田原基成オリジナルコラム

【無料】田原コラム テイエムジンソクほか、2018フェブラリーS出走予定馬16頭分析

フェブラリーSが行われる今週。昨年の覇者ゴールドドリームに対するは、突如として現れたダート界の新星・テイエムジンソク。その他、根岸Sで復活ののろしを上げたノンコノユメにGI制覇を余勢を駆って臨むケイティブレイブなど多士済々なメンバーが集結する。

そこで今回のコラムでは、2018フェブラリーに出走予定の16頭をあらゆる角度から分析してみたい。私なりの視点で捉える16頭の判断基準が、あなたの予想の参考になれば幸いだ。

・アウォーディー
ダート路線転向後、破竹の6連勝でGI馬まで登り詰めた馬。その後は交流重賞を中心に使われているものの、1年以上勝ち星から遠ざかってしまっている。

GI馬の底力に敬意こそ評するが、今回は芝スタートの1600m。8歳にして初めて使われる舞台適性にはどうしても疑問符が付いてしまう。外めの枠からノビノビ走れればノーチャンスとは言えないかもしれないが……。

・インカンテーション
3歳時から一線級を相手に使われてきた馬。長期休養を挟む時期もあったが、昨年のマーチS勝利をきっかけに再びトップグループへと舞い戻った。左回りのダート1600mでは【1-2-0-2】掲示板外一度のみと安定。得意条件に戻る今回、巻き返しの可能性は十分だろう。

・キングズガード
距離を延ばして臨んだ昨秋は自身の幅を広げる有意義なレース。7歳だが、まだまだ成長中といった印象だ。とはいえ今回の舞台は【0-0-0-3】と好走歴に乏しい東京ダート1600m。終いに賭ける競馬でひとつでも上の順位を目指したい。

・ケイティブレイブ
6着に敗れた昨年から1年、交流G1を2勝の実績を引っさげリベンジの舞台に臨む。力をつけてきていることは明白で、持ち前の先行力にも磨きがかかってきた印象だ。

地方交流重賞を転戦してきた馬にありがちだが、課題はスピードが要求される中央ダートへの対応。1600m以下での勝利実績は一度もなく、適性が中距離以上にあるのは間違いないところ。脚抜きの良い馬場で前がやり合う展開になると危険かもしれない。

・ゴールドドリーム
昨年の覇者がチャンピオンズC制覇の称号を追加し参戦する。【3-1-0-0】連対率100%を誇る東京ダート1600mはこの馬にとっての“庭”。連覇に向けて死角らしい死角は見当たらない。

重箱の隅をつつく部分があるとすれば、パサパサのダートで力比べになったときか。地方競馬では別馬のように低調なパフォーマンスに終始してしまうように、タフな馬場が歓迎とは言えないクチ。当日の馬場コンディションには注意を払いたいところだ。

・サウンドトゥルー
ダートGIを3勝している古豪が今年もフェブラリーSに参戦。これで5戦連続GIレースを使われる運びとなった。一連の成績が示すとおり、時計のかかるタフな馬場でこそ持ち味が活きるタイプ。そういった意味ではテイエムジンソクというノーマーク禁物の先行馬がいる点はプラスに働きそうだ。終いの脚が活きる展開になれば侮れない1頭だろう。

・サンライズノヴァ
世代屈指の東京巧者がGIの舞台へと駒を進めてきた。東京ダートでは【3-1-0-1】と、大崩れは昨年の武蔵野Sに限定。前走の走破時計が示すように高速馬場もこなせる点は大きな強みと言える。

ただ、今回はこれまで戦ってきた相手と比較してワンランクもツーランクも上のメンバーが相手。コース適性の高さと4歳の伸びシロは魅力的だが、積んできた経験値に一抹の不安が残るのもまた事実だろう。その壁を乗り越えたとしたら、向こう何年かのダート路線はこの馬の天下となりそうだ。

・テイエムジンソク
昨年5月以降、オープン特別、重賞、そしてGIと着実にステップアップ。前哨戦の東海Sを堂々たるレース運びで制し、GI獲りに王手をかけた。

目下の充実ぶりを疑う余地はないが、ここは気になる点が2つ。芝スタートの東京ダート1600mと、厳しいマークが予想される展開面だ。自身がレコード勝ちを収めているクロフネの仔だが、同産駒は東京ダート1600m重賞で【0-1-2-10】。どの角度から判断しても万全、と言い切るには躊躇してしまう印象を受ける。

・ニシケンモノノフ
スプリント路線で良績を残してきた同馬が昨年に続きフェブラリーSに参戦。その昨年は先行策で5着と、見せ場たっぷりのレース内容だった。今年は昨年以上に厳しい流れが予想されるが、1年の間にGI馬の称号を手に入れた。積み重ねた経験値を武器に昨年以上の着順を目指したいところだ。

・ノボバカラ
重賞2勝を挙げた一昨年から一転、昨年は中央場所で馬券圏内なしと厳しい戦いを強いられた。テンに行けなくなっているのは気がかりだが、4走前に2着好走歴がある左回りの1600mに活路を見出したい。

・ノンコノユメ
レコード勝ちの前走は約2年3カ月となる勝利の美酒。健在ぶりをアピールするにはこれ以上ない結果と言えるだろう。

東京ダート1600mは【4-1-1-2】と舞台設定としては申し分なし。どうしても展開待ちの脚質になってしまうものの、ハマッたときの末脚は他馬を一刀両断する破壊力を秘める。復活を遂げたGI馬の末脚が再び爆発するシチュエーションは想定しておきたい。

・ベストウォーリア
長らくダート路線を牽引してきた古豪が8歳を迎えた。中央場所でも互角に戦える力を持つが、休み明けで臨むはずだった前走根岸Sの取り消しは誤算。ぶっつけ本番で臨むプランは想定外と言えるだろう。舞台適性と強豪相手に培った経験値をアドバンテージに上位食い込みを期待したい1頭だ。

・メイショウスミトモ
低評価を覆したシリウスSから2戦、交流重賞の名古屋GPを制したことで本格化を力強くアピール。7歳にして完成を迎えた印象だ。過去の戦績から長めの距離に適性があるのは明らかだが、スタミナが要求される消耗戦はお手のもの。その展開での上位進出を虎視眈々と窺う。

・ララベル
JBCレディスクラシックを制した地方の雄が中央GIに挑む。中央場所での経験は一度もなく、牡馬混合で相手も一気に強化。決して簡単な戦いではないだろうが、持ち前の先行力を大舞台でもいかんなく発揮してもらいたい。

・レッツゴードンキ
桜花賞馬に輝いたのち、スプリントにダートと路線不問のオールラウンダーとして活躍。そして今回、約1年3カ月ぶりとなりダートに矛先を向けることとなった。

ヴィクトリアマイルを見る限り、現状1600mが長い印象は否めない。しかし、同馬にとって心強いのは初ダートで2着のJBCレディスクラシックが左回りの1600mだった点だ。外枠を引き、終いに賭ける競馬がハマれば上位進出の可能性は十分考えられる。

・ロンドンタウン
韓国遠征で大きな勲章を手にして臨んだGI戦線。厚い壁の前に跳ね返されてしまったが、前走東京大賞典では5着と一応の結果は示せたと言えるだろう。ベストは小回りコースの印象も、好走時と同じ末脚を活かす競馬で上位進出を目指したい。

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