藤田伸二の見解・予想

【藤田伸二の金言】逃げたい馬が多いダート戦で展開を読む方法

今週は俺が勝っとる重賞エルムSやね! 覚えている読者がどれだけいるか知らんけど、俺はこのレースを2004・2005年とパーソナルラッシュとのコンビで連覇。最初に勝ったときはまだ3歳馬やったしどうなんやろ? と思ったがポテンシャルが高い馬やったわ。

ただ、あの馬はいかんせん騎手泣かせやねん……。どういうことかというと、とにかく気ムラで走る気を起こさせるのが大変。せやから道中はずっと追い通しになる。シルクジャスティスもトウカイトリックもそうだったけど、なぜか俺のスタミナを試そうとする馬と縁があるみたいや(笑)ま、結果をみればわかるように俺が勝負に勝ったんやけどな!

さて、今日は展開について話をしたい。

今年のメンバーを見渡すと、ユースケ(藤岡騎手)が乗るドリームキラリや横山和生が騎乗するハイランドピーク、勝浦が乗るディアデルレイあたりが先手を主張したいタイプ。せやけど俺はユースケがすんなりハナを切れるんじゃないかと思っとる。

テンのスピードも理由のひとつになるが、それ以上に展開には枠順が大きく絡む。逃げたい馬が多くいるレースで「どの馬がハナに立つんだ?」と迷うときに展開読みのヒントとして注目してほしいのは枠順。特にダートは砂を被らないことが前に行く馬にとって望ましいことやから、控えて砂を被るリスクを抱える内枠の逃げ馬はなんとしてもハナを切りたいという心理が働く。

これが外枠だとどうなるか? 控えたら二束三文な馬でない限り、ガンガン押してまで先手を主張する理由はない。ハナを切る目的は砂を被らない位置で競馬をすること。その騎手心理を考えたとき、内から順にすんなりと隊列が決まっていくことが多いんだ。もちろん競馬やから例外もあるけど、道中の隊列は枠順とテンの速さ、それに騎手の力関係も影響する部分はゼロではないと思う。この3つの要素は展開を読むうえで注目してもらいたい。

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