地方競馬コラム

2018 マイルCS南部杯(過去10年データ)

このコラムの主な内容
・徐々に速くなる傾向。
・堅めだが、極端に荒れる年もある。
・ゴールドアリュール産駒が強い。
・3歳馬の馬券対象は0頭。
・前走もハイレベルなレースに出走。
・出走予定馬

※データは東京開催の2011年を除く過去10回



■データでひも解くマイルCS南部杯

□勝ちタイム(10年)


・10年ほど前は1分36秒台前後。その後は1分35秒台に突入し、ここ2年は1分33秒台と34秒台。勝ちタイムは速くなる傾向にあり、スピード決着に対応できる能力が必要だろう。



□配当


・基本的には堅い傾向であるが、昨年の馬連万馬券、3連単12万馬券。さらに2010年の3連単130万超の特大馬券と稀に大荒れの決着となることがある。人気サイドの馬券も良いが、穴馬の可能性を感じれば押さえるのもアリだろう。



□馬券対象馬(人気別)


・馬券対象馬の60%は3番人気以内。6番人気以内であれば馬券対象の90%超を占める。3番人気以内が必ず好走するわけではなく、4番人気以下の馬にもチャンスは十分にある。



□人気別・複勝率


・1番人気の複勝率は100%。信頼度は相当だ。一方、3番人気は10%と不振。過度な期待は危険かもしれない。一方、8番人気以下はほぼ皆無。11番人気以下の馬券対象は過去10年で1頭のみ。狙いは7番人気以内になりそうだ。



□馬券対象馬(種牡馬)








・馬券対象の半数以上は、サンデーサイレンス系とミスタープロスペクター系。中でもサンデーサイレンス系のゴールドアリュール産駒は過去8回で6勝。特に強い。

・また近4年はシアトルスルー系の産駒が連続で馬券対象となっており、存在感を見せる。

・ミスタープロスペクター系は勝ち馬こそ出していないが、近6年の馬券対象馬18頭中7頭を占めている。これはサンデーサイレンス系の6頭を上回っている。

・ロベルト系は、07年、08年、09年と馬券対象を出したが、09年のサクセスブロッケンが最後。

・なお、南部杯はリピーターがとても多いレースである。必然的に血統傾向に偏りが出る点は注記しておきたい。



□馬券対象馬(年齢)


・馬券対象馬はバランスよく分散している印象で、あまり年齢面の傾向は出ていない。ただし、3歳馬の馬券対象は0頭。これは出走のボーダーライン(賞金)で3歳馬は出走自体が難しいことも理由にありそうだ。



□馬券対象馬(前走)


・中央のプロキオンSのほか、帝王賞、かしわ記念といった交流のJpnIの出走組が多く馬券対象となっている。中央の競走を除けば、いずれもレベルの高いダート戦に出走している馬が好成績だ。

・馬券対象30頭中、21頭は前走3着以内。前走二桁着順は2頭だが、キーンランドCとプロキオンSと中央の芝とダート重賞の出走馬。地方の競馬場で行なわれたレースの場合、少なくとも5着以内に入っていることがベターだ。




□騎手・複勝率(騎乗機会3回以上)


・引退したジョッキーも含んだデータだが、ほぼ中央の騎手で固められている。それだけJRA勢が優勢だ。



◆2018年 マイルCS南部杯 出馬想定・見込馬


文・編集部、地方班