう出るかだろう。

いずれにしても日曜日は天気が崩れそう。馬場の内外や得手不得手が出てきやすい。良馬場とは異なる状況も出てくる。当日の馬場状態がカギになりそうだ。

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【馬体診断】エプソムC(白井オフィシャルサイトへ移動します)
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