覆面馬主7号のオフレココラム

【覆面7号オフレココラム】「ぐわらきーん!」

俺には「突然子供の頃の記憶がフラッシュバックする性質みたいなものがある」と前に書いたことがあるが、昨日の夜また来た。

多くの人が子供の頃に読んだ漫画やアニメから様々な影響を受けて育っていると思うのだが、俺が一番影響を受けた「漫画ドカベン」のとあるシーンが急にフラッシュバックしてきた。

ドカベンの中で一番影響を受けたのは「岩鬼正美」だね。

とんねるず石橋のリアル野球盤などで「ぐわらきーん!花は桜木、男は石橋」なんていうフレーズでお馴染みだとは思うが、あれも、岩鬼の打席に入るときの有名なフレーズの一つだが、岩鬼からなんの影響を受けたかというと2つある。

・悪球打ちという変な癖を背負った中でのあくなき工夫
・資産家に生まれながらも落ちこぼれとして扱われるのに、真っ直ぐな生き方

この2つが岩鬼正美から得た大きな影響の二つだが、今回なぜだかフラッシュバックしてきたのは「秘打・円舞曲・別れ」の殿馬のシーン。

土佐丸高校との死闘が繰り広げられるドカベンの中でも超名試合。
犬神というトリッキーなピッチャーが様々な細工を施し、「手が伸びたように見える投球」や「背面投げ」などを駆使するわけだが、その試合中に様々な回想シーンが入ってくるわけ。

山田の幼少期や岩鬼の幼少期。
里中の挫折や、殿馬の挫折。

山田は小さい頃にバスの事故で両親を失う際にサチ子を守り後遺症を負っていたことや、岩鬼は小さい頃におつるという家政婦に愛されて育ったことで、関西弁や貫き通す性格が養われた事。
里中は身体も小さくストレートも遅い中学時代に投手失格の烙印を押されながらも、一人で努力を続け小さな巨人になったという事や、殿馬はピアノの世界で指の短さを克服するために指の股の水かき部分を切開して広げる手術をしてまでコンクールに出たとか、なぜだかぐいぐい記憶が蘇るわけ。

そんなそれぞれのシーンが最高潮に達した延長戦で雌雄を決する事になる一打が「秘打・円舞曲・別れ」なわけ。どんな打法かといえば、ただ単にスゲー長いバットを、その長さがばれないように体の影に隠したまま構えて打席に入り、ホームベースから一番遠い所に立つわけ。小さい殿馬だから、これは外角に投げれば打てないだろ!と犬飼が投げた瞬間に隠していたバットを「ぐいーん」と見せつけ、「なんだあのバットの長さは!マジか!そのバット反則だろ!」と言わんばかりの長いバットで外角に誘い込んだストレートを「ぐわーん」という感じでライトに流し打つ!というシーン。まだラッキーゾーンのあった甲子園のフェンスにライトに回っていた犬神が上ってキャッチするも、そのままラッキーゾーンに落ちてしまいそうになる。しかし、足の甲をフェンスに引っ掛け宙吊り状態でこらえる。完全には落ちないまま助けが来るのをギリギリまで待つも、寸でのところでラッキーゾーンに落ちてしまいホームラン!となる時に、殿馬が「秘打・円舞曲・別れ」とつぶやくわけだ。

正確に覚えているわけじゃないが、こんな感じのシーンだったように思う。

なぜ、このシーンが急に思い出されたのかは全くの謎。
子供の頃はドカベンを何回も読み込み、「ほとんどの事はドカベンから学んだ」といっても過言では無いわけだが、いまなぜ、このシーンが思い出されたのか?

ちなみに、俺は巨人の星も好きだったし、キャプテンも好きだったし、あしたのジョーも好きだった。翼くんにはあまり影響は受けなかったのだが、なぜかドカベンだけは常に全巻部屋に常備し、擦り切れるほどに読んでいた。岩鬼おもしれ~、殿馬シュール~ってね。

ガキの頃にずっと野球をやっていたという事もあるのかもしれないが、野球を始めたのが先だったか、ドカベンを読んで野球がしたくなったのかは覚えていないが、野球を始めたのが小学3年の時だから、おそらくドカベンを先に読んでいたんだと思う。

土井垣を「どえがき」と呼ぶ岩鬼のずうずうしい態度は、子供心に結構斬新で、最初は礼儀がなって無い!などと言われるのだが、最後には土井垣も岩鬼の努力を認めていったり、山田にライバル心むき出しだった土井垣もそのすごさを認めていく描写なんかは、下級生が上級生にどう接すれば良いのかという点が物凄くわかりやすく書いてあった。先輩を呼び捨てにしたりタメ口をきくが、野球を愛し愛嬌たっぷりで憎めない岩鬼や殿馬のようなキャラを登場させるのは、当時の体育会の縦社会の図式の中では斬新な試みだったのだと思う。

ドカベンでの最大のライバル高は土佐丸高校なわけで、鳴門の牙と呼ばれた犬飼小次郎なんかはサウスポーの権化のようなイメージで子供心にスゲーピッチャーだなぁとか思っていた。もちろん、地区予選編での白山高校不知火とのやり取りも好きだったし、土門がいつもニギニギしていた握力強化用のゴムボールなんかは、自分でも砂鉄を集めて作ったりしてみたこともある。しかし、やはり楽しみなのは甲子園に出て土佐丸とどういう試合をするのか?という所が一番盛り上がるわけ。とはいえ、坂田三吉の「通天閣打法」なんかは、本当にできるのかどうかを練習してみたり、いわき東の緒方のフォークボールに魅了されてガキの癖にフォークボールを投げられるようになったりした事も懐かしい。弁慶高校に負けたときは衝撃的だったが、どのキャラクターも色々な事を教えてくれたという意味では、やはり、俺のバイブルはドカベンなんだと思った次第だ。

なぜ、急にドカベンを思い出したのかは判らないが、俺の脳がドカベンを欲しているのかもしれないと思い、早速アマゾンでドカベン全巻を注文した。明日には届くだろうから、一気に読みつくしてみようと思う。ただ、ドカベンを読んじまうと、あぶさんも読みたくなるし、球道くんとかも読みたくなるし、野球狂の詩とかも読みたくなるわけだよね。野球つながりだと、タッチだとかキャプテンも読みたくなる訳で、全部アマゾンで大人買いしてやろうかとも思ってるんだが、読む時間がねーんだよな・・・。最近のMAJORとかダイヤのAとかも面白いんだが、やはり、古い野球漫画も悪くないわけでね。

ちなみに、競馬のアニメって、俺の子供の頃には全然なかった気がする。ある程度大人になってからマキバオーだとか風のシルフィードだとかが発売されてたような気もするが、子供の頃にあったかな?と、そんな事を考えてたら、リングにかけろだとか、白い戦士ヤマトだとか、当時のジャンプに載ってたような漫画まで読み返したくなってきちまった。

とまぁ、競馬とは何の関係も無い話なワケだが、俺の「天邪鬼発動!」なんていうのは、岩鬼の悪球打ちに近いし、最終レースで一発逆転!などは、殿馬の「秘打!〇〇」に近いイメージだったりするわけだが、別にそんなことをしなくても凄い山田太郎にならなくちゃいけないんだろうな~とも思うわけだが、やはりどこまで行っても山田太郎にはなれない自分の性格を幼少期に気付かされちまったわけで、そんな事が馬券の買い方にも表れてるとなれば、水島新司さんには「なんてことしてくれたんだ!」と一回言っておかなくちゃいけないかもしれないね(笑)

さてさて、フランスではディープ産駒のスタディオブマンがダービーを制覇したが、大井のダービーはどの馬が制してくれるのかな?

ヤマノファイトが2冠を達成するのか、それとも、新たなチャンピオンが登場するのか?

そういや、今日から8号が地方のデータも公開するとか言ってたな。
アイツまじで気持ち悪いほどに細かいデータ持ってやがるからな、俺もちと参考にしてみっかな。

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つーか、俺も、東京ダービーの予想公開するか?
どうせ馬券は買うしね。
1号のアニキも馬券買うって言ってたし、誘ってみよっと。

という事で、日本ダービーは外したが、東京ダービーは「ぐわらきーん!どーーん!」ってな感じで取るぞ~!

じゃーな。